後輩
言わば外伝です。このキャラ結構好きです。照れました照れたい照れるかも照れない照れた照れる照れる?
苺 「あっ…雨だよ。お兄ちゃん」
「そうだよね」
苺 「でも、傘ないよ」
「そうだよね」
苺 「そうだよねって…ちょっとはどうするか考えてよぉ」
「そうだよね…アハハ…」
苺 「どうしたの?いきなり笑いだしたりして?」
「いや、何だか嬉しくってさぁ…」
苺 「私も何だか嬉しいよお兄ちゃん……えへへ///」
「あぁ…でも、どうすっかな〜傘無いしな〜コンビニ寄って傘買うか?」
苺 「うん!」
「なんだよ傘一つしか売ってないのかよ」
苺 「そうみたいだね」
「う〜んじゃあ、仕方ないから、苺は先に帰っていいよ」
苺 「えっ…だ、ダメだよ!ダメダメだよ!お兄ちゃん!そしたらお兄ちゃんどうするの?風邪引いちゃうよぉ!」
「大丈夫お兄ちゃん強いからさ」
苺 「ダメだよ!お兄ちゃん全然強くないもン!私がいないと餓死しちゃうもン!」
「アハハ…苺は本当に心配性だな〜」
苺 「じゃあ止むまで一緒に待つ!絶対に待つ!」
「それは駄目だよ。苺が風邪引いちゃうもんな」ナデナデ
苺 「う〜子供扱いするな〜!」
「じゃあ大人の苺に命ずる!速やかに家に退却せよ!」バッ
苺 「サ〜イエッサ〜…ってちっがぁう!」
「乗りツッコミも覚えたか流石は中学生!」ナデナデ
苺 「もう!!すぐそうやってはぐらかすんだから!」
「じゃあちゃんと言うね。苺は帰りなさい。先に帰って美味しいご飯用意してくれな。」
苺 「お兄ちゃんは本当にそれでいいの?寂しくない?」
「僕は苺が風邪を引いて寝込んじゃう方が悲しいかな僕はどうにかしてかえるかなね」
苺 「えっ…なんだか嬉しいかも///」
苺 「じゃあ…すぐにすぐに帰って来てね絶対だからね約束だからね!!」
「わかったわかった」
苺 「すぐにだよ!寄り道何かしちゃだめなんだからね!」
「努力するよん」
「じゃーな」ナデナデ
苺 「うん…バイバイ」
「さて、ああは言ったがどうすっかな〜」
? 「あれ?あれは……せんぱ〜い」
「うん?ああ林檎じゃん何してるの?」
林檎 「先輩こそ何してるんすか?」
「見ての通り雨宿りだよ」
林檎 「せんぱ〜いまさか天気予報聞いてないんすかぁ?傘は持っていくように言ってたっスよ〜?」
「見てたけど、妹を迎えに行った時に傘忘れちまった」
林檎 「先輩はドジッ子スね〜」
「うるせぇほっとけ」
林檎 「先輩このあとどうするんすか?」
「一応他のコンビニに駆け込んで傘買ってかえるよ」
林檎 「このコンビニ傘売ってないんすか先輩に似てドジッコンビニッスね〜」
「僕とコンビニはドジコンビだと…なんだか自分が恥ずかしくなって来たよ…」林檎 「あ…せ、先輩落ち込まないでほしいっす!あっそうだ…よ、よかったら先輩自分の家にこないっすか?今日親いないし」
「嬉しいけど、遠慮しとくよ家に妹が飯作って待ってるから」
林檎 「そ、そうっスか…そうっスよね…ハハハ…」
「でもありがとな誘ってくれて。よかったら、また今度にでもお邪魔させてくれるかな?」
林檎 「ももももちろんっスよ!先輩なら何時だって大歓迎ッスよ!!」
「アハハ…ありがとな」ナデナデ
林檎 「はぅ…」ビクッ
「あっ…ご、ごめんいつもの癖で…」
林檎 「い、いや大丈夫ッスよ///」カァァ
「お、おい本当に大丈夫かお前顔真っ赤だぞ熱でもあんのか?」ペタッ
林檎 「あわわわ……///(先輩が手を自分のおでこに…)…///」
「おっ?雨止んできたな。よし、じゃあ僕は帰るよ気を付けて帰れよそれと帰ったらすぐに暖かくして寝ろよ」
林檎 「は、ハヒ…」ドキドキ
「よし、じゃあな」
林檎
「……………………帰っちゃった……先輩ずるいっスよ……自分だけこんなにドキドキして……えへへ…///…先輩来てくれるって……自分嬉しいッスよ…先輩///」
久しぶりです。元気ですか?私は元気です福袋の中身は宝物でいっぱいでした。皆さんはどうですか?
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