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ジノちゃんと鬼神Jr

うーん、描写とか難しいなあ

「ちょちょっちょおおおおお!!!!!!!!!!噛むの待ってえええええ!!!!!!!!!」






やっほー!ジノちゃんだよ!ただ今、命の危機でござる!!!


あたしってば攻撃力やばいのに防御皆無なんだよね!!いえい!!








『グルウウウウアアアアアアッッ!!!!』




「うわぁっ!近寄んなタコ!!!!」


てかマジでやべえぜ、うなり声怖すぎだろ…

あれ、絶対雑魚モンスターじゃあないぜ…

見た感じ速そうだし、殴る前に噛まれるかもな…



そんな事考える暇もなく、獣は俺との差をじりじりと詰めてくる。




俺の異世界生活、こんな所で終わんのか?そりゃあ勘弁だぜ…

こんなんじゃあ…まだ……





「きみっ!!!!大丈夫かい!!??今助けるよ!!!」




「大丈夫じゃーねーよ!!!!!目ん玉ついてんのかァ!!!!!」




おっと、誰かは知らねーが助っ人が来たみたいだぜ。


いやはや、少女ってのはどうも擁護欲を誘うようだな!!!!




「ふっ、はぁあッ!!!」



なんと、そいつは異常な速さの剣撃を繰り出した。




「グルルルアガァッ!!!!」






現れた奴は、腰に差していた長剣で、一太刀で獣を真っ二つにしてしまった。





「大丈夫かい?怪我は?」




上から目線に少しいらつきながらも、お礼は言っとく事にした。




「うるせえ!助けろなんて言ってねーよ!!!ありがと!!!!!」





そいつは苦笑しながら剣を鞘に収めた。






















僕はルーク。冒険者をしています。

実は最近この街の近くの森で、

Bランク級の魔物が出現していて、たくさん被害が出てるそうなんだ。

この街にいる冒険者の中でAランクなのは僕だけだから、

僕に討伐依頼が出てたんだ。




そしてさっき森を歩いてたらなんと、

幼い少女がそのモンスターに襲われかけてるじゃあないか!

それにとても怯えている。

すぐに助けてあげよう。





「きみっ!!!!大丈夫かい??」




僕が声をかけると少女はこちらを見た。

10歳前後くらいの子だ。

美しい赤髪に透き通った白い肌はさながら妖精のようだ。



どうしようか、めっちゃかわいい。






「大丈夫じゃあねーよ!!!!!目ん玉ついてんのかァ!!!!」



発せられた言葉はおよそ妖精のそれとは程遠いものだった。


まあ、外見と中身の相違など、よくあることだ。




とりあえず、B級など、相手にもならないので、剣を抜くと同時に切りつけて体を切断した。



僕のした事を見て一瞬少女が目を輝かせたが、すぐに逸らしていた。




「助けてくれなんて言ってねーよ!!!ありがと!!!!!」




怒ったような調子でそう言うと、少女は僕ににウインクした



この時、少女目が潤んでいたのを見逃さなかったので、心から助けてよかったと思えた。ふふっ。







困っている人は必ず助ける。これが僕の矜持だ。






なぜなら僕は、この街の英雄である、鬼神の息子なのだから。



せんきゅーふぉーりーでぃんぐ

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