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決意と再戦

 森の中を全力で駆け抜ける。足下に突き出た根っ子を飛び越し、行く手を遮る枝を潜り、抜け、木々の隙間に滑り込んで。障害物を迂回せず最低限の回避動作で躱わして移動時間を短縮、だけど背後の直ぐ其処で爆砕音が響き渡った。


 振り向くのは愚策、何が起きているのか、それは分かっているから。岩が粉々に砕け、大木は根本から吹き飛ぶ。誰がその惨状を招いているか、それも考えるまでもない。必死に走る私とは対照的に鼻歌交じりの散歩を思わせる足取りで付かず離れずの距離を維持する破壊神……いえ、武と豊穣を司る女神シルヴィア様だ。


(いや、本当に凄いわね。あれで力の殆どを封じているのだもの。全力だったらどうなって居たのかしら?)


 考えるまでもなく、私が直ぐに捕まるだけ。だって今の状態でさえ封印状態の本気でないのだから。其処まで手加減されても私は逃げるのがやっと。未だスタミナは持つけれど何時まで鬼ごっこが続くか分からない。恐怖は足を竦ませ、速度が落ちた事で背中に破壊で発生した風圧を受ける。バランスを崩し更に速度が落ちた時、女神様の拳が迫った。


「どうした、動きが悪いぞ」


 背中に受ける尋常でない衝撃。女神様の拳が私の背中に叩き込まれる。いえ、違うわ。吹き飛ばされる時、一瞬だけ見えた女神様の腕は途中で止められていた。拳圧だけで私は吹き飛ばされたのよ。肺の空気が押し出される中、痛みで手放しそうな意識を必死で掴んで駆け抜ける。


「……邪魔よ」


 前方から転がって来た転倒虫を払い除け、奇声虫を踏み台にして高い枝に飛び移る。巣があったのかダツヴァが翼を広げて威嚇して来るのを睨めば逃げ出し、今度はレイピアを構えた長髪のお兄さん立ち塞がった。


「勇者だな? 我が愛しい方の為、その首を貰いに……」


「敵ね、退いてっ!」


 これで普通の人なら避ける所だけれど言葉と殺気からして魔族に組みした敵だと判断した私はデュアルセイバーを振るう。防御の為に差し込まれたレイピアをへし折り、頭の毛を全部剃り落としながらお兄さんを叩き落とした。頭から落下したけれど茂みに落ちたから問題無いと放置する。こんな事をしている間にも女神様が迫り、逃げるのが困難に……。


「あれ? どうして私は逃げてばかりなのかしら?」


 動き続けながらも私は自問自答する。答えは簡単、怯えているから。私は女神様と……いえ、自分より強い相手と戦うのが怖くなっていた。理由は分かるわ。無様に負けたクレタとの戦いが心に強く残っているの。今まで何だかんだ言っても私は勝って来た。それがたった一度の敗北で覆されたのよ。


「……気に入らないわ」


 今まで多くの失敗をして来た。羊に逃げられたり、チーズが全部腐ったり、羊毛を安く買い叩かれたり、それでも私は乗り越えて来た。羊飼いと勇者を一緒にするなと言われるかも知れないけれど、それでも私がやらなくてはならない事には変わらない。なら、私は此処で立ち向かう。私を殺す気の無い女神様に怯えて逃げるだけの私が殺す気で向かって来る魔族と戦い抜ける筈がないから。


(このまま反転しても隙が大きいわね。……だったらっ!)


 前方に生えた大木目掛けて私は迷い無く跳ぶ。そのまま木の幹を蹴り抜いた私は反動で女神様の方へと突き進む。だけれどこの程度じゃ絶対足りない。デュアルセイバーを分割、ブルースレイヴを投げた。柄から噴出する魔力が勢いを増し、それに引き寄せられるレッドキャリバーを持つ私も加速する。女神様は避ける動作を見せず、足の先で石をすくい上げてブルースレイヴを弾くけれど、既に引き寄せる能力は解除してあるわ。だけど一度付いた勢いは失われない。


「てやっ!」


 最大まで行った加速の勢いを込めた渾身の突き。それは女神様が構えた斧に防がれる。まるで丸めた紙を鉄の塊をに投げた時の様。向こうは微動だにせず、反対に私は弾き返される。だけど、それは想定内。既にレッドキャリバーに引き寄せたブルースレイヴを掴み、両足で地面を蹴った私は女神様に迫った。


 未だ太刀筋も荒削りな私に出来るのは兎に角手数を稼ぐ稼ぐ事。最大の大きさにした刃を打ち付け、時に小さくした状態から元の大きさに戻る勢いを利用した突き、練習中のフェイントも加えて息の続く限りの怒濤のラッシュ。でも通じない。女神様は斧を持った手を殆ど動かさず、僅かにずらすだけ。それだけで全ての攻撃が防がれ流される。


 此処は一旦下がろうとバックステップを踏んだ時、女神様も一歩踏み出す。着地の瞬間に地面が爆散し揺れる程の踏み込み。飛ばされた石に全身を打たれバランスを崩した私に女神様の握り拳が迫り、乾いた音が響くと共に普通のデコピンで私の体は浮く。首が飛ぶかと思ってしまった。


「……負けちゃったわ」


「いや、流石に少しでも良い所を見せられたら武の女神として立つ瀬が無いからな? お前が完敗して当然だが……まあ、判断は良かった。この調子で学んで行け」


「ええ、そうね。私、次はクレタに勝ちたいもの」


 完全に恐怖が消えた訳じゃないけれど、もう私は彼女から逃げない。次こそ絶対に勝つと心に決めたわ。


(まあ、こんな特訓が暫く続くと思うと憂鬱だけれど……)


 賢者様との魔法の授業も有るのを考えれば余計に疲れがやって来る。圧倒的な格上との戦いは短時間で得る物も多いけれど心身共に非常に疲れていたわ。


「では、軽く体も温めた事だ。朝食の時間まで目に付くモンスターを倒しながら森を駆け抜けるぞ」


「……ええ、そうね。未だ早朝、朝ご飯すら食べていないもの」


 非常に疲れている状態でも非情なスパルタ教官は容赦しない。多分短期間で今の内容が朝飯前に感じる位に鍛え上げる気なのね。


「……やるしかないならやるだけよ。力が足りないから救えないのは仕方が無いけれど、力を付ける努力が足りなくて目の前の誰かを救えないのは自分で自分を許せないもの」


 後悔だけはしたくない。だから私は進み続ける。私を信じて支えてくれる人達が居るのだから絶対に諦めないわ。疲れた体に鞭打って走り出す私だけど、何か忘れている気がした。



「女神様、何か忘れていないかしら?」


「重りか? では、体重の倍位から始めよう。ゲルダ、体重は幾らだ?」


「……女神様と賢者様って本当に似た者夫婦ね」


「そう言ってくれるな。……流石に照れる」


 私は同性であっても体重を聞くデリカシーの無さに口が滑ったのだけれど、女神様は照れながらも嬉しそう。もう色々考えるだけ損ね、今更だけれど。


 そんなこんなで私の修行は続き、そろそろティアさんが人参だけは絶対に使わずに朝ご飯を用意し始める頃になっても私と女神様は森の中に居た。更に言うならば迷っていた。遭難したの? そうなんです。


「よし、ゲルダ。私が思いっきりお前を投げるから集落が何処にあるか見てくれ」


「え? いや、女神様? ちょっと急用が……ひゃぁあああああああああっ!?」


 逃げるよりも前に女神様に捕まって空高く舞い上がる。私は風になりながら幼い頃のたわいもない夢を思い出していた。


「鳥みたいに空を飛びたい……だったわね」


 残念な事に私は鳥じゃない。空を飛ぶ魔法も使えない。だから空に打ち上げられた後は落ちるしかなかった。一応景色を見ようとはしたけれど緑一色で集落は見当たらないし、随分と遠くに来てしまったのね。……もう女神様の愛の力で賢者様を察知するかすれば良いのでは、そんな事を思いながら落ちて行く私は女神様にキャッチされて地面への激突を免れた。いえ、そもそも投げたのは女神様だけれど。


「それでゲルダ、集落は見付けたか?」


「いえ、見えなかったわ。でも、少し考えたのだけど……」


 よく考えれば賢者様がご飯時に帰らない私達迎えに来てくれる、それに気が付いて伝え様とすれば女神様も拳で手の平を打つ。どうやら思い当たったらしいわね。


「分かっているぞ、年輪の偏りを見れば方角が分かるという奴だな。では、早速あの大木を切り落として調べるとしよう」


 その話は嘘だけれど女神様は私が訂正するよりも前に斧を振り被って前方の木に迫る。別に調べるなら他の木でも良いと思ったのだけれど、何だかんだ言ってイシュリア様と姉妹ね。


「……今何か失礼な事を思われた気がするが別に構わんだろう。では、早速……」


「ちょっ、ちょっと待っとくれぇえええええっ!? 儂、切られたら死んじゃうからっ!」


 女神様が斧を振り上げた時、突然お爺さんの声が響き渡る。何処にも声の主らしい姿は見当たらない。匂いだってしない。でも、確かに声は聞こえたし、女神様は斧を降ろした。


「悪い、気が付かなかった」


「ふぃ~。ちょっと二、三十日の昼寝の予定じゃったが助かったわい。儂、生まれてから最大のピーンチ」


「木が喋った……」


 女神様が木の表面を軽く撫でれば巨大な木が風に揺れるみたいに蠢き、顔みたいになった模様が本当の顔みたいに動く。声の主の匂いがしないと思ったら、お爺さんの正体は樹齢数百年の大木だったのね。。


「なんじゃお嬢ちゃんはトレントを知らんのかいの。まあ、精霊の一種だとでも思ってくれればええわい。一応豊穣を司る神の支配下におるんじゃが……まさか豊穣の女神様に切り倒されそうになるとはなぁ」


「まあ、私に関連する存在だから力を封印していても正体が分かるのだ。……私が分からなかったのは封印の影響だからな」


(そんな風に誤魔化すから余計に怪しいのだけれど……言わぬが花ね)


「それでシルヴィア様に相談なのじゃが、どうも妙な魔族を見掛けたと同族がテレパシーを送って来ていたのじゃが、数日前から連絡が付かなくての。集落を探しているとウトウトしながら聞いておったが丁度その周辺じゃから案内するわい」


 木なのにどうやって案内するのかと思ったらトレントさんは地面から根っ子を引っこ抜いて足みたいに動かすと森の中を進み出す。道を塞ぐ木も動いて道を作り、遠目に集落が見えて来た。


「……えっと、別の集落ね」


「そう言えばビャックォとは伝えていなかったか」


「なんじゃい。それならそうと言わんと伝わらんって。まあ、知り合いの居場所はもうちっと先じゃし行こうかの」


 確かに集落は集落なのだけど大きな川の畔周辺に建てられた家が並ぶ集落で、森の中のビャックォとは建築様式が違う。でも折角此処まで来たのだからトレントさんのお願いを聞こうと思ったけれど、それよりも前にお腹が鳴り響いた。


「……あの、木の実とかは?」


「儂、そっち系の木じゃないからのぅ。ギェンブに頼むしか……ぬぉっ!?」


 空腹に耐えながら僅かな希望に縋るけれど残念。仕方が無いので我慢して進んだ先には草一本生えていなかった。トレントさんが思わず声を上げるのも無理が無いわ。周囲の緑豊かな大地と違い、目の前には一面の砂原が広まっていたもの。触ってみたけれど粘り気がないサラサラの砂で植物が根を張るのは難しそう。まるでイエロアの砂漠みたいで、その上僅かだけれど流れがあった。この砂、動いていたのよ。


「……出て来なさい。居るのは体臭で分かるんだから」


 砂原の中心に向かって追尾効果を持つ大岩の魔法を放ちながら呟く。案の定、地中から砂が伸びて岩を包み込むと魔法による直進する力よりも強い力で地中に飲み込んだ。まるで底無し沼や流砂の様。そして私の声に答える気なのか中心部の砂が盛り上がって彼が姿を現した。


「ふぇっふぇっふぇっ! 暫くぶりじゃなぁ、お嬢ちゃん。相変わらず色気の欠片も無いが偶にはそんな女も良いじゃろう」


 少し聞いただけで不愉快になる言葉と耳障りな嗄れ声、醜悪な顔の長身の老爺。私がイエロアで一度戦った魔族、チューヌ・ザントマンが大きな袋を背負いながら舐め回す様な視線を向けて来る。たった数ヶ月前だけど変わっていないみたいね。でも、お陰で遠慮無く倒せるわ。


 イエロアでの事を思い出す。手を組んだ盗賊に浚われた女の人達がどんな目にあっていたのかを。そして……。


「さっきのお兄さんが言っていた愛しい方って貴方の事ね、チューヌッ! 刺客を送るとか卑怯な真似をするわね」


「いや、儂は知らんよ? そっちの気は無いんじゃが……」


 思いっ切り間違えた。多分ティアさんにお熱のリンさんと会った事が原因だと思うけれど何とも微妙な空気が漂う。チューヌも随分と困惑した様子だった。


「と、兎に角今度こそ逃がさないんだからっ!」


「それは此方の台詞じゃな。今度こそ本気の儂の力を見せてやろう」


一度戦った時に盗賊の根城が砂嵐に包まれていたから分かっている。チューヌの能力は砂を操る事。既に周辺は砂原で相手に有利な場所になっているからと踏み出すのを躊躇った時、背後で様子を伺っていたトレントさんが前に進み出た。


「……お主、此処に居た儂の同族はどうした?」


「お前さんの同族? 知らんのぅ。この辺の植物は全部枯らしたし、その中に混じっていただろうな」


「貴様ぁあああああああっ!」


 嘲笑うチューヌに激昂したトレントさんは巨体を揺らして飛び上がる。見え透いた挑発、それに乗った相手を醜悪な眼差しで見やるチューヌ。地面の砂が盛り上がってトレントさんに向かって砂の槍が突き出した。今の私なら分かる。あれは確実にトレントさんの体を貫通するだけの威力が有ると。けれど砂の槍は何もない空間を通り過ぎて行った。


「まあ、落ち着け。彼奴の相手はゲルダの役目だ。お前はそうだな……ちょっと向こうで休んでいろ」


 トレントさんの根っ子を掴んで引き戻した女神様は片腕で彼を持ち上げたまま話し掛ける。でも本人は納得していない様子だった。きっと居なくなった同族は友達だったのでしょうね。頭で理解出来ても心で納得出来ないのよ。


「しかし……ぬぉおおおおおおおおおおっ!?」


 そんなトレントさんを女神様は放り投げる。悲鳴を上げながら飛んで行くトレントさんは森の向こうに落下して土煙が上がっていた。


「よし、これで安全だ。……それでだ、ゲルダ。一度は互角に戦った相手だが、朝食を食べていない状態で勝てるか?」


「朝飯前ね。さっさと倒して朝ご飯を食べに戻りましょう」


「ふぇっふぇっふぇっ! 強くなったのが自分だけだとでも? 儂も多くの女を浚い、犯し、殺し続けて来た。その女達が抱いた恐怖や絶望で儂の力は大幅に上がっておる。さぁて、存分に犯した後で始末してやるわいっ!」


 チューヌが気色悪い顔に喜色を浮かべて袋の口を開ければ砂嵐が吹き荒れる。その勢いはイエロアで砦を覆っていた物の倍近く。視界が完全に防がれる中、砂嵐に混じって砂の刃が飛んで来た。周囲に響き渡るザーザーといった音に混じって聞こえたのは勝利を確信したチューヌの笑い声。あの醜悪な顔がどの様な笑みを浮かべているのか容易に想像が付いた。


「……」


 無言で砂の刃を打ち払い、足に力を込めて一気に押し出す。吹き荒れる嵐も生涯にはならず、私はチューヌの顔に蹴りを叩き込んだ。鼻が折れて血が吹き出し、折れたはと共に息を吐き出した老体が仰け反る。その体の上に着地した私は間髪入れずに首に大振りの一撃。勢いに押され倒れるチューヌの顔を掴むとレッドキャリバー全力で投擲した。魔力を噴射して砂嵐を突き抜けたその後を追って引き寄せられたブルースレイヴも突き進む。私は片手で柄に掴まり、砂嵐を脱出するなり地上に向かって残った手で掴んだチューヌを投げ捨てた。


「メー!」


「メー!」


「メー!」


 地上には既に私が召喚した羊達が待ち構えている。穏和な瞳でモコモコの毛を持つ可愛い見た目から一変して硬質な毛と凶悪な瞳に変容した羊は真下から体当たりでチューヌを打ち上げ、更にその羊を踏み台にして別の羊が打ち上げる。向かった先に居るのは私。頭上高く掲げたブルースレイヴを魔力の噴射で更に加速させながら振り下ろした。 


「勝ったわねっ!」


 急落下したチューヌは陥没した地面の中に横たわり、その上に次々と羊達が落下する。最後の一匹がモコモコの毛で私を受け止めた時、チューヌは光の粒になって消え始めていた。浄化され完全に存在を消したチューヌ。その事に安心した時、打撃音が響く。見れば女神様の拳を受けた豹の獣人が気絶していた。顔面に食らったのか鼻血を流して前歯が数本欠けていて、手足を投げ出して白目を剥いている。


「……あれ?」


 ほんの一瞬、彼から魔族の残り香が漂って来た気がした……。




 



オマケコーナー


賢者キリュウの質問コーナー


「はい、っと言う訳で出番が少ない私が色々な質問にお答えします。今回は用語の一部を解説しましょう」


Q 淀みって何? 魔族ってどうやって生まれるの?


「怒り、悲しみ、嫉妬、そんな負の感情が六つの世界中から百年周期で一つの世界に溜まった物です。これが人の形を取ったのが魔族ですよ


Q 何で賢者が全部解決しないの?


「神への依存を避ける為に始まった魔族封印の儀式の要こそ勇者であり、勇者が功績を挙げる事が大切なのです。戦闘での活躍に応じて貰えるポイントが変わるゲームで特定のキャラにポイントを集中させるのと同じですよ」


Q偶に話題に出る従姉妹や祖父ってどんな人?


「作者の別作品 伝説の勇者の爺共を読んだら分かりますよ。……では、本日は此処まで。次の機会まで宜しくお願いします」

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― 新着の感想 ―
[良い点] Q&Aって、いいアイディアですね。
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