第6話:何だかんだで魔王の城って近い
更新遅くなりました。スイマセン!ついでにちょっと短いです、スイマセン!
やっとついたー!魔王の城!…早っ!!
「ン〜、あのフライパンの貸しをかえす時が来まシタネ〜♪」
「魔王め、長老の仇をとってやる!」
「…え〜と、何でこんなとこにいんの、アタシ?」
それぞれの魔王への怨み(一人なんか違うけどね)を述べ、魔王の城へと歩きだす僕達。
あ!最近ナレーター調子に乗ってるので、今度から僕視点で行きます。
…と、説明してたら城に着いたみたい。
「…でか!」
そう、奴の城は想像以上にでかかった…上を見上げると、首が痛くなるくらい。
「さぁ行きますよ、皆サーン。」
「…でも入り口が見当たりませんよ?」
「こーすればいいんデスヨ。」
そう言うと、ジョージさんはいつものように技名を叫びながら壁を爆破した。
「ジョージ・バスター!」
ズゴーン!
!?なんか手から波動がでてた!スゴッ!!
ジョージさんっていったい何者だろ…
―――城内
ドスッ!ドスッ!ドスッ!
「うわぁーーー!」
「危ないデース!」
「キャーーー!」
この言葉からわかるように、僕達はあるモンスターから逃げている。
『グオォォォ!』
なんて説明したら良いんだろ?まぁとにかく岩の固まりみたいな奴…かな?
「!ビート、危ないデース!!」
!?岩の拳(?)が…ダメだ、避けきれない!!
「…!無に還りな!!」
その瞬間、奴の拳らしき物が消えた…まさかフェイ!?なんか一瞬キャラ変わったような…
「大丈夫?」
「うん、何とか…」
しかし、消えたのは拳だけだ。だからまたすぐに襲ってくるぞ…てかもう来てた。
『グオォォォォ!!』
やばい、何かお怒りみたい…
「逃げるよ!!」
「…何から?」
うぉい!こんな時に何やってんだぁぁぁあ!!
とにかく手を引っ張ってでも連れてかないと…死ぬんじゃない?
「しかたないか…行くよ!!」
グイッ!
「え…!?」
その瞬間、フェイは奴に気付いたみたい。…いや、さっきから何回も見てるけど、そのたびに記憶抹消されてんだもん。
なにこの嫌がらせ?
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「フゥ…何でこんなに疲れてんの?」
もういいからそれ…ツッコミいれんのもメンドイし。
「オゥ、この階段…いかにもデスネ。」
ジョージさんの言った通り、いかにも魔王の間へ続いてるような階段だった。
「本当に、いかにもだね…いよいよ魔王とご対面かな?」
階段を上っていくと、いかにもなトビラがあった。
「フェイ、これ無に還して。」
「オッケー♪」
フェイが構えると黒い物体がトビラを包み、消し去った…軽く恐いよ。
『………、わ……の…やへよ……そ…』
なんだ?奥から声が聞こえる?
「魔王!?よく聞こえないんだけど。」
『………、わ…し……部屋…よ……そ…』
「ちょ…何?聞こえないから中入るよ。」
うわ、中暗くてよく見えないな…
『フハハ…ゲホッ、私の…部屋へゴホゴホッ…ようこそって…言ってるだろぉ!』
やばい、なんか可哀想なんですけど
「オゥ、魔王!よくもこんなフライパンを売り付けてくれマシタネ!借りは返しマスヨ!」
「ここどこ?」
お前もう帰れ。
『フッ威勢だけは良いようだな。だが、私達に勝てるかな?』
「そんのやってみなきゃわか…え?達…って?」
どーゆうことだろ?
『メイクアッープ!!』
カチッ
「「「魔王五人いるうぅぅぅぅう!?」」」
『五つ子です。』
いよいよ魔王との対決です!人気ないんでそろそろ完結しちゃおうと思っとります(^^;