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物語0話【幻想入り】  作者: 残雪
3/6

博麗神社

とある神社…


「今後こそ勝ってみせるぜ‼」

「受けて立つわ‼」


二人の少女が、言葉を交わした後、距離をとる。


「先手必勝のマスパースパーク‼」


そう言葉を放った瞬間、もう一人の少女が人の気配に気付く。


「っ⁉そこの人〜今すぐ避けて‼」




話遡り、雪は博麗神社を訪れていた。


「ここが博麗神社かぁ…」


紫から貰った血を飲んでから二日後、私は紫の力を使えるようになった。


「まだまだ紫みたいに使いこなせないけど、最初の頃と比べて使えるようになったと思う…」


それもそのはず、私が紫の血を飲んで、紫の力を使えるようになったのはいいものの、最初は、紫の能力を使おうとしてもスキマを出すことすらできなかった。

できたとしても数秒しか維持ができず、さらに、スキマの中に入って閉じ込められ外に出られず、紫に何度も助けてもらっていたからである。


「練習しないといけないなぁ…他の人の能力も、今後、私の能力でコピーし、使えるようにしないといけないって紫に言われたし…」


考え事をしながら歩いていると…


「先手必勝のマスパースパーク‼」

「そこの人〜今すぐ避けて!!」

「えっ…?」


私は考え事をしていた事もあり、避けれるはずがなかった。

少女はマスパースパークを喰らい、後方へ吹っ飛ばされた。


「もう、魔理沙は…スペルカードを使うときは周りに気を遣いなさいと何度も言ったでしょ?」

「近くに人が居るとは思わないのぜ。」

「取り敢えず運ぶわよ。」


私の意識はそこで途絶えた。


「雪…お前は絶対に…‼」

「ん、お兄ちゃん今何か言った?」

「何でもない…」


そこで私は目が覚めた。

懐かしい夢をみたような気がする。


「体の方は大丈夫かしら?」


声をかけられた方を見ると、巫女服の少女が立っていた。


「巫女服…ということは貴方が博麗はくれい 霊夢れいむさんですか?」

「そうよ。あと私の名前を呼ぶ時は呼び捨てでいいわ。」

「分かりました、霊夢さん。話は変わりますが…」

「大丈夫かなのぜ?」


私の言葉を遮るように、箒を持った少女が勢いよく部屋に入ってくる。


「大丈夫ですよ。」

「よかった…」

「あの…誰ですか…?」

「私の名前は霧雨きりさめ 魔理沙まりさだぜ。呼び捨てで構わないんだぜ。それにしても私のスペルカードを喰らっても大丈夫な人間なんて初めてなんだぜ。」

「私…吸血鬼ですよ…?」

「えっ…!?」


霊夢の方はこの事を知っていたかのように冷静だったが、魔理沙の方は驚きのあまり口が開きっぱなしである。

そこで霊夢が魔理沙を連れて隣の部屋に行った。

 

数分後…隣の部屋から戻ってきた魔理沙が


「一通り霊夢から話は聞いたんだぜ。雪もいろいろ大変だったんだなのぜ。」

「いったい、隣の部屋で何の話をしたのですか?」

「紫からの聞いた話を全てを言ったわ。」

「紫さん、来たのですか?」

「そうよ。そこで雪の能力やあちらの世界で何が起こったかなど、紫から教えられたわ。」

「そうですか…」


そこで霊夢から手を差し伸べられた。


「吸血するなら早くしなさいよ。」

「いいのですか?」

「私の力を得るために来たのでしょう?」

「そうですね。」


私はそう返事を返し、霊夢から吸血した。


吸血後…


「ありがとうございました。」

「大丈夫なんだぜ。」


私は霊夢から吸血した際に、魔理沙からも吸血をした。


「私達の力を使えるようになるまで練習していったら?」

「そうですね。紫さんの能力も練習したいので…」

「そうだったら弾幕ごっこがオススメだぜ。」

「弾幕ごっこですか…」


弾幕ごっこは紫と能力に慣れるついでにしていたが、能力に集中するあまり、弾幕が疎かになっているため、紫からよく指摘をされていた。


「慣れるより、慣れろってことですね。」


私はそう呟き覚悟を決めた。


「怪我しない程度にやるのぜ。」

「お手柔らかにお願いします。」


そして二人の少女による弾幕ごっこが始まった。

前回の振り返りが欲しい方が居たら、前書きに書きます。

話は変わりますが、投稿が遅れてしまい申し訳御座いません‼次もこれぐらいの投稿になリますのでご了承ください。必ず失踪はしませんので

誤字とかありましたら指摘してくださると、助かります。

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