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第0章 怪盗伝説の始まり



答えを求めて、生き続けているのかもしれない。


つまらない、刺激のない何も起こらない

平和な人生を求める者もいれば


出会い、争い、飽きのない毎日

充実した人生を求める者もいるだろう。


俺はどちらを求めているのか。

それはこれから分かると信じて

今日も生き続け明日に命を繋げる毎日。


そんな日々に退屈していた時、

俺に答えを与えてくれる出会いが訪れた。


中学3年の夏、8月18日。

俺、葉宮椋太は罪を犯した。


叫びたくなるくらいの罪を……



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