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僅かな光明

「ねぇ父。父が手助けした勇者の仲間にはどんな人が居た?」


 未だティアが幼い頃、お気に入りの場所だった私の膝の上で、私の勇者時代の絵本を読んでいたティアが訊ねて来ました。少し邪魔なのか尻尾の置き場所に困った様子で忙しなく動かし、綺麗な瞳で私の顔を覗き込んで来ます。


「そうですね……二代目勇者達は本当に真面目な方々でしたよ。年長の魔法使いが上手く誘導して真面目さ故の困難やトラブルを避けていましたし」


 銭ゲバや卑怯卑劣な人は居なかったのは少し羨ましいと思いました。私にとって仲間は大切な存在ですが振り回されましたので。……ええ、本当に。


「急に聞いて来るなんてティアは私の事が気になるのですか? ふふふ、そんなに私が好きですか」


「うん。父も母も大好き。同じ位好き。……でも、母の膝の上は固いからそんなに好きじゃない」


「私達もティアが大好きですよ。……膝については本人に言わないで下さいね」


 少し理由が分からなかったのか首を傾げるも頷くティアを抱き締めて頭を撫でる。ティアの耳が嬉しそうに動いていた。



「じゃあ、三代目は?」


「……個性的な人が揃っていましたよ。ええ、本当に」


 出来れば答えたくないのが本音ですが、可愛い娘に質問されたならば答える他無いでしょう。思い出すと胃がキリキリ痛みますが。


(シルヴィア、早く戻って来て下さい)


 只今シルヴィアは母と娘二人のお茶会に行って留守。ティアを独占出来るのは嬉しいですが、少しだけ語るのを代わって欲しかった。



「まあ、一人は少しお転婆ですが真面目でしたよ」


 現在共に旅をしているゲルダさんを含めて計三人の勇者の手助けや助言を行って来た私ですが、何と言っても印象に残っているのは三代目勇者シドー・ヴェッジでしょう。悪い意味で、ですが……。


「……酒場で意気投合した女性と一夜を過ごしたらマフィアのボスの一人娘だった?」


 最初は真面目な堅物で、世間知らずの神官が旅をするのは大変だなと思っていたのですよ。ですがイシュリア様が余計な気を回して女を教えるとか本当に余計な事をした結果、今までの禁欲生活の反動で堕落した結果がこの状況。度重なる救援養成に私の胃にも確かなダメージが与えられていました。


「賢者様、本っ当に申し訳有りません! もう、こうなれば馬鹿の股間を叩き潰して二度と使えない様に……」


「ひぃ!?」


「……あー、うん。流石にそれは哀れですので勘弁してやって下さい」


「じゃあ、切り落とします。ったく、勇者なのに彼方此方で胤を蒔いて」


 シドーの愚行に怒りを示し、鎌槍を構えたのはボブカットで猫っぽい顔付きの少女、名をアナスタシア・エイシャル。この時代では魔族の発生地だったオレジナのエイシャル王国の姫にして勇者の仲間に選ばれた一人、つまり私の仲間だったイーリヤの子孫であり、後にシドーを尻に敷いて婿入りさせる烈女です。魔族の襲撃の際に家臣によって他の世界に逃がされ、シドーと合流しました。


「……しかし一体どうすれば」


「ええ、そうね。旅の資金で落とし前を付けるって流れだったのに、誰かさんが救世紋様なんか見せちゃったせいで余計に面倒な事になったものね」


「いや、だって旅の資金は各国が事前に集めていた物だし、僕の不手際で大量に使ってしまうのはちょっと

。なら、話し合いで解決しようと思って……」


「その結果が婿に入れて勇者の名を利用しようって事に繋がったんでしょうが! ったく、新しい仲間も見つけなくちゃ駄目だってのに!」


 頭を抱えるシドーと地団駄を踏むアナスタシア、勇者の名を貶める事が続けば隠蔽が間に合わなく今後の旅や次代にまで悪影響が出るので考えただけで胃がキリキリと痛み出す。この時の彼らは最後の仲間候補が今滞在する街に居る事だけは分かっているので逃げ出す訳にも行かないですし……。




「おや、賢者様がいらしてたんですねぇ。皆さん、嬉しい報告と困った報告が同時に来ましたよぉ」


 そして突如現れたチャイナ服に酷似した服装で、広い袖口をピッタリと合わせて腕は見えない。その中に色々と物を仕込んでいる彼は漫画に登場する胡散臭い糸目の中国人っぽい見た目で、私に一礼すると袖の中から鏡を取り出しました。特殊な魔法を扱う|道士、もしくは仙人と呼ばれる者達が扱う占いの道具であり、今回は最後の一人を探すのに使ったらしい。



「なんと! シドー君が一晩の愛を紡いだお嬢さんなんですよぉ。いやいやいや、これは随分と愉快な旅になりそうですよぉ」


 口元を袖で隠して笑いを堪える彼の名はウェイロン。パップリガの出身で勇者の仲間の一人であり、天仙(てんせん)の異名で呼ばれる事になる天才道士です。……正直言って胡散臭い言動が苦手なタイプでした。


 何せ自分の興味関心を何より優先し、シドーとの出会いも勇者の強さを確かめる為に召鬼法(しょうきほう)……ネクロマンサーみたいな魔法で操る死者をけしかけたのですから。類は友を呼ぶ、そんな言葉が浮かぶパーティーであり、アナスタシアの苦労が凄まじかった。偶に愚痴を聞かせる為に呼び出された程ですからね。


 ……ゲルダさんは本当に良い子で幸いでした。変にグレてシドーやイシュリア様みたいにならない様にしなくては。




「さて、予想はしていましたが矢張りと言うべきか何と言うか……。まあ、世話や監視の手間も有りますし、他の世界に置くのが人質の扱いとしては正しいのですけれど……面倒な」


 ゲルダさんを襲ったイアラとやらの子供を含む行方不明の子供の捜索ですが、賢者という偶に自分でも疑問を持つ称号で呼ばれる私でも難航していました。世界全体を範囲に収め、建物や洞窟の中も含めて細かい条件設定をした上での感知魔法を使いますがそれらしき反応は出ない。何度か条件を変え、今まで知らなかった広大な地底洞窟を発見してワクワクもしましたが流石に疲れて来た。


「ちょっと肩も凝りましたしティアに揉んで貰いましょうか。……シルヴィアは下手ですからね」


 首を左右に動かせばゴキゴキと嫌な音が鳴り、捜索を一旦切り上げて感知で居場所を調べたティアの近くに転移する。丁度良い事に周囲にはシルヴィアしか居ませんし近くに転移しても大丈夫でしょう。即座に転移魔法を発動した私の視界が切り替わり、目の前には無惨に破壊された集落の残骸が広がっていた。


「あっ、父も来た。丁度良い、何が起きたか詳しく調べて」


 詳しい探知をしていませんでしたし他に反応も無いので気にしていませんでしたが、座標と記憶を照らし合わせれば此処は確かにギェンブの集落、その中でも族長が住む一番大きな物が在った筈だと思い出せる。ですが、どうも何か尋常で無い事が起きたらしい。それも人為的な何かだ。残された矢等の人同士が争ったと見られる痕跡、それと何かに追われて踏み込んだと思しきモンスターの足跡。本来なら人の営みの範疇だとして手を貸すのは憚られるのですが……。


「可愛い娘の頼みです。直ぐに調べますよ」


 本来は駄目な事でも抜け道は存在する。例えば私は神ではなく、娘が知りたい事を調べるだけならば違反にはならない。仲間や知人の子孫の手助けもこの理論でごり押ししています。早速目の前の小さな家、燃え残った内装からして親子三人で暮らしていたとされる場所を機転にして何が起きたかを詳しく調べるべく魔法を発動させるのですが、そんな私の前に椅子が差し出されました。


「父、肩凝ってるみたいだから私が揉む。座って調べていて」


「ん? なら私が……」


「駄目、これは私の仕事。私が揉む」


 差し出されたのは少し焦げ目が付いて地面に置くとグラグラする不安定な造りの椅子ですが、愛する娘がマッサージをしてくれる時点でどの様な豪奢な椅子にも勝る座り心地です。自分がやろうとしたシルヴィアを手で制したティアの指が私の肩に触れて凝り固まった肩の肉を優しく解して行く。


「ティアは本当に上手ですね」


 肉体年齢は二十代前半で固定されている私でも疲労は溜まりますし、どうせなら魔法でパパッと治すよりもゆっくりと休んで癒やした方が良い。なのでティアが来る前はシルヴィアと互いにマッサージをしていたのですが、どうも彼女に任せると肩の骨に罅が入る程の力で揉まれるのですよね……。なので幼いティアが私の頼みで肩を揉んでくれた時は助かりましたし、上達には成長を感じたものです。


「では、始めましょう」


 一瞬で魔法を展開すれば目の前の景色は廃墟から切り替わり、何気ない日常風景へと戻る。丁度昼前で親子が揃った何気ない幸せな風景。この地に刻まれた記憶の中に入り込んだ私達の目の前でその幸せは終わりを告げた。


「……騒がしいな」


 先ず気が付いたのは狸の獣人の父親でした。母親の遺伝なのか燕の翼を持つ息子の為に木彫りの剣を彫っている手を止めて立ち上がった彼は喧騒が聞こえる外の様子を見るべく立ち上がる。気になったのか後を付いてくる息子を手で制して家の中に居ろと指示をした彼が外に出た瞬間、開け放たれた扉を通して悲鳴が家の中に届いた。


「敵襲だぁー!!」


「皆、武器を持って来い! 子供達や戦えない奴らを守るんだ!」


 流石はシルヴィアを崇める獣人達と言った所でしょう。彼も家の外に立てかけてあった槍を手にして集落に紛れ込んだモンスターへと立ち向かった。亀の甲羅を持つ大熊のタートルベアや興奮すると放電するエレキミンク、本来ならば刺激しない限りは襲って来ない筈の大人しいモンスターですが酷く興奮した様子で集落の中を駆け回る。一匹一匹は大した事がなくとも数が多く、不意を打たれた事で少し混乱気味の彼らは苦戦気味でした。


「落ち着け! 先ずはエレキミンクから仕留めろ。タートルベアは動きが遅いから後回しで構わない!」


「了解!」


 ですが彼らは何度もモンスターを倒して来た腕前の持ち主。素早く動き回り放電によって至る所で火を着けるエレキミンクを次々と仕留めて行く。興奮して暴れ回るタートルベアは数人で囲み、甲羅から出た部位を狙って攻撃、何匹かは引っくり返した事で動きを止めて撃破、多少の被害は出ましたが討伐完了です。


「しかし、どうして急に……」


「族長代理……いや、グリンが何かしたんじゃないか?」


「彼奴がこのまま獣王祭で正式に族長になったらと思うと……いっそ毒でも仕込むか?」


 どうやら彼は同じ集落の方々にも嫌われているらしい。確かにモンスター達の様子は妙でしたが、それで直ぐに原因扱いとは……。


「どうも西側での蛮行を知らぬらしいな」


「それに戻ってもないみたい。父、後で何処に居るかも調べて」


「はい、分かりましたよ」


 では、何が起きたかを見終わればグリンを探しましょうか。世界を救った後も魔法の修行を続けた私ですが、特に探知系魔法には力を注いでいます。まあ、ティアが家に来てから力を注いだのですがね。森で迷子になったり、頭のイシュリア様を筆頭にしたネジが外れた神が近付いても分かる様にです。……時々子供の姿で近寄るから本当に質が悪い。


 そうこう話をしていた時、終わった事を察したのか次々と家のドアや窓が開いて隠れていた人々が姿を見せる。その中には先程の子供も居て、トテトテと嬉しそうに軽い足取りで父親の方に向かって行きました。


「こら。ちゃんと出て来ても良いと言うまでは……逃げろ!」


 父親の表情が一変し、空気を切り裂いて飛来した物に手を伸ばす。それは一本の矢でした。子供の姿に近くの大人達が意識を向けた一瞬に射られた矢は父親の指先を掠り、子供の胸へと突き刺さる。何が起きたのか分からないまま子供は仰向けに倒れ、続いて大量の火矢が降り注いだ。更に四方から聞こえて来るのはモンスターのうなり声。先程の倍以上の数が襲来する中、子を失った父親の視線の先には遠くから自分をあざ笑う獣人の姿が映っていました。


「……此処までですね。これ以上は必要無い。ゲルダさんを連れて来なくて本当に良かった」


 何より私はこれ以上の光景を娘に見せたくない。即座に魔法を停止すれば映像は消え去り滅ぼされた集落に戻る。何が起きたかを実際に目にした後では悲惨さが一層際立って見えました。これが本当に人のやる事なのでしょうか? 希望に縋り魔族の力の痕跡を調べるも反応はしない。私の落胆した様子を見て察したのか、ティアも落ち込んでいます。


「……生き残った人達が言っていた。犯人は西側の人達。グリンが行った騙し討ちの報復だって。他にも周囲の小さな集落が襲われてる」


「どうも食料を持って行った際に攻撃を仕掛けたらしくてな。元より西との徹底抗戦を主張していたらしいが……」


 娘と妻、私の愛する二人の顔が曇る。私の心の中にドス黒い物が湧き出したのを感じました。……今まで勇者としても賢者としても人の汚さ残酷さを見て来た私ですが馴れない。いいえ、馴れてはいけないのです。だからこそ、この憤怒は間違っていない。


「……地獄の業火すら生温い」


「父、落ち着く」


 そんな怒りをさらけ出した私の頬をティアの手が左右から挟み込む。端から見れば無表情に見える彼女の瞳を目にし、僅かながら私の中に冷静さが戻って来ます。確かに許し難い事ですが、グリンの行動は私の賢者としての行為を利用して人の営みの範疇を越えた行為。どの道にしろ憎悪からなる戦いには介入出来ませんが、彼への罰なら話は変わる。大悪人の討伐は勇者の立派な役目です。


「父、賢者。ゲルダ、勇者。大勢救う為、指名を忘れたら駄目」


「……そうですね。ティアのお陰で正気に戻りました。目の前の誰かを使命の為に見捨てるのは問題ですが、目にした事ばかりに拘って指名を忘れるのでは問題外なのですから」


 確かに私達はギェンブの集落で何が起きたかを目にしました。だから要因となったグリンに強い怒りを抱き、自らの手で罰したいとさえ思ったのです。ですが、私達の目や手が届かない場所で同じ様な目に遭っている人は多く、私達の旅が長引けば更に遭う人は増えて行く。


「……何かあったら私が戦う」


「ティア、私達は貴女に人と戦っては欲しく有りません」


「うん、だから人は出来るだけ傷付けない。手加減しても平気なだけの力は父と母に貰った。……だから、私は大丈夫」


「ティア……」


 この様な時、父とはどうすべきなのでしょうか? 娘を信じて送り出す? それとも娘を守る為に絶対に参加させない? ……人同士の戦に介入出来れば良かったのに。勇者の功績稼ぎにも影響しないのなら後から私が罰を受ける事なんて平気です。ですが、それで遅れた事で誰かを救えなかった時に深く傷付くのは私ではない。


「……シルヴィア、私は未熟ですね」


「私も同感、未熟さを噛み締めている所だ。私に出来るのは精々の所、姉様に頼んで出来るだけ早急に終戦するのを後押しして貰うだけだからな」


 手を伸ばし、互いの手を強く握る。幾ら賢者や神だといっても限界は存在します。この旅で私はそれを痛感させられた。偶に手助けをするのではなく、実際に旅をするからこそ感じる無力。本当に私はどうすれば良いのでしょうか……。




「……妙に落ち込んだ様子だと思ったらそんな事があったのね」


 帰宅後、私達はゲルダさんにこれからの目標を話しました。内容が内容だけに詳細はぼかし、取り敢えずこれ以上は何もさせない為に探し、懲らしめて捕らえた後は引き渡す、そんな事を平静を装って話すも見抜かれていたのですね。


「もう! 仲間だって散々言ったのは賢者様じゃない。変に気を使われても困るだけよ!」


「……申し訳有りません」


 腰に手を当ててプンプン怒っているゲルダさんに謝るしかない。今日は本当に子供に叱られる日ですね。私、これでも三百歳なのですが。


「それにグリンを見付ければ戦争に介入出来るかも知れないでしょう? さっさと探しましょう」


 そう、もしかしたら戦争を止める為に介入出来る可能性が有るのです。人の営みの一つである戦争に勇者が介入した場合、どうしても片方に肩入れしたとした評判が流れて今後の行動にも支障を来します。勇者に相応しくない行動をすれば僅かにでも関わっている事への功績にも影響するので基本禁止ですが……魔族が関わるのならば話は変わって来る。


「ゲルダさんが僅かに感じ取った魔族の臭い。彼を捕らえて解析し、行動に魔族の介入が有ると分かれば神や勇者の介入が可能になります。流石に死んで遺体を解析出来なければ不可能ですし、復讐者に見付かって殺される前に探しましょう!」


「ああ!」


「早く行きましょう! ……もう、こんな時にアンノウンが居れば人手が増えるのに。所で賢者様、あの子は正確には勇者の仲間に選ばれた存在じゃないけれど介入出来ないのかしら」


「……私の使い魔ですからね。惜しい事にギリギリ無理です。創造に私や神が関わっていますので」


 闇の中に差し込んだ僅かな光。ですが、そんな光に私も歴代の勇者達も救われて来ました。無駄無謀な希望的観測、そんな風に切り捨てるには背負った物は重過ぎるのです。


オマケ


賢者キリュウの質問コーナー


「まあ、実際は不明確な設定の語り場と既存の設定の確認場所ですが」


Q アンノウンって雄?


「一応雄です。かなり悪乗りで創造したので神が再結集しても同族は創れませんが」


Q 従姉妹の胸はどうだったの?


「……ノーコメントで。巨乳派撲滅脚を受けたくないので」



「では、次回 何処かで質問募集しましょうか 感想がくれば幸いですよ」

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