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プロローグ04


 「え~、ごほん。ではこの世界について簡単に説明します。

  この世界はゲームの世界で────」


 クエスチョンの話を要約するとこうだ。


 ・この世界はゲームの世界である。

 ・4つの国があり、それぞれの国には信仰される神がいる。

 ・世界の創造神もいる。それがクエスチョン。

 

 「この世界がゲームの世界、ねぇ。ていうかお前神なんだから止められただろ?!」


 「いやぁ、私よりも格上の神からの申し付けでしてねぇ」


 「面白そうだねっ忍!」


 「そうか?」


 「とりあえずご理解できましたかぁ?」


 「まぁ……な」


 「では次は貴方々の肉体となるアバターについて説明させていただきます」


  話を要約してみた。


 ・アバターとはせいしんの入っていない空っぽの肉体。

 ・アバターの身体能力は高め。

 ・アバターの見た目は魂の元の体が基本となる。

 ・アバターの目の色や髪の色などは変えられる。

 ・名前も少し変えて設定する。横文字でなくてはならない。

 ・スキルを習得させる。


 こんな感じである。


 「なぁ、このスキルってなんだ?」


 「ん~とですねぇ。例えるとしたらあれです、技です」

  

 「そっか~分かったよ~」

  千春はなんだか楽しそうだ。


 「では早速アバター作りを始めてください。……早くしろよ」


  ……顔は変えなくていいか。

  名前とスキルは慎重に……っと。


 「出来ましたかぁ?……オチがねぇな」

 

  最後のほうはなんだか聞き取れなかった。


 「それでは、ステータス画面の説明に入らせていただきます」


 「そんなもんあるのか?」


 「あるんだからいいじゃないですか」


 「じゃぁ、よろしく」


 「念じれば出まーす」

 

  ってそれだけかよ!!


 「さっそく“ステータス”と念じてみてください」


  “ステータス”と念じてみる。

  すると視界の左上にステータスらしきものが現れた。

 「触れてみてください」と言われたのでそこに触れてみる。


 「はじめまして、

  私は貴方のステータスガイドを勤めさせていただきます、「ガイド君」といいます」


  なんか突然音声が頭の中に聞こえてきて自己紹介した。

  そしてなぜか名前がそのまんま。

 

 「あれこれ説明するのめんどいんでぇ~説明しませ~ん。

  色々試せば分かるから僕からは終わり。はい、すぐ行動☆」

 

 「ええええっ!?」

 

  クエスチョンとそっくりじゃねぇか。

  しかも何気にクエスチョンより酷い気がする。


 「ではぁ~もう時間なのでゲームの世界へと旅立っちゃってください!!」


 「転送」


 シュンッ


 そんな空気を切るような音と光と共に俺達はどこかへと飛ばされた。

 

 -----------------------------------


 「行きました……か」


 「そうみたいですね」


 「108組目……今まで誰も帰ってこなかったですが、今度はどうですかね。」


 「さぁね」


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