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偽りの花嫁

 愛を誓った二人が多くの者に祝福される結婚式前夜、参列者が望み信じる二人の明るい未来とは裏腹に、夜空は鉛色の雲に覆われ月明かりすら届かない。


 同時期に仲間二人を失っても、幸せを信じる二人には無関係だとばかりにダサラシフドの住民は笑顔で式の準備を行い、万が一にも不作法者が二人の門出に泥を塗らないようにと、煌々と光る篝火で夜闇を照らして警備を自発的に行っている。それは彼等の気概の現れか……或いはそうでもしないと心が折れてしまいそうなのか。


「……行ったな」


 その様な中、闇に紛れて人目を忍び、明かりを避けて夜の港を進む青年の姿があった。頭から生えており時折動く耳は猫科の猛獣の類の物であり、それ故に夜目が利くのか一寸先さえ碌々見えない程の闇の中でも足取りは一見すればしっかりしている風に見えるが、少しだけ軽やかにも思える。


「えっと……」


 夜の闇を見渡す目を持っていても慣れぬ場所では迷うのが自明の理、事実彼は水夫として嫁渡りの船に乗って町に初めて訪れたのだ。名をバーシス、ぶっきらぼうな物言いとは裏腹に気が利くとして同年代の女性に人気があり、新人ながら気骨が有ると先輩達には可愛がられている。この日、彼は酒盛りの誘いを断って先に休んでいる筈だった。だが、今も酒を酌み交わしている彼等の目を盗んで抜け出したのだ。


「バーシス!」


 そんな彼が辿り着いた倉庫の裏手、特に高価な物も置いていらず式の会場からも遠いので人目も無いその場所に彼が姿を見せた途端、まるで影から這い出たかの様に唐突に女が姿を現した。近くで見ても彼女の姿を満足に捉える事が不可能な程の闇の中、二人はまるで月明かりに照らされた舞台で演じられる恋物語の一幕の様に正面から抱き合った。


「……髪、短くなったな」


 バーシスの手が触れた彼女の丁寧に結った髪は途中から無理矢理断たれた風に先がボロボロになっている。指先で彼女の髪を弄くる彼の声は少し寂しそうだ。


「守れなくて悪い」


「あら、私は平気よ。それとも髪が長くない女は嫌い?」


「俺は髪型など関係無くお前が好きだ」


「……馬鹿」


 一切の照れも臆面も無く告げられた言葉を受け、彼女の声には照れと嬉しさが混じる。彼より少し背が低い彼女は爪先立ちになって軽く唇を重ね、それから分厚い胸板に頭を預ける。抱き締める力が少し強くなった。


「ねぇ、私が他の誰かと結婚するのに嫉妬している?」


「……ああ。二人の幸せの為だと分かっていても、お前が他の誰かに永遠の愛を誓うのは悔しいな」


「ちょっとの間よ、我慢して。私の愛は貴方だけの物よ、バーシス」


「知っている。そして俺の愛もお前だけの物だ。絶対にやり遂げて、二人で幸せになろう、リノア」


 再び重なる二人の唇。先程は一瞬で離れたが、今度は暫くの間重なっていた。この時が永遠に続けばと二人は想い、この愛を生涯守る為に決意を固める。既に日付が変わって結婚式の当日、二人の運命の時が迫っていた。




「……女の人の髪ね。ちゃんと嗅いだ訳じゃないから断言は出来ないけれど、間違い無くあの人よ。そう、あの人が子供を浚った魔族のリノアだったのね」


 時の流れは残酷ね。どれだけ目と耳を塞いで現実を拒絶しても、幾ら立ち止まっていたくても、そんな事はお構い無しに進み続ける。ダサラシフドの人達にとって大切な仲間だった二人、スカーとクイラさんが死んだとしても今日も朝日は昇り、結婚式は執り行われる。


 私が両親を喪った時、塞ぎ込んで暫く何も出来なかったわ。でも、そんな間も羊達の世話は必要で、前を向いて歩いて行かなくちゃいけないの。でも、それが生きている人の役目だと頭で分かっていても心が叫び続けるのよ、前を見たくないって。周りの人達が支えてくれていなきゃ私は潰れていたわ。


 今日は結婚式、二人の門出。ダサラシフドの人達は悲しみで潰れそうな心を抑え込み、二人の幸せを心から祝う。泣きそうな顔に笑顔を浮かべ、泣き声の代わりに祝福の言葉を発して。だけど、その愛は偽偽り。祝福される価値が無い紛い物。ビサワの口に残っていた髪の残り香を嗅ぎ、祝福を述べに向かった時に見た二人の顔を思い出す。私が出席してくれて嬉しいと、勇者に祝福されて幸せだと浮かべていた二人の笑顔は眩しくて、片方が偽物だっただなんて今でも信じられないわ。


「……はぁ。結婚式とか憧れだったから楽しみにしていたのに」


 真相を知った今では結婚式が茶番劇にしか思えない。本当に凄く残念よ。大勢に祝われて、神様に永遠の愛を誓って……ブーケトスに参加したかったわ。少しばかり勇者の本気を出しても良いか本気で迷ったのに。何度目かになる溜め息の後、本当に永遠に愛が続きそうな賢者様と女神様の夫婦に目を向ける。この二人も式を挙げたそうだけれど、きっと壮大な式だったでしょうね。だって参列者も花嫁も神様……あれ?


「あの、女神様。女神様も式を挙げたのですよね?」


「挙げたぞ。キリュウがどうしても私のウェディングドレス姿を見たいし、仲間にもちゃんとした場で祝福して欲しいと言い出したからな」


「あの時のシルヴィアは美しかったです。今も負けず劣らず美しいですが」


 うん、本当に二人なら永遠に続くわね。愛の女神に永遠を誓っても数年で別れる夫婦が結構な数に上るらしいけれど、二人なら絶対にないわ。


 そう、結婚式で誓いを捧げるのは愛を司る神様だけれど、私が会った事のあるのは賢者様にとって小姑になるイシュリア様。ちょっと問題の多い女神様だわ。


「まかり間違ってもイシュリア様に永遠の愛を誓っていないわよね?」


「まさか。姉様は言いくるめて親族席に座って貰ったぞ。折角だから自分が神父役をやるとか言い出して鬱陶しかったがな。『神父を通して誓うのだからやってみたい、面白そう』、最後まで引き下がらなくて大変だったぞ」


「神が男女対の存在で助かりました。愛と戦を司る男神のマゥカ様は、イシュリア様とは正反対の人格者なので安心してお任せしましたし、快く引き受けて下さいましたよ」


 うん、我ながら酷い評価だと思うけれど、お二人のイシュリア様への評価だって大概だから構わないわよね? あの方の場合、式の途中で賢者様を誘惑するか下ネタを入れそうだもの。そうか、二人の結婚式は無事に終わったのね。良いなあ……。


「そう、杞憂だったみたいね。……あの、それで賢者様達の結婚式って魔法で見られないかしら? 楽しみにしていた今回の式は既に台無しだし、興味が有るわ」


「当然お見せしますよ。今日の件が終わって、気分が晴れやかなら見ましょうか。私も久々にシルヴィアのウェディングドレス姿が見たい」


「見たいのなら何時でも見せてやるぞ? ああ、でもシチュエーションが大切という奴か?」


 三百年経っても新婚さんみたいね、この二人は。普段はちょっと勘弁して欲しいけれど、今は羨ましく思えるわ。さて、気を取り直しましょう。私達がやるべき事は何時もと変わらないわ。魔族を倒し、人々を救う。それと浚われた子達についての情報も引き出さないと。



「じゃあ、結婚式は台無しになるしお肉を食べて力を付けましょう!」


 ハムにベーコン、ソーセージ! あれだけ食べて暫くは見るのも嫌だと思っていたお肉が恋しいわ。別にお野菜は嫌いじゃないけれど、お肉よお肉、肉が食べたいわ。


「……それにしてもイシュリア様って昔からイシュリア様だったのね」






「へっくち!」


「風邪ですか、イシュリア様?」


「多分誰かが私の噂をしているのね。美しさを崇拝したり、偉大さを賛美したり。絶対そうよ。だって私って美しい上に中身も優れた女神だもの」


「はぁ……」




 そしてその時はやって来た。結婚式に相応しい淡い水色のドレスに着替え、赤いドレスの女神様とタキシード姿の賢者様と一緒に会場に向かう。受付では町長さんが待っていたわ。


「これはこれは、勇者様と賢者様、そしてシル様。ようこそお出でになられましたな。ささっ、勇者様は町の住民から選ばれた参列者用の席に、お二人は此方の席にどうぞ」


 渡された席の配置が書かれた紙によると私と賢者様達は随分と離れた席になっているのね。……それにしても町長さんは結構なお年だけれど、どうも臭うわ。女物の香水の香りが体に染み付いている彼を見て私は不思議に思った。だって、同じく参列している人達、特に人相が悪い人達からも同じ香水の香りが漂って来たもの。


「……流行っているのかしら?」


「おや、どうかなさいましたか?」


「いえ、何でもありません」


 別に香水について訊ねる位は構わないけれど、お勧めされたら困ってしまうわ。私、香水って凄く苦手なの。だけれども勧められて使ってみるかって言われたら使うのが礼儀なのだろうけれど、ちょっと勘弁願いたいもの。それに人の趣味に口出しするのはマナー違反よね。一瞬、女装している町長さん達の姿を想像してしまって気持ちが悪くなったわ。だから私は誤魔化し、そのまま席へと向かった。


(少し来るのが早かったかしら?)


 私が席に着いた時、他の子達は殆ど来ていない。幾つかのテーブルを囲んで置かれた席に座り、飾られている花を眺めて足をブラブラと動かしていた。退屈、凄く退屈。私、何かしていないと落ち着かないのよね。お昼寝なら兎も角、こうして座っているだけだなんて欠伸が出そう。それをグッと堪え、退屈凌ぎに式場を見回す。ヴァージンロードの先にある台は花で飾られている上に大きくって凄く立派。でも、ウェディングドレス姿で階段を上らないといけない花嫁さんは大変そうね。


 やがて私の他の子供達も集まって来たわ。流石式への参加を許されるだけあって落ち着いているし、幾つかのグループに分かれて席に着いたのだけれど、私は非常に気まずさを感じる事になった。


「えっと、勇者様……」


「その……」


 大人の人達は気さくで私にも平気で話掛けてくれたのだけれど、子供はそうも行かないのね。何か話題を振ってくれようとはしているけれど、勇者って肩書きへの憧れが強くて下手な話題を切り出せないらしいわ。私だって同じ立場だったら困ったでしょうから仕方無いと思うけれど、ちょっと苦痛になって来たわ。でも、私から話を振るにしても何を聞けば良いのか分からないし。


 町の人達について……クイラさんの事も有るしちょっと問題ね。


 余所から来たらしい柄の悪い人達について……話して面白い話題とは思えない。


 あっ、駄目だ。故郷では遊びも仕事も殆ど限られていたから大丈夫だったけれど、私って他の世界の同年代の子供との話題を知らない。勇者としての旅だって自分の活躍を自分から話すのは自慢みたいで照れるし、この結婚式を台無しにする立場からすれば式についても話し辛い。


「えっと、勇者様。あの可愛いパンダはどんな子なの?」


 そうやって私が困っていた時、一人の女の子が意を決した表情で話し掛けてくれたわ。良かった、助かったわね。こういったのって最初の一人が一番勇気が必要だもの。この場においては彼女が勇者だわ。


「可愛いパンダ? ……あっ! アンノウンの事ね。可愛いって言うから分からなかったわ」


 私も最初はあのヌイグルミを可愛いと思っていたのよ、最初の方は。でも、あれだけ人を弄くって来るのに使われるのだもの、今じゃ可愛いとは思えないわ。


「え? 勇者様は可愛いと思わないの? 大きなパンダさん凄く可愛かったのに」


「あのパンダを操っているのが性格最悪だから。それよりも他に何か話しましょう。この世界特有の物語とか知りたいわ」


「そうなんだ。それにしても勇者様が花嫁さんの所にブーケを持って行くんでしょ? 良いなあ」


「うん、そうなの。席に座った花嫁さんにブーケを渡す役目を頼まれちゃって。良い記念になったわ」


 話し掛けて貰ったら話したい事が次々に浮かんで来る。勇者に選ばれたって、何度魔族を倒しても、例え世界を救っても私が女の子なのには変わらない。だから今みたいに何気ない会話が何よりも楽しかった。まるで普通の女の子に戻った気分ね。式が始まるまでの僅かな時間だったけれど、本当に楽しい時間を過ごせたわ。



「それでは新郎新婦の入場です!」


 でも、普通の子供の時間は一旦終了。此処からの私は勇者の時間。小さくしたデュアルセイバーはドレスの下に仕込んでいるし、魔本だって賢者様が預かってくれている。万雷の喝采に祝福されながら入って来た新郎新婦を見詰め、呼吸を整える。焦ったら駄目よ、私。相手に警戒させたら厄介だもの。そっと鼻で息をして周囲の匂いを吸い込んだ。香水や花、料理に混じって人々を嗅ぎ分け、予想は確証に変わる。魔族が誰か分かった。今、何処に居るのかも。


「……ごめんなさい」


 純粋に祝福して式に参列している人達を騒ぎに巻き込んだ事を謝罪し、私は席から飛び出す。向かった先は新郎新婦が向かう先、二人の席がある台。その中心に向かって飛び、魔包剣を発動して振り上げる。でも、一撃で真っ二つにするつもりだったけれど、先に向こうが飛び出して来たわ。空洞になった台の中、身を隠して機会を伺っていた彼が床を突き破って姿を見せたの。


「……あれ? 貴方、随分と大きくなっていない?」


 あの時、スカーは確かに大きくなってはいたけれど、精々が一階の天井に角の先が届く位。それが今では二回の真ん中に届く迄に大きくなっている。成長期……ってボケをかましている場合じゃないわ。スカーは台の柱を引っこ抜くと両手に構え、大きく振り上げた。


「忘れたのかい? 僕は魔族、自らの手によって発生させた人の負の念によって強くなる。強化による体の変化はそれぞれだけど、僕の場合は更なる巨大化……なのさ!」


 一瞬暴風が吹いたと錯覚する程の音を立てながら振るわれる石柱。ああ、もう! 確かに今まで戦って来た魔族は翼を生やしたりして来たけれど、幾ら何でもこれは反則よ、ルールなんてきめてないけれど! 流石に正体を明かした時みたいに一緒に戦った仲間ばかりじゃないから悲鳴を上げて逃げ出す人も居れば立ち竦む人達の姿もあったわ。


「きゃあ!?」


 背後から聞こえた悲鳴、目を向ければスカーが飛び出した際に飛び散った破片で怪我をしたのか頭から血を流す新婦。流れた血で純白のウェディングドレスが赤く染まる中、スカーの眼が血走って体が震える。まさか悲鳴が気に障ったのっ!? 人の演技をしていた時の温厚さからは想像出来ないけれど、確かにスカーは怒りを向けている。それも私じゃなく新婦の居る方に。


「……よくも」


 スカーの指先が石柱に食い込み、槍を投擲するかの様に投げられる。人が受ければ確実に挽き肉になってしまいそう。巨大な石の塊が高速で迫る中、二人は動かない。今逃げても絶対に間に合わないけれど。でも、私だったら間に合うわ!


 二人の前に躍り出て、迫り来る石柱を正面から蹴りつける。受けた瞬間に足に重みが掛かって肉が軋むけれど歯を食いしばり、地を踏みしめる足にも力を込めて蹴り抜いた。


「たぁっ!!」


 まさか蹴り返されるとは思っていなかったのね。スカーの反応は一瞬遅れ、咄嗟に腕を交差させて防御したけれど石柱の直撃を食らって踏鞴を踏んだわ。どれだけ体が固いのか結構な堅さの筈の柱が砕けて周囲に散らばっている。アレを投げられたら後ろを気にして戦うのは難しいわね。私は数歩後退り、新婦の手を取って抱き上げた。


「賢者様、シルさん! 守りはお願い! 私は……魔族達の相手をするわ!」


「魔族……達?」


 私の言葉に驚いた様子の新郎。確かにこの場に居る魔族はスカーだけに見えるわ。だって、そう思わせるのが作戦だったのでしょう? 私がつい視線を向けてしまった時、咄嗟に後ろに飛び退く。その足は地面から離れ、体は後方に向かう。私が蹴りを腹に叩き込んだ事で更に加速して飛んで行った。


「な、なんでコンラッド様を……? だって彼は普通の人間で……」


 信じられないといった表情で私を見る新婦、リノアさんの瞳からは驚愕と怒りを感じる。そう、確かにそう思うわよね。愛を誓った夫となるあいてだもの。


「いいえ、違うわ。只の人間じゃありません」


 私は顔を左右に振って否定する。本当に運命って残酷ね。私に蹴り飛ばされて幾つもの椅子やテーブルを巻き込んで漸く止まった彼は、いえ、彼女は本当の姿を現したわ。尤も、今の姿も偽りかも知れないけれど。


「リノアさん、見ての通り。貴女が花嫁になった相手は偽りだったの。……そうでしょう、リノア?」


「ええ、その通り。私、コンラッドじゃないわ」


 体に付いた埃を叩き落としながら歩み来る彼女、魔族のリノア。スラッとした体型に途中から千切られた結った黒髪。この距離からでも例の髪と同じ物だと分かったわ。多分あれが無かったらリノアさんを魔族だと勘違いしたかも知れないわね。


「それで何のつもりかしら、スカー?」


 リノアが顔に手を当てれば眼鏡が現れる。指の隙間からスカーを睨むリノアの瞳が怪しく輝いた時、後方から矢が放たれる音がしたわ。僅かに感じる刺激臭からして毒矢。



「殺せ! あの御方の愛が欲しいのなら勇者を殺せぇ!!」


 その矢が向かっているのは全て私の方向。町長の掛け声と共に再び聞こえる矢の風切り音。守るべき人達による明確な殺意の籠もった攻撃が私に向かって放たれた……。

アンノウンのコメント  実は作者は最初は花嫁が魔族の予定だったけど、違う展開が浮かんだんだ。次は新しい絵を投稿するよ。それはそうとゲルちゃん、本来パンダは凶暴な動物だし、性格の悪さで可愛くなくなる訳がないよ?

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