表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/18

閑話


ダンジョン初挑戦から3ヶ月、俺はダンジョンに籠りる、帰る、怠ける、籠る、帰る、怠ける、を永遠と繰り返していた。ランキングは1452位。異例の大躍進で注目の的となっている。普通に有名人になってしまった。おかげで街中で変な奴に絡まれたりすることはほとんど無くなった。


他に変わったことといえば、なんとなく酒場のフィアがお気に入りになり、頻繁に通うようになったせいで、酒場でリーシャと頻繁に会うようになったことくらいだ。


リーシャはさばさばした性格で、明るく、酒が入ると多少うるさくもあるが、思ったことがあれば変に我慢して溜め込んだりせずすぐに口に出してくれるので、人付き合いに疎い俺にとって、非常に助かる。


俺を虐めていたやつがそうだったせいか、無駄に可愛い子ぶるやつとか、熱い化粧とかぬったっくってるやつとか、そういう女が大嫌いなのだが、その点でもリーシャは可愛い子ぶったりしないし、完全ノーメイク、話し方も適当、俺にとってものすごく付き合いやすい女の子だ。


リーシャの連れでのおっさん達とも良く話すようになった。おっさん達も皆、気の良い人達で、結構仲良くやれている。


この3ヶ月で何か問題があるとすれば、それはダンジョンについてだ。魔物が弱すぎる。


もっと強い魔物と闘いたいのだ。しかし、もっと下層に行くにしても、あまり下に行き過ぎると万一何かあった時に戻ってこれないのではないかと、90階層より下には行けてい。


ビビッているように聞こえるかもしれないが、別にビビッてはいない。正直もっと下に潜りたくてうずうずしている。


だけど、90階層より下は何か雰囲気が違う気がするのだ。なんとなく良くない予感がする。


それに、俺は圧倒的にダンジョン経験が足りていない。


ハイペースでがんがん下層に下りて来はしたが、知識としてはビギナーが最初、基本的に教えられていることくらいしか知らない。


ダンジョンにどんな落とし穴が存在するのか、何に気を付けるべきなのか、など、自分で学べたことは皆無だ。危なかったことが一度もないせいだと思う。


仲間がいれば、俺なんかよりよっぽどダンジョンに精通しているだろうし、不測の事態があっても二人以上でいれば、多少であれば何とかなるだろう。


要するに仲間が欲しい。90層より下に潜る為、仲間が欲しいなぁ、と思い始めるこの頃です。

情報を上手く入れて行くのが出来ず、こんな方法をとらせてもらいました。やっぱり物語書くって本当に難しい・・・。

作者の無能をお許し下さい(T_T)

本編は次にあります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ