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『残像の行く先』

『残像の行く先』

『残像の行く先』



確かに、残像はあった。そして、残響もあった。あれは一体、何だったんだろう。頭の中に、ぐるぐると、乱反射する、物事の行く先を、思っている。四季がある、日本に現出する、様々なる意匠を思考すれば、我々には、多くの財産が与えられていると、言って良い。



絶えず輪廻を意識させる、冒涜の数々は、不可思議なる世界の残像を、我々に寄与する。爆音であっても、心に響けば、音楽は音楽であるし、其処に詩を乗せれば、死まで続く詩の有り様を、長々と眺めている自己が、椅子から立ち上がり、テクノイドを標榜する訳である。



ただ在る、実存の虚しさとは、決定的証左が無い以上、無価値へと変貌するのを、我々は待たない。しかし、其処に、無限の世界観が在ることは、何ら難しいことではない。逆説的には、我々は、未知に救われていて、その世界に没頭できる余地があるということだ。まさに、残像の行く先である。

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