エピソード2~マリカと圭佑~
「ん、う~ん」「こ、ここは!?」気が付いたらそこは、悪い人がいそうな所で、薄暗い牢獄に圭佑は体を拘束されていた。「ていうかなんで俺拘束されてんだ?」少しパニック状態になっていると、「やっと気がついたか、このチンカス野郎」そこにはアニメから飛び出してきたか様な格好で、鋭い目つきの女の子がそこにいた。
「は、はい?」圭佑は目を丸くして、首をかしげることしかできなかった。
鋭い目つきをしたその女の子は、圭佑が急に空から光とともに落ちてきて、それを、鋭い目つきをした女の子たちの仲間が身柄を確保しこの牢獄で捕まっていることを一通り圭佑に説明した。
「まあ簡単に言うとだな、お前はいま捕まっているという事になる」
「大体のことはよくわかった。だがなぜ俺がここにいることと、なぜ俺が拘束
されているのが、と言うかここはどこなんだ?それをまず教えろ」
圭佑はいったん落ち着いたのだが、話ていくうちに段々興奮していく一方だった。
「注文の多いやつだな。全て説明してやるから少し落ち着け。ちなみに私の
名前はマリカだよろしくチンカス野郎」鋭い目つきの女の子はマリカと名乗ったが鋭い目つきは最初だけで圭佑が興奮しているとこを目の当たりにして驚いたのか、目を丸くして穏やかな目つきに変わっていたが言葉の刺はやはり変わっていなかった。
「あ、ああ悪かった少し興奮してしまって。」
「あ、俺の名前か、俺の名前は圭佑、チンカスじゃねえ高峰圭佑だ」
お互い、軽い自己紹介を済ませ、話の本題へと入る。