4階
こなにちわみなさん。お元気ですか?福袋たくさん買いました。みなさんはどうですか?忙しかったので中々書く時間が無く、ちょっと遅くなってしまいました。すいません。
謝って謝り謝れ謝った謝れない謝らない謝る謝る?
ドンッ!!!!!
「えっ………?」
頭が真っ白になった
何故 私が床に横たわっているのか。
何故 お兄ちゃんが怒っているのか。
何故 さっきまで繋れていた手が繋れていないのか。
何も分からなかった。
「いきなり何してるんだよ!!!ふざけんなよ!!お前!!何考えてんだよ!!!」
「……………」
お兄ちゃんが怒ってる……でも………なんで……どうして……
私は、今の状況を理解する事に頭がいっぱいいっぱいだった。でも、に何があったのか理解した。
私はお兄ちゃんに突き飛ばされた
信じられない信じたくない理解したくない何かの間違いだ。もう一度、頭の中で整理しなおした。私はこの状況に適した言葉を算出した。
私、痛い、倒れる、寂しい、辛い、切ない、、冷たい、お兄ちゃん、怒り、罵倒、拒絶
お兄ちゃんに………嫌われちゃった……のかな……?
嫌だ。絶対に嫌だ。認めたくない。
えっ……お兄ちゃん何してるの?
お兄ちゃんは私の上に馬の様に股がってきた。そして、私の後頭部に手を回し、私の顔を覗き込む。その瞳には、なにが起こっているのか理解出来ず、唯ひたすら弱々しく震えていることしか出来ない惨めな顔をした私がいた。
「さて…どこから逝こうか…」
私を見つめながら楽しそうに言った。次の瞬間お兄ちゃんの左手は私の頬に向かっていた。お兄ちゃんの顔はまるで、血に飢えた狼の様に狂暴で狂喜に満ちていた。だけど、お兄ちゃんの左手は、私を世界で一番大切な宝物の様に丁重に慎重に壊さない様に愛撫してくれた。堪能してくれた。
お兄ちゃん左手は太陽の様に暖かく、さっき繋いだ時と、何も変わらない優しいお兄ちゃんの手
次は 声 聞き心地の良い少し低めのテノールいつも私を安心を与えてくれる大好きな声
次に 匂い お兄ちゃんには言えないけど、お兄ちゃんが外出している時はいつもお兄ちゃんのベットで……
最後に目 いつものお兄ちゃんの目は美しい光を蓄えいつも私に光を与えて癒してくれる。でも、今は月の光を受けたナイフの様に鋭く妖しく光輝いている。もうすぐこの光は私を貫いて私を犯し尽されてしまう。
嬉しい お兄ちゃんが
私をお兄ちゃんで染めてもらえる
徐々にお兄ちゃんの顔が私に近付く
もうすぐ……もう少し……我慢出来ないよぉ………
もう耐えられない。私はお兄ちゃんの唇を私から、求めた。
「うわぁぁぁぁぁあ!!!!!」
お兄ちゃんは絶叫した。
気が付いたら、私の体は既に自由を取り戻していた。
「ぼ、僕は…………」
「お兄ちゃん……………」お兄ちゃんは私を見ると顔を青くして、自分の部屋に逃げるよう入っていった
玄関に一人になった私は呆然とした。
「何で…もう少しだったよね…お兄ちゃん…?何でやめるの?…わからないよぉ……また怒らせちゃったのかな?…私が思い通りに動かなかったから……?…さっき手を勝手に握ったのを思い出して嫌になっちゃたのかな……?私嫌われてないよね……?謝りに行けば、大丈夫だよね………?」
一時間後
コンコン
「お、お兄ちゃん?ご、ごめんね?いきなり手を握られてびっくりし、しちゃったんだよね?」私を嫌いになったんじゃないよね?
「……………………」
「お、お兄ちゃん怒ってるの?」大丈夫お兄ちゃんは怒ってなんかいない絶対…
「……………………」
「ごめんなさい!!!もうしません!!!だから出てきてよぉ!!!」ちゃんと謝ればきっとわかってもらえる……
「……………………」
なんで何にも言ってくれないの?わからないよぉ…
お兄ちゃぁぁぁん!!!
「さっきの続きしてよぉ!!!さみしいよぉぉお!!お兄ちゃぁぁん!!!」ドンッドンッ私こんなに好きなんだよ?私こんなに愛してるんだよ?私こんなに一緒にいたいんだよ?なんでわかってくれないの?ねぇどうして?どうして????「お兄ちゃんごめんなさいもうしませんごめんなさいごめんなさい許して下さいごめんなさいお兄ちゃんごめんなさい許して下さいごめんなさいもうしませんごめんなさいお兄ちゃんごめんなさいごめんなさい」
次の朝まで、ひたすらドアの前で謝り続けた。
「……………………」
こなにちわ。遅くなってしまい申し訳ありません。待っててくれた方々ありがとうございます。そうでない方々も来て下さってありがとうございます。
感想や質問や相談やちょっと怖いけど、不満や気に入らない点などもガンガン送ってやって下さい。遅くなってしまい申し訳ありませんでした。