No 01 日常
小説投稿初挑戦です!
小説書くのって難しいですね。
学校の校舎裏に連れ込まれている俺、周りには男子が3人と女子が2人。
これから始まるのは喧嘩、ではなく一方的な暴行だ。さあ、蹂躙の始まりだ!・・・・。もちろんやられるのは俺。
「おい相沢よぉ〜」
3人の男子の中で1番背の高い奴が最初に口を開いた。なぜか高校2年生でありながらサッカー部主将の樋口だ。後の2人は名前覚えてない。樋口の金魚の糞だ。
「・・・・。」
こいつ口臭ぇな・・・。ちゃんと歯磨けよ・・・それとも内臓疾患ですか?
「おーい!出席番号1番、強姦野郎の、相沢 空我くーん!!」
「・・・何だよ。つーか俺は強姦野郎じゃねぇから。」
「お前さぁ、最近調子乗ってねぇか? オラァ!!」
「うぐっ」
問答無用、いきなり殴られる。鳩尾に入ってしまい痛みに耐えきれず思わず蹲る。昼は何も食っていないため、胃液だけが逆流し、口から垂れる。
「何呻いてんだよ気持ち悪りぃなぁ! 」
俺が呻く要因となった奴が気持ち悪いなどと宣う。なんて理不尽。
「ぐがっ」
そこからさらに蹴り。しっかりと顎に入れられ仰向けに倒されてしまう。
「キャハハ、だっさーい。」
「ぐがっ、だって。豚みたいじゃね?てかそのもの?」
揺れる視界には笑っている金魚の糞2匹とビッチ2匹が写り込んでいる。
その後は笑って見ていた4人も俺への暴行に加わり、散々蹴られ地面を転がされた。暫くして疲れたのか満足したのか、樋口とそのうんこ達とビッチ共は笑いながら去っていった。
「痛ぇ・・・。はぁ・・・。せめてもう少し加減しろよ・・・。」
俺は校舎裏であおむけで空を見上げながら一人つぶやいた。
制服は砂にまみれ、体には痣だらけ、口の中が切れていて血の味がする。
俺は虐めにあっている。理由はデブだから、アニオタだから、調子乗ってるから、変態だから、強姦最低野郎だから、最近言われたのはこんなところか。
デブだから虐める、小学生かよ(笑) アニオタだから虐める、趣味は人それぞれだろ。調子乗ってるから虐める、調子乗ってるとはなんぞや?俺からすれば調子乗ってるのは完全にあちらさんだ。変態だから虐める、意味わからんいつから俺は変態になった。強姦最低野郎だから虐める、事実であるのならばある程度は仕方がないのかもしれないが、俺は童貞だ・・・。
こうして考えてみるとやはり実に理不尽だ。入学当初、学校はほぼすべて寝て過ごし、家に帰ってからアニメを観てラノベを読んで朝まで過ごしまた学校で寝て過ごす。確かに不健康極まりない生活ではあるし、そのせいで不健康の塊のような体形になり、イケメンだと自負していた顔は白豚の様になってしまった。
だが、成績は常に学年トップ。入学から約1年間、高校生活で他人に迷惑をかけたことは一度もない。少なくともクラスメイトが俺を傷つけていい理由など無いはずだ。
最初はまだマシだった。陰口を叩かれる程度、もともとあまりクラスメイトと関わりを持っていなかった俺にとっては大したダメージではなかった。
だが俺が何の反応も示さないのが面白くなかったのか行為は徐々にエスカレートしていった。
物が無くなり出した。これについてはもともと学校に持って来ているものは授業道具が主だから、授業中寝ているだけの俺には教科書が無くなろうがペンケースが無くなろうがあまり関係はなかった。
机の中に虫の死骸が入っていた。これは中々に気持ち悪かったが、持って来る方も面倒くさいのだろう。俺が慣れてしまい反応が薄くなると早々に無くなった。
靴の中や椅子の上に画鋲が立っていた。悪質ではあるが、2度目以降はひっかかることが無いのですぐに終わった。
そして直接的な暴力が始まった。こればかりは無視しようもなかった。殴られれば痛いし怪我をすれば治るまでは辛い。
暴力も徐々にエスカレートし、顔にも傷ができるようになった。
教師連中は気付きながらもスルー。
両親は何故か俺を毛嫌いし弟を溺愛している。俺の怪我など眼中に無い。
そんな理不尽な日常を送りそして今。今まで徐々にエスカレートしてきた俺に対するいじめだが、これ以上悪化するとさすがにまずいと思い始める。何か対策はないものか、あればとっくにやってるけど・・・。ん?何か目がおかし・・・ッ!突然視界が歪み始めた。揺れるではなく文字通り歪む、だ。何だこれ、気持ち悪い。動悸が激しい。吐き気がする。さっき殴られたせいか?マジでヤバいこれ!耳鳴りが酷い目がチカチカする頭が痛い!くっそ・・・。
ここで俺の視界はブラックアウトした。
とりあえずでもここまで読んで頂き、本当にありがとうございます(≧∀≦)
果たしてここまで読んでくれる方がいるのかw
作者は小説投稿初めてで、ちゃんと書けている自身が全くありません。
感想、特に理由込みでの面白く無かったって奴をお待ちしています。
もちろん面白いって感想も欲しいですが・・・。