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⑽『自動筆記最高』

⑽『自動筆記最高』



自動筆記で書いて行くことの、何たる容易さと、何たる、危険の急ぎである。確かに、確かなことは、書けることなのだが、どの様なものが書けているかは、これまで述べた様に判然としない。しかし、俺は確かに、小説を書いては居る。



これまでの、小説を小説と呼ぶならば、確かに俺は、中核から随分離れた隅っこに居る小説家、なのであるから、どうにも、俺は俺自身を、小説家とは呼べない小説家なのであって、何を言っているか分からないことも有るだろう、小説家である。



どうも、自動筆記というやつは、危険が伴うらしい。それでも、書いて行くしかないのだから、であるからして、書くことを止めない俺は、ただひたすら、書くことのみに専念して行くことが、重要課題なのであるから。

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