ジノちゃんと遭遇
うーん、1話長くするの難しいなあ
やっほー!ジノちゃんです!
なんだかんだ冒険者登録できたけど、なんだか大変なことしちゃったみたい!てへっ。
でもでも、ジノちゃんの冒険は今から始まるから!
何があろうと邪魔する人はねじ伏せちゃうよ☆
はい前回のおさらい終わりィ!!!!
「おばさんおはよう。」
この世界初めての朝だ。俺はなんだか感動しちゃってるけど、表情には出さない。
ちなみに、今は食堂で朝飯食ってるよ!銅貨2枚!安いのかは分からん!
「あらジノちゃんおはよう!今日もかわいいわねーうりうり」
そう言っておばさんは俺の頭を撫でた
正直嫌な気はしなかったので、なすがままである。
「昨日夕方にどこかへ行ってたみたいだけど、今日もお出かけするのかい?」
ふぅ、どうやらギルド長ボコボコ事件は噂にはなってないんだな!
「うん!今日は少し街の外に行ってみようとおもうんだ!たのしみ!」
もちろんギルドの仕事である。昨日帰り際に良さそうな仕事をレフェリーのお姉さんから貰ってきたのだ。
「そうなのかい?女の子1人じゃあ危ないから、あんまり遠くへ行くんじゃないよ?」
おばさんは心配そうに俺の目をのぞき込んだ。逸らした。
「了解ですっ。ジノはか弱き乙女なのですから、危険は冒しませんよ!」
さて、飯も食って元気がでてきたので、ここらで冒険に行きましょうかね!
宿を出て街の門を目指す。
町行く人々が俺を見て目を丸くしたり、冒険者らしき男が話しかけようとしたりするが、すべて無視した。
全く、確かに赤い髪の毛はあんまり見ないけど、そんなに珍しがることでもないだろうに!失礼な奴らだな!
門のところに着いた。
あいも変わらず呆けた門番が二人、脇にたっている。
「お嬢さん、出てくのはいいけど、帰るときは日が沈むまでに帰ってこないと、門が閉まるから気をつけろよ。あと、誘拐にもな。特に、お前さんみたいにかわいい子は狙われるからよ。」
と、右の門番が言った。
「わかりました!ありがと!えへへ!」
笑顔でそう言ってやると門番は顔を赤くして小さく頷いた。
ちょろいものだぜ。
仕事の内容はコロルの角4つの採集だった。
コロルってのは小さい四つん這いの生き物らしいが、まったく見当がつかん。
だってみたことないもん。
15分くらい歩いて森に入った
「うわぁすっげぇ」
この世界3回目の(以下略
森の中は静かで、たまに鳥が羽ばたく音が聞こえるくらいだ。あとは木々が風に揺れるだけ。
「ここにコロルが生息してるらしいんだけど、どこだ?」
ギルドの女の話ではこの森、セレネの森には新米冒険者が仕事をする時に相手にするモンスターがほとんど存在するはずなのだが。
しかし、現在は異様なほどの静寂に包まれていて、すごく嫌な気配を感じる…
「ガアアッ!!!!」
その時、牙をむきだしにした体長5メートルはあろうかという狼のようなバケモノが俺に襲いかかった
しまった。
完全に油断していた。思考に囚われて警戒していなかった。やべえ!殺られる!!!
「待て待て待て待てーーーー!!!!!噛むの待ってー!!!!!」
俺は忘れてたんだ、ここ、日本じゃないんだ。
闘わねえと。殺られる。
つぎはもっと長くするよ!
読んでくれてありがとう!