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おとうさん


私の父は基本自分の価値観が全ての人だった。


自分の価値観と違う人を馬鹿にしたりするようなそんな人だった。


私は学校の宿題で算数の宿題が出るのが子供の時から本当に地獄だった。


母がわたしの連絡帳をいつもチェックしていて 算数の宿題がでると、小学校の問題とはいえある程度高学年の問題になってくると母も算数が苦手だったようで父が仕事から帰ってくると、父に算数の宿題を私に教えてやるように頼んでいた。


母親に教えて貰う時ももちろんわからないでいると

殴る、蹴る、罵る…というような事はあったが

これは父親も一緒で

父の場合は母のように何もないところでブチ切れて八つ当たりをする、というのはなかったように思うが 教えて貰っていても勉強がわからず 私が固まっていたり問題を間違えると 私を「お前はアホだ」と罵り、私を殴る 蹴る そんなことが毎日あった。


自分ではちゃんと話は聞いてるつもりだけど、正直頭に入ってこない。

そんな私に毎日のように父親は

「お前は頭が悪いからスパルタの施設に入れてやる」と小学校3年生くらいだった私を毎日のように罵った。


父曰くそこは、親の言う事を聞かない非行に走った少年少女がつれていかれるような場所で そこでは日に日に暴力を受けたりするんだという。

「お前は頭が悪いからどつかれてこい」との事だった。


確かに私は頭は悪いし勉強はできないけれど、それだけで何故そんな場所に連れていかれなければならないのか?

父にとっては脅しのようなもので本当にそんな所に連れていくつもりはなかったかもしれないし、というか今の時代ならとっくにそんな施設は場所は問題になっていると思うのでないと思うが 小学校3年生や4年生の私にそんな話をするような事だったんだろうか?



私はますます勉強が嫌いになり、この頃には連絡帳に自分で解かないとできないような宿題が出たときはその宿題を書かずにプリントなどを捨てるようになった。

しばらくそんな事を続けていたのだけど

それが何かの表紙に小学校の先生にバレてしまい親にその事を連絡されてしまった。


この時もこっぴどく叱られ罵られ 殴られたが そこまで子供を追い詰めた自分自身には全く非は無いのか?…


未だに私はそう思うと納得が行かない。



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