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救出作戦 前編


「よーし出発しよー!」


国王から装備と食料を貰い姫の救出に向かう一向であった。


「え~っと北東の半島にある廃墟に姫さんいるんだよね?」

「そうですね、この先にある森まで向かいましょう」


王都周辺のモンスターはゴブリン等の弱い個体しか現れず順調に蹂躙して行った。


「やっと森まで到着か~!僕もう疲れたよ」

「んじゃあ今日はここでキャンプにでもします?」


ぶっちゃけ疲れて動きたくない俺はそう提案した。


「そうですね、もう夕方ですし夜の森は危険ですから」

「やったどー飯だー!」


ぶっちゃけこの瞬間にも姫が獣のような男達に襲われてるかもわからんが本音を言うと俺ら関係無いし王国の警備がザル過ぎたのが悪い。


「皿洗い終わったどー!」

「ありがとうございます」


なおうちのパーティーの姫達は優雅にお風呂タイムだ俺達野郎2人はこれから交代で夜の見張りであるトホホ。


そして翌朝


「ちょっとコイツら昨日までの奴らと強さが違う!」

「糸に捕らわれないよう気を付けてください!」


ブラックタランチュラ、北東の森に生息するドス黒い大型の蜘蛛で群れで行動する。

吐き出す糸は粘着性に優れカスっただけでも口まで運ばれエサになる。


「だど?」

「あの馬鹿···」


脳筋が糸に捕らえられたが···


「フンっ!」


グチャア!なんと糸を引っ張って正拳突きで頭を潰し絶命させる···


「くたばれ!」


魔法使いの詠唱が完了し大きな炎が蜘蛛達の巣を焼き尽くす。


「嘘でしょ?」

「何て頑丈さだよ!」


巣は消滅したが蜘蛛本体達はまるで無傷であった。だが周囲の巣を張るための木もほとんど灰になったため真正面から殴り合うだけと言うシンプルな構図に持ち込めた。


吐く糸は俺と脳筋で無力化していくそして神官が重力魔法の詠唱を終えたようだ


ピシピシ

地面にめり込む蜘蛛達そして···


「ナイスアシスト~!」


氷魔法の詠唱を終えた魔法使いが蜘蛛達を氷漬けにしていく···

仕上げの脳筋パンチで氷を砕き俺達を苦しめた蜘蛛の群れはその命を終えた。


「僕らに勝てるわけないじゃん!」

「しかしモンスターの強さは格段に上がっています気を引き締めて行きましょう」

「腹減ったどー」


そして日没までに森を抜け廃墟の前までたどり着いた。


「廃墟ってより神殿って感じかな~?」

「こんな所に神殿があるなんて聞いた事がありません」

「と···とりあえず今日はここまでって事で···消耗した状態で突入するのは危険ですから···」

「飯だどー肉くれ!肉!」


こうして2日目は終わりを告げた。

うーんファンタジー難しいっすね~

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