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初ダンジョン

 んー、良く寝た。しっかり回復できたと思う。


 よし、働く場所を探さないとな。

 まぁ、無難なのはダンジョン都市だから冒険者だが登録の時どうするか、うむ困った。


 フリーの冒険者になりすますか。こっちの世界でも同じシステムなら行けるはず、無理なら頑張って逃げよう。


 まずはダンジョンで視察するか。


 久しぶりに来たなぁ。やっぱここはワクワク感がある。

 ふん、ゲートがあってそこで金を払うだけで入れてるようだな。前世と一緒か。


 じゃあ、そうだな。とりあえずギルドで素材を売って入るとするか。身分不詳で売れるか偵察に行こうか。


 クソゥ、進化してなかったら楽だったのにな。そうだったら絶対あの海越えられてないが。


 ふんふん、なるほど外部持ち込みも大丈夫そうだな。余ったビッグベアの毛皮を持ち込んでみる。


「なるほど、いい毛皮ですね千ブロズになります。十シルバに換金されますか?」


 俺は首を振り、拒否する。


「かしこまりました。それではこちらを。お気をつけて」


 銅貨の入った小袋を受け取り、俺は換金所を後にする。ギルドの外にあるから無駄ないざこざもなくて助かるな。


 俺は次にゲートに向かった。


 順番待ちなげーな。そらそうか、ダンジョン都市の稼ぎはここがメイン各国から冒険者が集う上にここは初級ダンジョン、最も人が集まる。


 中級以上は冒険者の資格が必要だからな。


 ここには狩人、冒険者志望の学生、怖いもの見たさの若者などが集う。


「おいおっさん!! 順番譲れよ」


 ん? 俺の事か。まぁ厄介事は面倒だし譲っとくか。


「へへ!! 情けねぇな、そんなんじゃ一階層でギブじゃねーか?」


 若者が蹴りを繰り出してくる。まずい、皮膚感で人じゃない事がバレると面倒だ。亜人の何倍も鱗が硬いから相手が怪我しかねない。


 すっと躱す。ただひたすらに躱す。


「何者だよおっさん」


 肩で息を切らせながら、若者はそう問いかける。すまん喋れんのだ。


 俺はガン無視で列に並び直した。只者ではないと思ったのか逃げていった。


 良かった、掴み掛かられてマフラーを取られそうになったらバレないように落とさないといけないところだった。


 ハプニングはあったがようやくゲートに辿り着いた。


「十ブロズね」


 十ブロズを置いて中に入る、エレベーターに数人で乗り込むと大きな金属音をたてて一階層へと降っていった。


 一階層は暗がりの洞窟。光る水晶がボンヤリと道を照らす。


 これだけをとって帰ろうとする冒険者もいるが、なぜか消えて無くなってしまう。


 基本的にはドロップ品と呼ばれるもの、宝箱内のアイテム以外は持ち帰ることができない。


 ちなみにモンスターは死後光の粒子となって消える。


 不思議で解明されていない事が多いが生命説や、魔素による魔界への入口説、等だ。まぁその辺は学者に考えてもらって俺たちは富を傍受すれば良い。


 利用価値があるものは使わないとな。


 さ、まずはダンジョンのマッピングでも楽しみますか!!

 

 やはり年始は眠いですね、明日からシャキッと頑張りますよ!!

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