四章 もうおしまい 五章 みんな...
もう私のからだと心はボロボロです。今は二回目の自殺未遂をして入院中です。
もう二回も自殺未遂をしているから閉鎖病棟に入院中しています。
スマホは没収されるし、コードとかハサミも没収された。窓は飛び降り出来ないようにちょっとしか開かないし、色々と制限されています。こんなところで何ヵ月も生活しないといけないなんてつらいよ。親は忙しすぎて面会にこれないし。
五章 みんな...
昨日ついに閉鎖病棟から解放されました。今日からまた普通に学校にいくことになりました。
まおたんな久しぶりにはなしかけてくれた。
「まゆゆん、久しぶりだね、まおたんだよ。覚えてるかな?」
もちろん、まおたんのことはちゃんと覚えています。
「まゆゆん、なんか、元気がない顔してるね。会ってない間になにか嫌なことでもあったの?」
もちろんあったけど、あったって答えたらまおたんにも私の心の中どっしりある重りを背負わすことになるからないって嘘をついた。
キーンコーンカーン
50分後、久しぶりの授業が終わった。
私は決めたの。今日ホントに自殺未遂で終わらさずにもう今自分で命を捨てるって決めた。
もう今から人生やり直しても意味ないから。そして、私は両親に全然愛されていなかった。いつも私だけほったらかしにされていた。私の知らない間に妹ができてるし、もう両親は私が死んだって泣きもしないだろう。
昨日家で書いた遺書を机の上に置いた。
今から一番上の階にいって飛び降りる。
......。
三分後、私は教室をでた。まおたんは私がまた飛び降りるかもしれないからもし飛び降りようとしたときに止めるために後ろについてきていた。
もう...私はおしまいです。みんな...
「さようなら」
私はさようならと言って飛び降りた。
「まゆゆん、まゆゆーーーーん、ぐずっ、まゆーーーー」
まおたんは先生を呼びに行った。
だが死んでいた。AEDを使ってもだめだった。
みんなは泣いた。
12月23日 午前9時49分
坂口まゆはあの世に行ってしまった。
「まゆがいない生活なんなしても私は楽しくないの、ぐずっ、だから死んでまゆに会いに行くの」
「さようならみんな」
同じ日の午前10時に上野真央もあの世へいってしまった。
終わり