第3話
結構はやい、展開ですが、最後まで読んでくれると、とても、うれしいです。
第3話
1、和輝?!
一週間の一日に入った。
昨日は一週間後に処刑をすると言われて笑って朝を起きれなくなった。
「あと六日。」
私はボソッと独り言を言った。
その時、コツコツとガラスにが鳴った。
私は鳴ったガラスの方を見た、なんと、いるはずのない和輝がガラスを叩いていた。
「何で?!」
私は大声を出してしまった。
ガチャッ
「何事だ!!」
鍵が開いてドアがいきなり開いた。
「いえ、別に。」
私は何もないふりをして私はボーッとしているふりをした。
「そうか、それならいいが。」
バタンッ
ガチャッ
また、ドアが閉まって鍵もかけられた。
私はガラスの窓のほうを見た。
和輝が窓の外で困った顔で笑いながら口に人差し指を立ててあてていた。
私はその和輝に小声でごめんとあやまった。
いつもみたいに笑えた。
でも、ガラスの窓は鍵が外にかかっていて開けられないから出るのは無理なのだ。
和輝は方にさげてるポシェットみたいなものから針金を出した。
そして、くさりにかかってる南京錠の鍵穴にその針金を刺し込んだ。
かちゃかちゃ……
ガチャン!
そして、南京錠のかかってた鍵が開いた…と同時に城のブザーが鳴った。
ジリリリリリリリリ!!!
鎖を窓からとるとガラスの窓は開き外から、入れるようになった。
「はやく、はやく来るんだ、春!!」
和輝はいそぎながら私に言った。
私は和輝が差し伸べた手に手をのせた。
和輝は私ののせた手を握り締め、グッと和輝のほうに引き寄せた。
「はやく、ここから逃げよう。」
和輝は私の耳元で言った。
私は何も言えず、ギュッと和輝に抱きついた。
何で、言えないか?
だって、泣きそうだったんだもん。
それは言えないでしょう?泣きそうな声は震えてるでしょ?だから言えなかったの。
「誰だー!!!」
警備のやつらがみんなこっちに来た。
「ヤバッ!飛ぶぞ、つかまってろよ?」
コクン
私は小さくうなずいた。
和輝は思いっきり窓のふちをけり空に飛び立った。
その後を軽微の人達が追ってきた。
「ヘッ、俺に追いつけるかな?」
和輝は遊び感覚で言ったように聞こえた。
出口はアクルスデスの一番下にある。
バンッ
「よし、人間界だ、あいつらはあそこの住民だからあそこからは出られないんだ。もう大丈夫、あの金髪野郎も来ねぇよ、あいつ、一回、人間界に来ちゃったもん。」
和輝は下に下りながら和輝は言った。
「何で、一回人間界に来たら、もう、来れなくなっちゃうの?」
私は和輝に尋ねた。
「それはな?アルクスデスの住人が人間界に来て、もう一回、行ったらあいつらは消えちまうんだ。で、こっちにいるやつがアルクスデスにいったら一発で消えちまうってわけさ。そうゆう決まりなの。」
和輝は苦笑いしながら言った。
「え?それじゃあ、和輝は……。」
私は、和輝を見た。
和輝は目が潤んでいた。
きっと、涙を目にためている。
「ああ、消えちまう。」
和輝は目をそらしながら辛そうに言った。
「さ、ついた。これでさよならだ。」
和輝は作り笑いをした。
「やだよ。ずっとそばにいてよ。ずっと、ずっと。一緒にご飯食べようよ。」
私は泣きながら、和輝をひきとめた。
「ごめん。無理なことは無理なんだ。」
和輝は涙をうかべて私に言った。
やだよ、いっちゃいやだよ!和輝!
この、後書きを読んでいるということは、最後まで、呼んでくれたということですね。
まことにありがとうございます。
何か、店の定員見たいですね(笑)。
できたら、感想を書いてただけたら、うれしいです。
次回はとうとう最終話です。
ぜひ、ごらんください。