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居場所がない

私は学校でも居場所がなかった。

周りと打ち解けられない私ははいつも1人でいる事が多く、それだけならよかったのだが意地悪をするような子も数名いた。

そんな時、普通の家だったら親が子供の話を聞いてくれるんだろう。

だけどうちの親は私がある1人の子に虐められている話をした所で聞いてくれるような事はないどころか、母親に話せば母親の虫の居所が悪ければ逆にブチ切れて殴られる、父親に言えば「それはお前が低脳だからだ」と罵られる。

私には味方になってくれる人なんてだれもいなかった。

居場所もなかった。

この時から親にいっても解決しないとわかっている私はもう誰にも相談しなかった。

勉強も嫌いだし学校も嫌いだった。

学校が嫌いだけど親によって無理やり行かされていた。

居場所のない空間でただじっとして、誰にも相談できないのは辛かった。

ある日私は朝から体調が悪くて、そのまま嘔吐をした。本当に体調が悪くて布団に横になっている私に父親は「仮病だ、ズル休み」だと罵られた事がある。

本当にだれも私の味方になってくれる人なんかいなかった。