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アゾットシリーズ  作者: 白笹 那智
アゾットⅡ -踊る水銀ー
39/46

機動要塞とダンスパーティ 後編

 ナースホルンの巨体が足掻くたびに瓦礫が崩れ、大地の怒りの様な地鳴りが響く。


『右脇が空くぞ。クラース、RPG。二秒後、セット』


 ナースホルンの後方にあるビルの三階からクラースと呼ばれた隊員が顔を出すのと、土煙を巻き上げながら大木の様な右腕が引き上げられるのはほぼ同時であった。クラースは対戦車ロケット砲を構え、右腕部の付け根、脇の下を狙って引き金を引く。タイミングを計ったように接合部が露わになり、装甲の隙間に砲弾が滑り込んだ。


『おぉお!?』


 弾ける爆炎。黒い巨神から驚愕の声が漏れる。接合部に打撃を受けた右腕はだらりと落ち、長い砲身の先をアスファルトにこすり付ける。伝達系に異常が生じ、操作不能に陥ったようだった。


「す、凄い。一瞬で右腕破壊とは……」


 ビルの合間に身を潜めたハンヴィーの中で幹耶が声を上げる。見ているのはあちこちに設置されている監視カメラ映像の一つだ。


『はしゃいでるわね、シャルルン。デカいのを相手にするのは嫌だったんじゃなかったのー?』

『よせよ、俺は化け物の相手に嫌気がさしただけだ。だがあれは人が造った兵器。じゃあ、人に壊せない道理はねぇよなぁ?』


 ナースホルンの右腕付け根から炸裂音が響き、腕が地に落ちた。荷物になった右腕をパージしたようだ。


『こっの蛆虫どもがぁ! 磨り潰すぞぉ!!』


 怒りの咆哮が夏の空を震わせる。「とうとう蛆虫かぁ」と真斗は肩を揺らした。

 瓦礫を踏み潰しながらナースホルンが前進を始める。


『レイジ。三秒後、D―4、十字路に向けてMG斉射。照準はバベルに表示する。クライツ。四秒後にATGM。誘導カット。マーカーに向かって真っ直ぐ撃て。射撃後は即移動。セット!』


 アスファルトを薄氷のように砕きながら突き進むナースホルンが大きな十字路に差し掛かった瞬間、左右から重機関銃の弾丸と対戦車ミサイルの弾頭が降り注いだ。車体側面の二十㎜バルカンを一基ずつ破壊され、ナースホルンから驚きと怒りの呻きが溢れ出る。


『おーいクライツ、反撃来るぞ。ボルシチになりたくなければもっと足を回せ』


 シャルムの言葉から二秒後、ナースホルンが飛んできたミサイルの弾道を計算。野太い左腕を水平に向け、算出された射撃ポイントへ向けて、一五五㎜ライフルカノンを放つ。

 砲弾の直撃を受けたビルに大穴が空く。ナースホルンは各種センサーで瓦礫の山を走査するが、しかし反撃の成果は認められなかった。


『くそっ、忌々しい……!』


 戦場と言う盤上を支配したシャルムの指し手は止まらない。


『また右折するな。ペイジ、迫撃砲、四秒後にD―5。二発撃て。キャクストンは移動だ。南へ三ブロック、ビルを昇って屋上に出ろ。セット』


 ポップコーンの弾けるような音が鳴り、弓形の軌道を描いて砲弾が飛んでいく。それに反応したバルカンが火を噴き、砲弾を迎撃した。

 しかし、その未来はシャルムに〝見えていた〟。爆炎の裏に隠れたもう一つの砲弾が二十㎜バルカンを捕え、爆散する。


『なっ、なんだこれは! どんな手品だ……っ!?』


 歯噛みするような声が黒い巨神から溢れ出る。


 進行方向に〝置く〟ようにして放たれた銃弾とミサイル。躱される反撃。迎撃を先読みしたような迫撃砲の二連撃。そもそも迫撃砲など、移動目標に精密射撃をするような兵器ではない。それでもこの精度だ。


 偏差射撃ではない。動きの先読みでも足りない。まるで、こちらの動きが全て見透かされているような気分だった。


 一つ目の曲がり角でもそうだ。進行方向を先読みしたのは良い。歩兵の迫撃砲程度でビルが崩れたのもまぁ良しとしよう。だが、ビルに右手を掛ける事を知っていたかの様な、あのタイミングはどうだ。


 ナースホルンの搭乗者の胸中に黒い靄がかかる。それは〝嫌な予感〟と呼ばれる物だった。


『よぉし、良いダンスだお前ら。そのまま踊り続けろ』


 悪役の様な声を上げるシャルムに、火蓮が茶化すように口笛を鳴らす。


「おー怖ぇ。やっぱゲリラ戦をやらせたら右に出る者は居ねぇな」

「お雪たちは上手くやっているかしら」


 真斗の言葉に幹耶が応える。


「あちらも市街地に入ったみたいですね……って、ちょ、ここは。またあの人は……!!」


「え、なに? どうしたの?」


 首を傾げる真斗に向けて、幹耶は「何でもないですよ」と微笑みかける。とりあえず誤魔化しておくのが良いと思ったからだ。

 それにしても、と思う。天白雪鱗という人間が一体どのような思考回路を持っているのか、幹耶には未だに理解しきれない。


 どうやら雪鱗は、またもや一般人を大いに巻き込むつもりのようだった。


『ペイジ。F―4、ポイントBに移動。途中でMGの弾を拾って行け。クライツ。ジャベリンだ。四秒後に背中の煙突にくれてやれ。レイジ、移動終わってるな? RPG、三秒後だ。セット。足を止めるなよ野郎ども。 カーテンコールはまだ先だ!』


 三人がそんな会話をしている合間にも、シャルムの指揮の下で調査部隊は四方八方からナースホルンに砲火を浴びせ続ける。次々に二十㎜バルカンは役目を果たせなくなり、残された左腕も攻撃を受け続け、関節部に不具合が生じ始めていた。


『えぇい! クソがぁ!!』


 激昂するナースホルンの外部カメラに、初めて一つの人影が過る。野戦服に身を包んだその腕には首からライフルを下げたペガサスの部隊章。その下には二七という数字があった。


『調査部隊の二七……。貴様の仕業か! 〈指先(タイニー)幸運(フォーチュン)〉、シャルム・シャッツァー!!』


「あっちゃー。バレちまったか」


 悪戯を見咎められた子供の様に、シャルムは肩を竦めて低く嗤う。その未来も視えていた。


 調査部隊二七番隊隊長、シャルム・シャッツァーもまた真斗たちを同じくアンジュである。その能力は〝五秒未来視〟のアーツ、〈タイニーフォーチュン〉。


 元は清掃部隊に所属していた彼であるが、その能力はポリューションの様な敵と正面切って戦いを挑むための物ではなかった。未来が視えていようとも、対応する術が無ければ意味は無い。ピンキーを去り、調査部隊の隊長となって、初めてその才覚は花開いたのだ。


 未来を覗き見し、敵の動きを支配し、物陰に隠れて的確に攻撃を加えていく。そんな一方的なゲリラ戦闘こそがタイニーフォーチュンの真価であった。バベルの視覚情報共有化と即時情報伝達システムが、その制圧力に拍車をかける。


 ナースホルンは足を止め、カメラをサーモセンサーと動体センサーに切り替える。本来ならば市街地に入った瞬間に切り替えるべきであった。敵は真斗たちだけ、と思い込んでいたナースホルン搭乗者のミスだ。


 カメラがようやく亡霊の正体を捕えた。周囲のビルの中。その屋上。細い路地裏。至る所に反応がある。


『おいピンキー! これは俺らとお前らのゲームのはずだろうが! どういうつもりだ!?』

「おいおい、甘っちょろい事言ってんじゃないよ」


 怒号を上げるナースホルンに向かって、軽薄な声が浴びせられる。声の主はナースホルン正面にあるビルの屋上に立ったシャルムだった。ざらついた無精ひげを撫で、口端を歪めている。


「戦いってのはカードの切りあいだ。どれだけの手札を用意できるか、それで勝負は決まるんだよ。正々堂々とか言うつもりか? そんなもんは、そこらの野良犬にでもくれてやれ」

『……ルール違反だな』

「はぁ? 勘弁してくれよ。飛び入り参加が認められていないなんて聞いてねぇぞ?」


 二人のやり取り聞いていた真斗が噴き出した。目端を指で拭い「シャルルン、変わらないわね」と呟く。


『いいや、駄目だな。煩い小蝿にはご退場願うとしようか!!』


 ナースホルンの巨体から次々にワスプミサイルが射出される。ほぼ同時に放たれた銃撃により半分程度は即座に破壊されたが、残ったワスプミサイルはサーモセンサーで捉えた調査部隊の隊員たちを目掛けて飛んでいく。


『火蓮―。よろしく頼むぜぇ』

『あいあい』


 火蓮がそんな軽い返事を返すと同時に、ワスプミサイルのセンサーに異常が起きた。目標が急激に増加したのだ。


 小型軽量を追求したワスプミサイルのセンサーは高精度ではない。見事に幻惑されたミサイルは行き場を見失い、一番近い目標に向かって飛んでいく。果たしてミサイルが行き着いたのは火蓮が作り出した、人肌程度に温度を調整した特製炎人形であった。


 全てのミサイルが無駄撃ちに終わり、後には炎の残滓だけが残された。


『ばっ、かな……!?』


「言ったはずだな、戦いは手札の数で決まるんだ。残念ながら俺達はヒーローじゃない。突然覚醒して時間を止められるようになったりはしないし、不思議な光で力の不条理に逆らう一撃を放てたりもしない。俺達は、持てるカードの全てを使い」


 シャルムはゆっくりと腕を上げ


「合理的に、お前を倒す」


 そして振り下ろす。


 瞬間、ナースホルンを無数の砲弾が襲った。RPG、ATGM、MGの弾丸。人間の持ちうる、あらゆる牙が黒い巨神に突き立てられる。


『グオオォォォ!?』


 巨体を包む爆炎。轟く咆哮。ついに左腕も地に落ち、大地を激しく揺るがした。

 調査部隊の隊員たちが歓声を上げる。

 両腕を失い、二十㎜バルカンも殆どが大破。満身創痍の姿に勝利を確信し、沸き立っている。


 しかし、ナースホルンは何も諦めてなどいなかった。


『……もういい。もう解った。もう十分だ! 全員ここで砕け散れ!!』

『撃つか……! 全員耳を塞げ、身を伏せろ!』


 シャルムが言い終わると同時に、ナースホルンの背にある二四〇㎜カノン〝ラショナル・ドーラ〟が蠢く。


 そして、空を砕いた。


 放たれる二発の砲弾。爆炎で夏の空を紅く染め上げ、砲撃の衝撃に大地が悲鳴を上げた。


「何を……」


 そう呟くシャルムの脳裏に、ある光景が浮かび上がる。しかしタイニーフォーチュンに頼らずとも、予想はできる。


 真上に放たれた砲弾の行く先は、誰でも解る。


 大気を切り裂き、怪鳥の鳴き声のような異音を発しながら砲弾が帰ってくる。

 それはまさに、黒い巨神の怒りであった。


『デカいの来るぞ! 衝撃に備えろ、下手に動くなよ!?』


 シャルム眼に、重迫撃砲の砲弾が隊員たちの居るビルに直撃する未来は視えていない。しかし爆風の影響がどのように及ぶのかまでは解らない。

 未来が無数に枝分かれする範囲攻撃。単純だが、タイニーフォーチュン対策としては最高で最悪の一手であった。


『コールだ。遊びに乗ってやるぞ蛆虫ども!! 毛の一本も残さん!!』


 大地がひっくり返ったと思った。

 胃が反りかえり、目の前が真っ白になった。


 最初に襲ってきたのは熱波。猛烈な熱風がシャルムたちの肌を焼く。

 次いでやってきたのは衝撃波だった。荒ぶる力のうねりが容赦なく世界をかき回す。


『被害報告!』


 轟音に晒されてぼやける耳を抑えながらシャルムが声を上げる。果たして帰ってきた言葉は、どれもが無事を告げる物だった。


 風に流されたのか、はたまた予想以上に機体ダメージが大きかったのか。いずれにせよ砲弾の軌道は逸れ、幸いにして一ブロック程離れた場所で炸裂した。減退した爆風はシャルムたちを吹き飛ばすには至らなかったのだ。


 だが、次は無い。


 ナースホルンの背中で二門のラショナル・ドーラが小刻みに蠢く。着弾データから誤差を修正し、照準を合わせているのだ。シャルムたちの頭上へ砲弾を落とす為に。自身へ及ぶ被害など、もはや少しも考えていない。


 萩村から渡されたナースホルンのスペックカタログによれば、再装填までの時間は……残りおよそ三十秒と言った所か。


 シャルムの口角がじわりと持ち上がる。

 残り三十秒の命。これで良い。


 先の読み切れない勝負。これこそが戦いだ。こうでなくちゃいけない。


 こちらの目的は最初からただ一つ。三基の動力部を破壊する事。

 そしてあちらの目的ももはやただ一つ。砲撃でこちらを焼き払う事。


 ナースホルンは完全に足を止め、こちらはぐるりと取り囲んでいる。二つの陣営にもはや戦力差は存在しない。〝どちらが早いか〟。それだけだ。


 今、初めて――


 〝目線が合った〟


『ラストダンスだ! 主役を舞台へ押し上げろ!』


 シャルムの号令と共に、隊員たちが弾薬の在庫一掃セールを始める。お客は車体後部のハッチから湧き出てくる戦闘用ドローンと、動力部のファンを守っているメタルメッシュだ。


「よっ……と」


 ナースホルンの車体後部に灰色の髪と褐色の肌を持つ、気怠げな女性が降り立つ。次々に上がる爆炎を背景に公園を散歩するような足取りで動力部に近づき、しゃがみ、覗き込む。メッシュが剥がれ、羽の歪んだファンはそれでも苦しげに回転を続けていた。


「ご苦労様だな。吸いさしで悪いが、お前も一服すると良い」


 そう呟き、火蓮は咥えていた煙草を指で弾く。ルーレットに投げ入れられたボールの様に飛び跳ねていた火の粉は、やがてファンの隙間に滑り込み――激しく炎を噴き上げた。


「……おっと悪い。火傷しちまったかな?」


 立ち昇る火柱に背を向け、新たな煙草を咥えながら火蓮が怠そうに言葉を置いていく。


『第一動力部炎上! 真斗、次だ!』

『待ってましたぁぁぁぁ!!』


 桃髪の砲弾娘が飛び出し、動力部の砕けたファンに身体ごとダイブした。破片であちこちに深い切り傷を負いながら増幅炉の上に降り立つ。


 真斗は腰から下げた長方形のケースに手を入れる。しかし抜き出されたのはネイルではなく、小さい緑色の球体であった。それが一掴みずつ、両手に握られている。


「小猿だの蛆虫だのと、よくもまぁ散々言ってくれたわね。お礼はきっちりさせて貰うわよ」


 手が開かれ、増幅炉に緑色の球体が雨の様に降り注ぐ。それは見る間に大きくなり、拳ほどの大きさになった。

 毎度おなじみ、キャメロンのアーツによって生み出された爆弾、ファニーボムであった。


「遠慮はいらないわ。たんとお上がりなさいな」


 真斗が犬歯を覗かせると同時に、緑色の閃光がほの暗い動力部に満ちる。収まりきらない爆炎が溢れだし、轟音と共に新たな火柱が吹き上がった。


『第二動力部爆散! 幹耶、仕上げだ!』

『はい!!』


 幹耶はビルの屋上から身を躍らせる。その手元には既に蒼い光が満ちていた。イメージならば、ここに至るまでに散々重ねてきた。


 〝斬る〟


 もはやそれだけだ。今の幹耶はその為だけの存在だ。ただ一振りの刃だ。


『気を逸らすなよ。〝それ〟は当たらん』

『や、ら、せるかぁ!!』


 度重なる破壊に、溜まらずナースホルンから反撃のワスプミサイルが放たれる。しかし、その全てが幹耶を素通りして上空に抜けて行った。ワスプミサイルの特性上、一度一定の高度まで上昇する必要があるのだ。


 ナースホルンの搭乗者はそれを理解していなかった。ナースホルンは強力で強大な兵器だが、所詮は借り物である。まるで使いこなせていない。


 十分な高度まで到達したミサイルがくるりと回転する。だが幹耶へ向かう前に殺到した銃弾に破壊された。巻き起こった爆風が、幹耶の背中を更に押す。


『なっん……!?』

「せぇぇぇやぁぁぁぁ!!」


 一閃。


 剥離白虎が抜き放たれ、眩く煌めく蒼い斬撃が飛んでいく。


 真っ直ぐに駆ける斬撃は動力部に到達し、そのままスルリと音も無く飛び込んだ。


 軽い音を立てて幹耶が降り立ち、剥離白虎を鞘へ納めていく。そして刃が澄んだ声で鳴いた瞬間、動力部から歯車がズレたような異音が上がる。

 異音は徐々に大きくなり、巨大な車体が小刻みに震え始める。やがて不協和音は最高潮に達し、一際大きな音が鳴り、動力部が炎を噴き上げた。


『第三動力部、破断!』


 猛獣の唸り声のような音を立てていたラショナル・ドーラの装弾装置が停止し、砲身が力なく傾いた。あらゆる機関が沈黙し、ナースホルンが凍り付く。


 誰もが息をひそめ、事の成り行きを見守っていた。


 やがて、シャルムがゆっくりと口を開く。


『……機関停止を確認。目標完全沈黙。ナースホルン――撃破!!』


 それは勝利宣言であった。

 呆れるほど色の濃い夏空を、太陽よりも熱い歓声が埋め尽くした。




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