表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/38

5 図書館

異世界に召喚召喚されて二日目。

僕達は、食堂で朝食をとっていた。


「勇者様、これからの活動について説明をします。

これから皆様には、戦う方を身につけていただくために、しばらく訓練をしてもらいます。

その後、しばらくしてダンジョンに入っていただきます。

ダンジョンと言っても、新米(しろうと)冒険者(ぼうけんしゃ)でも行けるダンジョンなので安心して下さい。

また、皆様の訓練は、騎士団長のアイザックが務めます。

訓練のときは、アイザックの指示に従って下さい。」


「騎士団長のアイザックだ。よろしく頼む。」


ユリス王女の説明が終わると、それまでユリス王女の後ろにいた騎士(イケメンきし)団長(だんちょう)が自己紹介をしてきた。


「「「「「よろしくお願いします。」」」」」


クラスの全員があいさつした。

ユリス王女は、「皆様、頑張って下さい。」と、言って食堂を出ていった。

その後、勇者達の訓練が始まった。

しかし、僕は今城内の図書館にいる。

なぜいるかと言うと、訓練が始まる前、僕は「調べたいことがあるから訓練には出ません」と言ったらアイザックさんは、しばらく考えこんでいたので、僕は、「それに、一般人と同じ力の僕が訓練に出たら他の勇者の邪魔になると思うので」と、付け加えたら、すぐに許可をだしてくれた。

図書館についてすぐに本を探すと、魔法の本はなく魔物にかんする本や、童話の本しかなかった。

仕方なく魔物にかんする本を読んでいると、いつのまにか一時間がたっていた。

まわりを見てみると、ユリス王女が本を読んでいた。


「こんにちは、ユリス王女。」


とりあえず挨拶をしたら、


「ゼ、ゼロト様、どうしてここに。」


ああ、やっぱり驚かれた。


「実は、召喚されてからこの国について少し知りたいと思っていたのですが予定表を見ると毎日が訓練で自由な時間がなかったから騎士団長に訓練に参加せず図書館にいていいかを聞いたのですが考えていたので自分のステータスのことを言うとすぐにオッケーしてくれてここに来た、ということです」


僕が一通り話し終えると、


「そうだったのですか。それで、調べたいものは、見つかったのですか?」

「一応、魔物に関わる情報は、得られました。

少し読みすぎたので童話が読みたいと思っていたのですが、何かお勧めの童話ってあります?」


僕が聞くと、王女は嬉しそうな顔で


「あります。ちょっと待ってて下さい。」


そう言ってユリス王女は、奥の本棚に走っていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ