悲しみと憎しみ
第2話です〜。これからは後書きに書いていきます!
?大佐「なんでFAXて送られてくるんだ...?」
オットボール軍曹「分かりません...意図があるのは確かだと。」
マーティン伍長「撹乱させるため...?」
オットボール軍曹「それについてはもういいかと...」
マーティン伍長「確か、敵の偵察に行った偵察隊が半数撃墜されていて」
?大佐「どういうことだ!?状況は!?」
マーティン伍長「ただ今確認を!」
?大佐「クソッ....」
........
防空軍飛行隊パイロット室
II号機パイロット「あんなノマド一等空尉見たことねぇよ...」
VI号機パイロット「そりゃそうだろ。アイツとモンタは親友だったからな...だが、これが戦場だ。俺らは平和ボケしてたんだ。」
II号機パイロット「でも帰ってこれたんだ。俺らは。」
VI号機パイロット「そうだな、でもこうのんびりできるのは、もう最後かもしれない。酒でも飲むか。」
II号機パイロット「そうだな。」
それから、一週間は何も起こらなかった。一週間は。
まるで一瞬だった。
「スクランブル!スクランブル!第12飛行隊は速やかにブリーフィングルームに集合せよ!!繰り返す...」
ノマド一等空尉「なんだ!?またか...」
ヴォルフ一等空尉「おい聞いたか!今すぐ行くぞ!」
「...今度は何だろうなぁ。ノマド。」
「領空侵犯なら俺が出る。モンタを落としたクソッタレを撃墜する。」
「おいおい、そうなんなって。モンタを落とした野郎だ。そうとう技術はある。」
「分かってる!」
...........
ブリーフィングルーム
?大佐「今からブリーフィングを行う。現在東ヨルネ国の戦闘機が我が国に対し領空侵犯をしている。」
ヴォルフ一等空尉「正気か?奴ら。仮にも俺らは「あの第12飛行隊」だぞ?誰もが知ってるはず...」
ノマド一等空尉「それよりも、相手は何機ですか?」
?大佐「4機だ。」
おかしい...明らかに偵察じゃない...?なんだ...?
ヴォルフ一等空尉「なら、どうするんですか?マイク大佐」
マイク大佐「あぁ、第12飛行隊は今すぐ離陸し、敵機に強制着陸せしめよ。」
「今回は四機で出撃してもらう。いいな?ヴォルフ!エリック!クレイグ!ノマド!」
「「「「了解!」」」」
「なら今すぐ行け!飛行場へ向かえ!」
......
エリック一等空尉「しっかりな。ノマド。」
ノマド一等空尉「ああ。お前もな。」
クレイグ一等空尉「帰ったら一杯やろうぜ。エリック、ノマド。」
エリック一等空尉「あったりまえだ!このやろう!バカみてえなこと言ってねぇで、行くぞ!」
ノマド一等空尉「あぁ、行くぞ!」
ヴォルフ一等空尉「全員乗ったか?」
もしかしたら、敵機はモンタを落とした野郎.....
俺の愛機、F-15J 愛称は「イーグル」ベースのF-15を近代化改修をした機体だ。
なんだろう。悲しみと憎しみが混ざったこの気持ちは...
ヴォルフ一等空尉「おい!ノマド!準備は!?」
ノマド一等空尉「あっ...ああ、確認中だ。」
左翼よし。右翼よし。右フラップよし。左フラップよし。エアブレーキよし。機器確認。HUDよし。エンジン...よし。轟音が響いた。調子が良い様子だ。
「準備完了。問題なし。管制塔!離陸許可を!」
管制塔「了解、離陸を許可する。貴機のコールサインは「All Zero」だ。」
ノマド一等空尉「了解!」
エンジン出力100% そして俺は、空に羽ばたいた。
はい!どうだったでしょうか?長くて長くて長いけど、次は飛んでるとこから始まります!ようやく、まともなドッグファイトだお〜!やったね!と、いうわけで。終わりです。次回をお楽しみに〜