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父の書斎

新暦983年五月某日…研究室にて

「空間内魔力密度よし、魔法陣正常起動、転移魔法『テレポーテーション』開始」

俺は今、特級空間魔法『テレポーテーション』の最終試験をしている。

この魔法は約1000年前の大戦で失われてしまったで、対象を特殊な魔力に変換し、それを転移先で召喚し、具現化するという魔法だ。

なぜ、それを俺が知っているか、それは病気で死んだらしい俺の父に秘密がある。

俺の父は俺が生まれた時にはもういなかった、母の話では長い旅に出かけたらしい。

ちなみに母は750年前に病気で死んだ。

そんな実家にある父の書斎には大量の魔法に関する書物があり、一つ一つがとても詳しく書いてあった。

この魔法もそこに書いてあったものを実際にやってみただけだった。


――――――――――――――――――――


あたりが光に包まれた後、目に入ったのは少し埃くさい場所だった。そこには机と棚、そして大量の書物が入っている箱がある、父の書斎だ。実験は成功したらしい。

ここをなぜ転移魔法の目的地にしたか、それには理由がある。

一つ目は、ここが一番どこかわかりやすく、目的地として設定しやすかったから、もう一つは、ここにある大量の書物を持っていくためだ。

とりあえず、最近覚えた上級空間魔法の『アイテムボックス』で部屋にあるものをすべて回収していく。

回収しているときに、いかがわしいものも一瞬見えたけど俺は気にしなかった。

というか100枚に2枚くらい魔法に関係ないのが入っているのだが…気にしたら負けなのだろう。


――――――――――――――――――――


片付けること1.5時間…最後の一枚を入れた俺は部屋全体がぼんやり光っているのに気が付いた。

(ん?なんだ?)

光っている原因を見つけるまで5秒かかり、理解するのに3秒もかかった、

部屋全体が超大型転移魔方陣で覆われていた。

しまった、ともう頃は部屋は光に包まれていた。


――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――

 名前:カイト

 レベル:87

 HP:8039

 MP:12250

 EXP:672834

 特殊:風系魔法[特級]・土系魔法[上級]・火系魔法[上級]・水系魔法[特級]・

補助魔法[特級]・回復魔法[特級]・精製[上級]・空間魔法[特級]←new!

 称号:悠遠を生きるもの・魔法士・魔術師・錬金術師・杖士・教授

――――――――――――――――――――

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