『自動筆記最高』

⑵『自動筆記最高』

⑵『自動筆記最高』

㈠

自動筆記が出来るからこそ、俺は破綻小説であったとしても、小説を書くことが出来ている。それは常に、考える前に書く、を基本としているのであって、考えたら、止まってしまうことが、何やら怖い感じもするのだ。

㈡

最高を感覚的に感じるには、自動筆記をしなければならない。しかし、書いて居る時に、稀に誤字などが出てくると、それはもう、自動筆記の危機的状況なのであって、俺はそんな状況を危惧するが、それでも、続けるしかない。

㈢

どこまでも、書いて行く姿勢というものを、失いたくないのであって、であるからして、自動筆記の神に拝跪して、ただひたすら、書くことに自己認識の指標を持って、執筆を進めて行く俺は、どこまで行けるだろうか。