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転生おじさん立志伝~一国一城の主を目指して~  作者: 田島久護
エルフの里潜入の章・破

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第百三話 仲間の証とハクロからの出立

「え、でも……高いし」

「良いんだ。これも出会った記念てことで。それにお父さんにもこれからお世話になるかもしれないし、そうなると長い付き合いになるかもしれないから、よろしくってことで。店員さん、これください」


 戸惑っているものの受け取ってくれそうなので、店員さんを呼んでさっそく布で包んでもらい、一ゴールド支払ってエルザに渡す。壊れ物に障るようにゆっくり触れ、受け取ったのを見てこちらが手を離すと、大事そうに抱えながらお礼を言ってくれた。


「あれ、イリスにもあげたんじゃないの?」

「あげたよ? お揃いでいいじゃん」


「コーイチってデリカシーって言葉知らなそう」


 何の説明も無しにノンデリと言われたので、エルザだけでなくエイレアとヴァルドバ、それにアライアスとラオック、さらに自分の分も裁縫セットを購入し其々に配る。


「これなら文句ないだろう!? 仲間の証だ!」


 そう言って胸を張るもエルザ以外には何故か不評だった。こういう仲間の証的なものは、どこの世界でも盛り上がるものではないのだろうか。不満に思いつつ次へ行くぞと号令を掛け店を出る。


それからも露店で食べ物を買いつつ遊びつつ、夕暮れが終わるまでハクロの町を満喫し宿に戻った。宿のお風呂を借りて恐らく最後になるであろう、温かいお風呂に浸かり疲れを癒す。


いよいよ明日は魔神との戦いへ向けてエルフの里へ向かう。本当にここまでの長旅で色々なことがあったな、そう思いながら振り返りつつお風呂に入り、しっかりあったまってからお風呂を出た。


 エオルさんが特製のお茶を入れてくれ、食堂で皆でこの日も町を作るならどこかと盛り上がる。エルフの里とハクロの間にキャンプ地みたいにして作り、体験してもらいながら移住を検討してもらう、というのはどうだろうかとエオルさんから提案された。


こちらも法などがガッチリ決まっている訳ではないので、環境整備と共に法整備もしていかなければならず、エオルさんの提案を参考にして徐々に足場を作る、というのは良いなと思った。


明日出立となったので今日は早めに就寝し、翌朝身支度を終え一回に下りる。エオルさんとエルザそれにウォルフガングさんが待っていてくれ、朝食を一緒に取ろうと誘ってくれた。


町の中でも美味しそうな料理を沢山持って来てくれたようで、あまりの美味しさに舌鼓を打つ。特にヴァルドバは幸せだと涙目になりながら食べており、こちらの下に来たラオックにも食べさせたところ、美味しい美味しいとうるさかった。


「ではまた必ずお会いしましょう」

「コーイチさん頑張ってください!」


「姫様のこと、頼むぞ!」

「「「「行ってきます!」」」」


 皆に見送られて荷物を抱えて宿を出る。荷物チェックを終えてサジーと軍馬のいる馬小屋に着くと、さっそく荷車を軍馬の方に移動し、エイレアに軍馬を任せこちらはサジーに跨った。


「よし、エルフの里へ向けて出発だ!」

「「「おー!」」」


 いつも荷車を引いてくれている時と違いサジーは軽快に走る。走り過ぎてヴァルドバから行き過ぎだと止められた。単騎なら一日ぐらいで着くほど凄いなと思い、サジーお前は凄い馬だなと首を撫でると嘶き前足を上げ、走り出そうとしたのでどうどうといって止めた。


右手に棒をもっているので、ここは騎馬戦を想定し練習しつつ進もうと考え進む。手綱から手を放し足と体の向きを変えて方向を定め、木の枝や落ちる葉っぱを狙って棒を突き出す。


「コーイチは馬に乗ったことあるの?」

「先日イリスとの旅で初めて乗ってたくらいだよ?」


「……やっぱりコーイチは変よね? ヴァルドバ」

「変だ。とても初めての人とは思えない。俺が今のコーイチと戦ったら一方的に殴られそう」


 それはサジーが凄いんじゃないかと言うも、まるで一人の生き物みたいだとヴァルドバは言う。

 

冒険者ランク:シルバー級

職業:二刀流剣士(初級)

魔法:生命力変換オーラヒールLv.2

   冥府渡り(デッド・オア・ダイブ)Lv.2

   魂斬り (ソウルスラッシュ)Lv.2


仲間:エイレア(エレクトラ王妃の妹のエルフ族)

   ヴァルドバ(ワーウルフ)


騎乗馬:サジー(白毛の小さめの馬)


所持品

メイン武器:ソードブレイカー・右

サブ武器:ソードブレイカー・左

     クリスタルソード(王妃がエルフの里から持ち出した秘剣。追憶のペンダントが無ければ抜けない。鞘のベルトを肩から斜め掛けし背中に背負う)


防具:布の服・ズボン・革の靴(初期装備)

   エルフのマント(裏面に魔法陣が隙間なく掛かれ、表はど真ん中にウロボロスのマークが入ったマント)


アイテム:エリナから貰ったリュック

    (非常食各種、水、身分証、支援金五十ゴールド、地図、治療セット箱)

     キャンプ用品一式     

     水晶の荒粒

     追憶のペンダント(エレクトラ王妃から借りた物。マナの木の持ち物?)

     砥石一式

     鉄くずの入った袋

     メメリカ草(痺れ消し草の粉末一袋)

     皆とおそろいの裁縫セット(緑)


所持金:十三ゴールド

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