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転生おじさん立志伝~一国一城の主を目指して冒険者から成りあがる!~  作者: 田島久護
エルフの里潜入の章・破

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第百七話 神の使いの剣

「何だこの剣……普通の武器じゃないぞ?」


 ゆっくりと降りて来て目の前で剣は止まる。よく見ると柄の両端には小さな盾のようなものが付いており、剣身は黒を基調として二本のラインが紫色で真っ直ぐ入り、真ん中辺りで両端に棘が2つ出ていた。


「これは?」

「剣の名前は神の使いの剣(ダークルーンソード)だってよ。でも真似っこした物だから、耐久性は全然ないらしいぞ? 神の使いの剣(ダークルーンソード)よ来い!って言って呼び出してから一日限定って言ってた」


 呼び出すってもう出てるのにと思った瞬間、剣は景色に溶けて消える。妖精はそれを見てあれは魔剣の類でもハイレベルの物だから、真似っこでもかなりの魔力があり、出現して魔力が消耗するのを避けるため消えたという。


剣も凄いし妖精の見識も凄いなと言って感嘆していると、妖精はこちらの鼻を蹴ろうとして来たので避ける。


「まぁこれがあってもお前が魔神に勝てるとは思えないけどな! もし勝てたらお前に協力してやっても良いぞ? じゃあな人間!」


 そう言って去ろうとしたので名前を聞くと、妖精はパックと名乗って夜の森に消える。あれはツンデレなのだろうかと考えつつ、テントの前に座り直してうとうとし交代まで待った。


結局この日は何事も無く朝を迎え出立する。ヴァルドバと話したが、軍馬が昨日の強硬で速度を出すのが難しく、おそらく距離もそう多くは移動できないだろうという。


馬に無理させて何かあったのでは元も子もないので、軍馬の様子を見つつ無理せず進むことにするも、以前俺が乗っていると早く回復するという現象を思い出し、エイレアと乗るのを交代して出発した。


 旅程的には上手く行った場合、後一日でエルフの里に近くに到着するという。速度を抑え気味にすると明日の朝くらいかもと言われ、それならどこか途中で休みつつ進もうかと考えながら移動する。


森を走るも初日と違い、なぜか今日は違和感を感じず気持ち良く移動できていた。まるで受け入れられたような感覚を受け、それが馬にも伝わっているのか軍馬の動きも軽快だ。


昼になるとエイレアからかなり順調で、夜には早い場合の予定地点に着けそうだという。いよいよ魔神との戦いが目前に迫り、かつてない緊張に胃の辺りが冷たくなる。


「どうする? かなり順調だからこのまま移動すると、余裕をもって着けそうだけど」

「馬たちを見ても昨日と違う。今日はとても気持ち良さそう。疲れはあるけど無理ではないようだ」


「余裕をもって着けるなら、それこそ後を考えて軍馬に休憩してもらってから移動しよう。この子は荷物を多くは混んでくれているし無理させたくない」


 こちらの提案に二人は同意してくれ、途中の小川で少し休むことにした。相変わらずアライアスは心ここにあらずだ。一応こちらの問いかけには反応するし、ご飯も食べ寝てはいるが心配な状態が続いている。


馬たちが休憩を十分とれたようだとヴァルドバから報告を受け、再度目的地を目指して移動を開始した。移動中妖精たちを見掛けたが最初と違いこちらに悪戯もせず、なぜか笑顔を向け中には近付き応援してくれるものまでいた。


パックが言うには勝ったら協力するという話だったが、状況を見るにやはりツンデレなのだろうかと思った。エイレアもこの光景に驚き、またコーイチは可笑しいと言い始めヴァルドバも同調する。


もうそれは聞き飽きたよと返し道を進んでいく。有難いことにこの日も順調すぎるほど進み、夕方から夜の境の時間に最後のキャンプ地に到着した。


魔神戦最後のキャンプをゆっくりと迎えられることに、妖精たちや仲間たちに感謝をしながら準備をする。この日の夕食は持ってきた食材でも、高そうな物を出して食べようと話す。


誰もそうとは言わないが最後の晩餐になるかもしれない、そう察し楽しい話をしながら調理をしていく。アライアスもなぜかこの時だけは普通に戻り、おどけたりして場を盛り上げてくれる。



冒険者ランク:シルバー級

職業:二刀流剣士(初級)

魔法:生命力変換オーラヒールLv.2

   冥府渡り(デッド・オア・ダイブ)Lv.2

   魂斬り (ソウルスラッシュ)Lv.2


仲間:エイレア(エレクトラ王妃の妹のエルフ族)

   ヴァルドバ(ワーウルフ)



騎乗馬:サジー(白毛の小さめの馬)


所持品

メイン武器:ソードブレイカー・右

サブ武器:ソードブレイカー・左

     クリスタルソード(王妃がエルフの里から持ち出した秘剣。追憶のペンダントが無ければ抜けない。鞘のベルトを肩から斜め掛けし背中に背負う)

     神の使いの剣(ダークルーンソード)

騎乗時の武器:鉄の棒


防具:布の服・ズボン・革の靴(初期装備)

   エルフのマント(裏面に魔法陣が隙間なく掛かれ、表はど真ん中にウロボロスのマークが入ったマント)


アイテム:エリナから貰ったリュック

    (非常食各種、水、身分証、支援金五十ゴールド、地図、治療セット箱)

     キャンプ用品一式     

     水晶の荒粒

     追憶のペンダント(エレクトラ王妃から借りた物。マナの木の持ち物?)

     砥石一式

     鉄くずの入った袋

     メメリカ草(痺れ消し草の粉末一袋)

     皆とおそろいの裁縫セット(緑)


所持金:十三ゴールド

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