素描、それからの羽化

清水崇浩は私立高校の化学教師。教師生活は十年くらいになるが、最近彼には悩みがあった。
それは、ほぼ毎日のように放課後やってくる生徒、上月皓人との関係。今まで経験したことないような生徒との距離感に戸惑いを覚えているところに、彼からデッサンのモデルになってほしいと頼まれる。
夏休みに二人きりの美術室。
暑さと美術室の匂い。
上月との言葉のない時間。
そして秋の文化祭、上月が描いた一枚の絵が清水にもたらしたものは。

【注意】狙ったようなBLが苦手な方にはオススメしません。カプ固定です。BL以外の道がありませんが、共学校が舞台なのでノーマルも女生徒もちらっと出てきたりします。

【発端】本作は、今年の5月くらいにツイッターのハッシュタグ『文書力向上のため引用rtされるごとにお題貰って何か文を書く』に山田遼太郎さん（ID:892099)からいただいた『男子高校生×ベテラン教師（♂）』というお題に対して書いているものです。
作中に出てくる山田君と、お題をくれた山田遼太郎さんは別人です。

プロットは最後までできてるものの、話の長さが予想できない。
一万字ちょっとくらいを考えてます。
感想返しが最近遅くなってますので、完結したら感想欄解放します。評価は閉じたままです。
誤字とかそのほか伝えたいことがありましたら、メッセージか活動報告にご連絡ください。