魔族と人
私達魔族は人の負の感情から誕生し、本能から来る人への憎悪で動く。その力は誕生の瞬間に大きな差があって、下級から上級に分けられた私達は、二人居る最上級魔族のどちらかの指揮下に入るんだ。当然、自分じゃ選べない。
「あっちは嫌だな。そう思うだろ、楽土丸?」
「う、うむ。拙者は別にどちらでも」
「おい、まさかとは思うが、あの巨乳が良いとか思ってないよな? 彼奴、痴女だぞ。露出か? あの露出が良いのか?」
自分の人生の選択を誰かが勝手に選ぶのは気に入らない。でも、あーだこーだ言っても何も変わらないなら仕方無いよな。選べる範囲で後悔しない為の行動をするだけだ。
リリィ・メフィストフェレスかレリル・リリスのどちらの部下になりたいか選ぶなら、私は迷い無くリリィの方を選んだ。レリルの方はしょっちゅう男をベッドに連れ込んでいるって話だし、それならリリィの方が良いって、仲が良かった楽土丸と話したもんだ。
……別に私は見た目が餓鬼の上にヒョロガリだからって嫉妬している訳じゃねぇ。あんな痴女が上司とか嫌だった、それだけだ。だから二人してリリィの部下になった時は嬉しかったよ。
リリィがどんな奴が知った後じゃ、そんな気持ちなんざ消え失せたがな。
「はぁ!? 何だよ、それ! 捨て駒じゃねぇか!」
私達魔族にとって打倒すべき敵は勇者だ。勇者さえ殺せば、人間が絶滅寸前まで行かないと神は手出ししないって話だし、管理しつつ次の勇者が誕生しても直ぐに叩き潰せる。魔族は安泰って訳だ。……本当に上手く行くのかって私は思うんだが、信じて疑わない仲間に言うのも気が引けたから黙っていた。
んで、敵は勇者だけじゃなく、偶に存在する実力者もだ。元々が勇者候補や勇者の仲間に選ばれたかも知れないって連中は普通は無理な魔族の打倒が可能で、上級魔族がそんな奴らの集団に負けたって聞いたんだが、その次が気に入らなかった。
「詳しい情報を手に入れる為、同じ数の下級魔族を投入する、それが気に入らないので?」
上級魔族以外の前には滅多に姿を見せないリリィの側近として伝令役をやっているビリワックは私が何故怒っているのか分かっていない様子で、それが私の神経を逆撫でする。
「ざっけんな! 絶対死ぬじゃねぇか! モンスターを使えば良いだけだろ!」
「どうも魔族に相当な敵意を持っているらしく、そっちの方が効率が良い、あの御方はそう判断したのです」
我慢の限界だった。だって、効率が良いって理由で仲間を死ぬと分かっている戦いに投入するってんだからよ。私は頭に血が上り、ビリワックに殴り掛かるが横から伸びて来た手に掴まれて止められた。
「……邪魔するな、楽土丸」
「落ち着け。拙者とて気持ちは同じ。ビリワック殿……リリィ様の所に案内して貰えるか? 謁見を申し込む!」
私は邪魔をした楽土丸を睨むが、怒りに任せて行動していたのは私だけじゃなかった。普段は大人しい楽土丸も仲間を使い捨てにするリリィに怒り、少しだけ私よりも冷静だった。断れば斬るって感じで刀の柄に手を添える楽土丸に対し、ビリワックは嬉しそうに口をつり上げた。
「ええ、是非お連れしましょう。実はリリィ様は自らの策を不満に思う者が来れば会いたいと申しておりまして。……信じられはしないでしょうが、あの方は仲間を愛しています」
「……かたじけない」
楽土丸は頭を下げ、私も慌ててそれに続く。そうか、魔族全体の事を考えて酷い選択を選んだけれど、実は止めて欲しかったんだな。私はビリワックから聞かされた言葉によって自分が恥ずかしくなった。だって、あまりにも決め付けるのが早かったんだからよ。
「どうぞ。このドアの向こうでお待ちです」
ビリワックに案内された私達は初めてリリィの城に入り、執務室の前で立ち止まる。この話し合いで仲間達の運命が決まるかと思うと緊張するが、話し合いがしたいって言って来たのは向こうなんだから悪くはならないよな?
「失礼します!」
ノックの後、私達は部屋に足を踏み入れる。気が付けば一面の暗闇の中で浮いていた。周囲には私と楽土丸しか居なくて、気配すらしないのに笑い声だけは聞こえて来る。親切そうに私達を連れて来てくれたビリワックが嘲笑っている声だった。
「あははははは! 間抜けな人達だ。リリィ様はお前達に会いなどしない。捨て駒? いやいや、小石を投げる程度の嫌がらせだ。リリィ様にとって上級魔族以外は道具でしかないのだから!」
「貴っ様ぁ!!」
楽土丸は叫ぶが指一つ動かせず、私は声すら出せない。闇が私達に絡みつき意識が沈む中、今最もいけ好かない女の声が聞こえて来た。
「えっと、これは魔法発動時に自動再生される声だよ。何か面倒な事をして私の時間を潰そうとしていたし、お仕置きだ。仲間思いみたいだし、仲間から狙われる裏切り者にしてあげるよ。うん、直ぐに殺さず延命させてあげるんだから感謝してくれよ?」
腸が煮えくり返る思いだが、叫ぶ事すら出来ない私の意識は完全に閉ざされ、気が付けば山の中に寝転んでいた。楽土丸の姿は近くになくて、何かが近寄って来る気配がする。草をかき分ける音に振り向けば数匹のモンスターの姿があった。助かった、そう思ったよ。何せモンスターは魔族の命令を聞くからな。でも、私は大切な事を忘れていた。いや、たぶん現実から目を逸らしていたんだ。自分が裏切り者と認定されたって事からな。
「助かった。おい、山を下りたいから案内を、うぉ!?」
私は一切警戒せずに近寄り命令を下したが、その途中で爪が振るわれる。咄嗟に避けて致命傷は負わなかったけれど、頬に鋭い痛みが走り、私は悟ってしまった。幾ら気が立っていてもモンスターが魔族を襲う事は滅多に無い。例外として一つだけ……魔王様から裏切り者と認定された奴はモンスターに狙われるんだ。あの女に権限は無かった筈なのに、どうやって魔王様を言いくるめたのかは知らないが、分かるのは私が絶賛ピンチだって事だけだ。
「ちぃ! あの女、絶対ぶっ殺す!」
魔族として彼奴に従うのは我慢したが、向こうがもう部下じゃないって言ったんなら話は別だ。その為にも身を隠して力を蓄える必要があった。だって、仲間と戦うのは嫌だから。でも、最上級魔族のリリィに命令されたら私を狙わなければならない。別に平気な奴なら返り討ちだが、私を殺したくないって思ってくれる奴と戦うのは絶対駄目だ。
「見ていろ。お前なんか絶対消してやる」
復讐を誓う。例え私が死んだとしても、あんな奴が魔王様の側近であり続けさせるのだけは阻止するんだ。だから何でもしよう。泥を啜り、血に這い蹲ってでも生き延びて、相打ちになってでもリリィを殺すんだ。残された仲間の為にも。死んだ奴が無駄死にならない為にも……。
だけれど、世界は私の想像以上に残酷だった。起きていても寝ていてもモンスターは私の存在を察知し襲って来る。まるで砂糖に群がる蟻みたいにモンスターが集まれば異変に気が付く奴だって居るし、いい隠れ家を見付けても定住は出来なかった。魔族ってのは人間よりも丈夫だが、それでも体も心も磨り減るもんだな。……あの日、彼奴と出会った時の私は限界まで追い込まれていたっけ。
「……あー、糞。しくじっちまった」
空腹と疲労、後は雑魚ばっかだったから油断したんだろうな。川辺でモンスターに襲われた私は全部倒したと気を抜いた所でしとめ損なっていた奴に組み付かれ、川にドボン、そのまま深みに嵌まって流されちまったのさ。その上、滝から落ちた時に岩にぶつけちまった背中が痛いし、何とか這い上がって岸辺の洞窟に入ったのが今って訳だ。
「死ぬか? うん、このままだと死ぬな。そうか、死ぬのか」
この時、私は結構限界だった。喉の渇きは無いが(死にそうな程に飲んだから当然だが)、腹が減って腹が減って堪らない。さっきから声もろくすっぽ出ないのに腹の音ばかりが鳴る始末だ。迷い込んで来た蟹を捕まえて甲羅を噛み砕いて食ったけれど、手の平サイズじゃ腹は膨れねぇ。……でも、このまま死ぬのも良いのかもって思えたんだ。
「まあ、勇者にやられて成長の役に立っちまうよりはマシか。魔族に殺されないならリリィの嫌がらせも空振りだしな」
このまま目を閉じて意識を閉ざせば近い内に死ねる。そんな確証に導かれるままに私は目を閉じて……知らないベッドの中で目を覚ました。
「……何処だよ、此処。んで、この餓鬼は誰だ?」
ボロっちぃ部屋の小さなベッドに寝かされた私を見守る様に隣に座り、そのまま寝ちまっている女の餓鬼。よく見れば私の体には包帯が巻かれている。……この家の奴が私を助けて寝かせてるって所だな。おーおー、大層なこって。ボロっちぃ格好の痩せた餓鬼の姿をした私を助けたんだし、礼目当てって事は無いとして、お人好しってのが順当な所だろうな。
「だが、其奴が命取りだ」
私は確かに追放された身、魔族の敵と見なされる。だが、それでも魔族の一員としていたい。だから人間は敵だ。私、窮鬼・流の能力は不幸をばらまき相手の財産を奪う事。人間なんぞに恩は感じねぇ。
「見てろよ。不幸のどん底に叩き落としてやるよ」
そう、魔族にとって人間ってのは滅ぼす対象。だから、今は体力回復に専念して、機を見てこの町を滅ぼしてやる。何故ならば私は魔族だから。
「……っと、思ってたんだがな」
「どうしたの、流ちゃん」
人間に助けられてから半年近く、私は未だに餓鬼、カミニの家に世話になっていた。思っていたよりも怪我が重く、走り回れば背中が痛む。カミニの父親は無口だが親切で、近所の連中も良くしてくれる。……私も焼きが回ったな。今まで先代までの裏切り者、特に人間に絆された奴を蔑んでいたってのに、私がそうなっちまったんだ。
今まで私は生まれ持った敵意で人間を滅ぼすべきだって思ってたのに、こうして一緒に過ごしたら、魔族も人間も一緒だって思えるんだ。だから居心地が良くてズルズルと……。
「いや、何でも無い」
「もー! 私達、親友でしょ? 隠し事は駄目だよ!」
「分かった分かった。ちょっと前の自分と今の自分を比べてたんだ」
……親友、その言葉に抵抗は無い。寧ろ嬉しいとさえ思っているが、同時に思うんだ。これは魔族への裏切りだってな。あの女の計略で裏切り者認定されただけだってのに、本当に裏切ってどうするんだよって。
「今日は何か眠いから寝るな」
「ぶぅ! 今日はお花畑に行くって約束だったのに!」
「悪い悪い。またな」
あの日、私はカミニを騙した。寝ている振りをして窓から抜け出し、そのまま町から出て行ったんだ。私を親友にしてくれた奴を、魔族だと告げても拒絶しなかった奴を裏切ったんだ。……私は本当に最低だな。
「ああ、楽しかった。でも、これで良いんだ」
そして町を抜け出し、山の中で襲って来たモンスターを返り討ちにしての休憩中、私は半年間の事を思い返していた。あの時もこうやってモンスターに襲われて、自分が魔族で裏切り者だって漏らしてしまったんだよな。焚き火で肉を炙り、自分に言い聞かせる。そう、あのままカミニの側に居れば何時か他の奴にも魔族だって知られるし、私を狙って来たモンスターや魔族に襲われるだろうから、親友なら近くに居るべきじゃなかったんだ。
涙が流れて来たのを拭い、暫くボケッとしていたが、そろそろ行くかと立ち上がる。最後、もう一度だけ親友の居る場所を目に納めるか、そんな風に思った私は我が目を疑った。
「お、おい、一体何が……」
町が燃えている。炎に包まれ建物は崩れ落ち、逃げる奴らが追い掛けられ殺される姿を遠目に見た時、私は走り出していた。山道を駆け下りるのは無理がある? それがどうした! 親友が危ないってのに体が痛む程度を気にしていられるかよ。
「カ、ミニ……? おい、何処だ! 何処に居るんだ!」
私がたどり着いた時、全てが終わっていて、瓦礫に中に残る黒こげのが幾つか有るだけで、死体すら無い。希望に縋り、神にさえ祈ってカミニが好きだった花畑に向かうと、本当にそこでカミニを発見した。でも、私は遅かった。カミニの体は木に逆さ吊りにされ、頭が地面に転がっていたんだ。
「私のせいだ。私が残っていたら助けられたかも知れないのに……」
辺りに血溜まりが出来ていないのにカミニの体からは血が残っていなくてカサカサになっていて、顔は恐怖に歪んだ状態だ。守りたかったから側から離れたのに、近くに居なかったから守れなかった。私はその場で膝から崩れ落ち、カミニの頭を抱えて嗚咽を漏らす。泣いたって叫んだって現実なんか変わらないのに、泣くしか出来ない自分が何よりも嫌だった。
「あらあら、貴女を殺しに来たら凄い事になっているわね」
「お前はっ!?」
不意に知っている声が聞こえる。振り向こうとして、皺だらけの手で頭を掴まれた。指の隙間から見えたのは愉快そうに笑みを浮かべる老婆の顔。その顔を私は知っている。
「ミレッシュ!」
「気安く名前を呼ばないで、裏切り者如きが」
振り払おうとする、その前に私の頭に何かが流れ込んで来た。私という存在が塗り潰され、別の奴に書き換えられる。この記憶はカミニの……。
「貴女、長い間人間と暮らしておいて力を使わないわ、自分を囮にモンスターを引き込まないわ、本当に本心から裏切ったのね」
最後に蔑む声を聞き、私の持つ記憶は偽りの物、カミニから聞いた話を元に私が作り出した物へと変わる。この日から私は流ではなくカミニとして生きる事になったんだ。
「……そして、再び現れたミレッシュにまた洗脳されて妹だと思い込まされたんだ。私の名前を使ったのは刷り込みがしやすいからで、記憶との齟齬で私を更に苦しめたかったんだろうな……」
流は最後に自嘲するかの様に笑い、そこで言葉を止める。人と魔族との間に生まれた友情、相手を思うからこそ起きてしまった悲劇。此処まで話を聞いたゲルダが思い返すのは今まで戦って来た魔族達の姿。友の為に怒り、同族の為に戦う。人と同じ様に誰かを想い、時に敵である筈の人間とも絆を結ぶ。本能としての敵意を除けば人間と変わらず、その本能さえも乗り越える事が出来るのが嬉しかった。
そして、話を最後まで静聴していたクレリックの面々。今の話を戯れ言、虚言の類だと切り捨て、人と魔族の友情など有り得ないと一笑に付す可能性を案じていたゲルダだが、一同を代表してそれらを受け入れるかの様に、レガリアの拍手の音に安堵した。
「いやいや、分かっていた事だけれど、魔族にも人と分かり合えるのが居るんだねぇ」
「じゃあ!」
このまま流を見逃して貰えるのかと、彼女が人と手を取って歩めると信じるゲルダの顔は明るい。その言葉に対して返って来たのは言葉ではなく、音。一斉に障壁に武器が叩き付けられ弾かれる、拒絶を示す激しい音だ。
「……まあ、関係無いけどね。オジさん達、魔族は存在そのものが悪だって認識だからさ。魔族も、欲望の為に魔族の手助けをする人間も、須く死ぬべきだと、そんな行動理念なんだわ」
「だからぶっ殺されたくなけりゃその餓鬼を渡せってんだよ! って言うかよぉ、もうぶ殺すの確定だよなあ、レガリアさんよぉ!」
「はいはい、落ち着いてね、レリック君はさ。君、ちょっと短気過ぎるから。……兎のお嬢さん、申し訳無いんだけれど渡して貰えない? いや、心変わりしたって話を信じない訳じゃないよ? でもさ、二度目の心変わりってのも有り得るしさぁ」
「渡せません」
にべにも無い態度にレリックの顔が更に不機嫌になって行くが、レガリアの表情には変わりは無い。ただ纏う空気は剣呑な物のままであり、懐から一冊の本を取り出す。
「光無き世界の主よ、我が呼び掛けに応えたまえ」
彼の体内から放出された魔力は彼自身の影に入り込み、影は彼から切り離されて宙に浮かび上がる。蠢き膨れ上がり、闇の固まった様な球体となった時、赤い瞳が見開かれた。
「……闇の上位……いえ、最上級精霊ですか」
「おや、分かるんだね、矢っ張り。……さてさて、賢者信奉者として腕を披露させて貰おうか」
「あっ! 思い出したわ! あのマークって……賢者様を信仰する人達の物だわ!」
……一方、その頃その賢者と嫁の女神は何をしているかと言うと、何時もの様にイチャイチャしていた。
「こんな風に貴女に触れて貰える、それだけで幸せですよ」
「愛しい奴だ。日焼け止めなど魔法でどうにでもなるだろうに」
二人っきりの浜辺にて、シルヴィアはキリュウの体にクリームを塗って行く。腕、腹、胸、自分で塗れる所まで彼女は念入りに、夫の肌触りを楽しむかの様だ。
「どの様な形であれ、貴女に触れて欲しいのですよ」
「……さて、次は背中だな。ほら、私を抱き締めろ。……抱き合った状態で塗ってやりたい」
二人は抱き合い、シルヴィアは時々キリュウの耳に息を吹きかけながら背中に日焼け止めクリームを塗る。穏やかな瞳で幸せそうなシルヴィアだったが、徐々に変わって行く。塗り終わる頃には捕食者の物になっていた。
「よし! 今夜は私が一方的に貪らせて貰うぞ」
「それは実に楽しみ……おや? 誰かが来ますね」
遠くから水柱を上げながら海上を走る誰か。その背後から船の廃材の塊が迫っていた。直線上の船を巻き込み、質量で押し潰してバラバラに破壊、それを取り込んで更に巨大化している。
「……あの馬鹿、何をやっているんだ」
呆れた声で溜め息を吐くシルヴィアの視線の先、猛スピードで走る黒コートの彼女の足下には小型のボードでサーフィンをしているパンダのヌイグルミ。次の瞬間、彼女はパンダに躓いた。
「にゃっ!?」
速度が出過ぎていた為に勢いそのまま海上を何度も跳ね、砂浜に頭から突っ込む。下半身だけ上に出し、ジタバタと暴れる彼女のお尻には猫の尻尾が生えていた。
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アンノウンのコメント 何やってるって、パンダを使った遠隔操作サーフィン




