天使の戦い
いよいよバトルッぽくなってきました
勢いよく読んでください
「見つけましたよ」
狭い路地をいっぱいに翼を広げて飛んでくる天使だという奴が来た
「逃げた方がよくね?」鞠谷 翔大(高一)
「多分・・・」
俺たちは全速力で逃げた
ここは昔から通った道だ
あいつらが付いてこれるはずがない
――10分後―――
「着いた俺の家だ」
「一人暮らしなの?」
「あぁ・・・」
髪をぐしゃぐしゃにして俺は答えた
「一応な・・」
「一応?」
「ほとんど毎日親が来るからアパート借りてる意味ねぇんダよな」
「ヘェ」
「お前も俺を頼るんなら他人事じゃねぇぞ」
「何で?」
「お前その姿じゃ居られねぇぞ」
「大丈夫だよ」
「何で?」
「君以外に見えてないんだよ僕」
「ブハァ!!」
「何でそう言う事を先にいわねぇ!!」
「何で?」
「何でってお前」
ヒュウン
何かが頬を掠めた
「もう逃がしませんよ」
「ゲ・・・・さっきの」
「逃げろ~~!!!!!!」
(くそ・・・この天使には色々聞きたい事があったのに)
「なぁ」
「何?」
「このまま逃げ続けンのか?」
「いやそう言うつもりはないけど・・・」
「じゃあどうするつもりなんだ!!」
「決まってんじゃん」
「でも・・・」
「君が居るから」
「問題ねぇ!!そんなもんでもう驚きゃしねぇよ!!」
「じゃあ良いね♪」
「君の力を貸してほしいから」
「分かってるって!!」
「じゃあ借りるよ」
ドクン!!
俺は眠りについた
だが
体は眠らない
「これが僕いや」
「彼の力」
「変化する強さ(チェンジ・オブ・パワー)」
「今はこの僕の強さなんだけどね」
「小癪な」
「お前は欲を奪えてないのではない!!」
「お前が追われている理由は――」
スタッ――――
「五月蠅いなぁ君」
「それ言ったら」
「終わっちゃうだろう?」
「全部が」
「貴様は!」
「話すな」
「俺が伝えに来たのはそれだけ」
「そしてココで死ね」
「なに!?」
「お前はあいつに殺されて死ね」
「我々は天使だぞ!」
「だからどうした」
「もう始まってんだよ」
「あいつらが出会っちまった以上」
「もう止められねぇんダよ!!!!!」
「だからあいつらを止めようとするのなら殺す」
「止めるさ」
「我が命に代えても!」
ググッ
「光ある弓矢(セインアロー)!!」
「チッ」
「やめろっつっテンだろが」
ズズッ―――――
「殺してやるよ」
「無駄だ」
「もうやめておけ」
「どうせ」
「後ろに迫っておるわ」
「シマった!」
ビュン
「消えたか・・・彼奴何者だったのだ?」
「僕はつかまらない!!」
「僕の強さは」
「純粋なる強さ(ピュア・ストレングス)」
グググッ
「瞬間打撃(マッハパンチ)」
(迅い!)
ドガァァァァアンンンンンン!!
「鉄以上の強度を誇る我が弓が」
「全て粉砕された」
(今のをよけていなければどうなっていた事か)
「さぁ続けようか」
「僕をとらえるのならね♪」
「いややめておこう」
(他にも気になる奴が出てきた事だしな)
「だが諦めんぞ!!」
「分かったよじゃあね」
彼はどっかに飛んでいった
もちろん雲より高い天界に行ったのは言うまでもない
――3時間後―――
「あ・・終わったのか?」
「ウン!終わったよ」
「それなら良かった」
「今何時だ?」
「えーと・・・7時半ごろかな?」
「何ィ!?もうそんな時間か」
「・・・・・」
「まぁいい」
「お前に聞きたい事がある」
「何?」
「お前本当に記憶喪失か?」
えぇどうでしたでしょうか
感想待ってますm(_ _ )m