『プレスマンに刺されたオオカミと羊』
プレスマンにひどく刺されたオオカミが、寝転んでいますと、羊が通りかかりました。
オオカミは、羊に、水を一杯持ってきてくれるよう頼みました。君を食べようとしているんじゃないんだ、けがをして苦しいので、水を一杯飲みたいだけなんだ。
羊はこれを断りました。確かに、あなたはけがをしているし、水を飲みたいというのも本当でしょう。しかし、あなたは、水を一杯飲んだら、次にあなたは、食べ物が欲しくなるのです。そうなっては困りますので、水を持ってくる役目は、ほかの誰かにお頼みなさい。そう言って、羊は、悠々と去っていきました。
教訓:人に食い物にされないためには、先を読む力が必要です。