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物語0話【幻想入り】  作者: 残雪
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弾幕ごっこ

「怪我しない程度にやるのぜ」

「お手柔らかにお願いします」

「私から行きます」


私はそう言い自分の指に傷をつけた。

傷をつけたことにより指から血が垂れてきたが、私はその血を使い…


「『血の雨』」


私がそう唱えると、垂れていた血が宙に浮き、雨のように魔理沙に襲いかかった。


「マスパで全て吹き飛ばしてやるのぜ」


魔理沙がそう言い放つと、八卦炉を持ち、こちらに向けてきた。


「『マスパースパーク‼』」

「スキマ‼」


私は魔理沙のマスパを喰らう一歩手前で、スキマを開き、防いだ。


「なかなかやるのぜ」

「魔理沙もなかなかやりますね、ですが油断大敵ですよ?」

「えっ!?」


私は魔理沙との会話の時にスキマを展開させ、先程のマスパを魔理沙に喰らわせた。

さらに私は魔理沙のマスパに自分の血を混ぜたことにより、魔理沙は能力が使えなくなり、自由落下していったが、私は魔理沙が地面にぶつかる前に、手を掴み、ゆっくりと地面へ降りた。




「くっそー、やられた」

「紫としていたとはいえ、まだ経験が少ない雪が異変を何度も解決してる魔理沙に勝つとはねぇ」


私は魔理沙との弾幕ごっこに勝利したのである。


「そういえば、雪の能力って何なんだぜ?」

「今さっきの試合を見ていたんだけど、雪、能力は1つだけではないでしょ?」


たった1回の弾幕ごっこでバレるとは、凄い観察力である。

仕方ないので正直に答えることにした。


「1つ目は既にお分かりのようですが、血を飲んだ時に、その血の主の能力や技術をコピーし、自分で使えるようにすることです。一見強そうに見えますが、コピーするだけなので、練習しないと全く使えないという、デメリットがあります」

「だから、私や魔理沙のスペルは使わなかったのね」

「2つ目の能力は、私の血を浴びた者の能力や技術を、一時的に封じることができる能力です」

「なるほど、だからあの時、魔理沙が飛べなくなったのね」

「そうですね、ですがこれにもデメリットがあります」


「2つともデメリットがあっても強い能力じゃない!?」と霊夢が言いたげそうな顔で見てきた。

そうすると魔理沙が「今日はお先に失礼させてもらうのぜ」と言い箒に乗り帰っていった。


「もうこんな時間ね。雪、今日はもう日が暮れてきていることだし、内に泊まっていきなさい」

「いいのですか?」

「いいも何も、今さっきの弾幕ごっこでだいぶ疲れたでしょ?」

「あっ、バレてました?」

「それくらい気づくわよ」

「それでは、お言葉に甘えさせてもらいます」


私も今日は血を貰ったけど、その分を弾幕ごっこで使い過ぎてしまったため、体がとても怠い。

それにしても、今日は疲れたなぁ。

弾幕ごっこ、始めて勝ててよかった。紫とした時なんかは、ボロボロにやられてたし。

幻想郷に来てよかったなぁ。

追われることはないし、皆は優しいし…

「こんな日々が続けばいいのに…」と言う私の願いは叶うことがないと、この時の雪は知る由もなかった。

お久しぶりでございます。暫くの間投稿せず、申し訳ございません。

急いで作ったため、文章が変になっていたり、誤字などがあると思いますので、指摘していただけると幸いでございます。

次の投稿も今のところできておりませんので、未定でございますので、ご了承くださいませ。

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