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悠遠を生きるもの

新暦983年四月某日…魔法大学にて

「今日は上級補助魔法について講義します」

もう何回も聞いたチャイムが鳴り終わった後、俺はいつものように講義を開始した、ちなみに今日は中級補助魔法『オールアップ』を覚えるまで帰らせないつもりだ。

その間、ほかのクラスならいろいろと考えて待っているところだが…

「【カイト】教授、終わりました。」

このクラスではもう終わるやつがいる

「おう、頑張ったな【アジニ―】」

「いえいえ、これくらい簡単ですよ」

こいつは一年の中でぶっちぎりで成績がいい。

根からの天才というやつだ。

「今回はどうだった?」

「意外と簡単でした、次は火系魔法をやりたいです」

「火系はお前の十八番だろ」

「ばれちゃいましたか」

そんなアジニ―と話していると、ほかの生徒も続々とやってきた。

「はい、それではできたやつは終わりにしてよし」

生徒から歓声が上がる、講義は大体こんな感じだ。

そしてここからが俺の本職だ。

歩いて3分ほどの研究室にこもり、魔法陣を作る。

この研究室は、中央に魔石を設置することで、魔法は一定時間たつと消えて魔力に還元されるようになる、という極めて高性能な研究室だ。

普通に借りると月に金貨10枚は必要なここを俺はただで借りているわけだがそれには理由がある。

1000年前の魔法を復活させ、魔力をほとんど必要とせずに魔法が使える研究室を作り、近代魔法史の基礎を作った悠遠を生きる男。


【魔法大学名誉教授『千古不易』のカイト】これがおれの名前だ。


――――――――――――――――――――

 名前:カイト

 レベル:87

 HP:8039

 MP:12250

 EXP:672834

 特殊:風系魔法[特級]・土系魔法[上級]・火系魔法[上級]・水系魔法[特級]・

補助魔法[特級]・回復魔法[特級]・精製[上級]

 称号:悠遠を生きるもの・魔法士・魔術師・錬金術師・杖士・教授

――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――

 名前:アジニ―

 レベル:14

 HP:263

 MP:378

 EXP:3018

 特殊:風系魔法[中級]・土系魔法[中級]・火系魔法[上級]・水系魔法[中級]・

補助魔法[上級]・回復魔法[初級]・闇系魔法[初級]・空間魔法[上級]

 称号:魔法大学主席・天才

――――――――――――――――――――



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