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『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、10人の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』  作者: マサキ


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第5話:結果発表! ご褒美は誰の腕の中で?

第5話:結果発表! ご褒美は誰の腕の中で?


テストが終わり、数日が経った。

僕は大学の掲示板の前で、自分の学籍番号を探していた。

あの嵐のようなテスト前夜を思い出すと、今でも耳の奥でメイドたちの声と美波の怒鳴り声がリフレインする。

「……あった。……えっ、嘘だろ?」

自分の番号の横に記された点数を見て、僕は絶句した。

全科目、ほぼ満点に近い数字が並んでいる。

「……志保の教え方が、あんなに過激だったのに完璧だったなんて」

僕が呆然としていると、背後から聞き慣れた鋭い声が響いた。

「健太! どうだったのよ! 単位、大丈夫だったんでしょうね!?」

美波だ。彼女も自分の結果より先に僕の成績を確認しに来たらしい。

「あ、美波。見てよこれ。……全部、A判定だ」

「……はぁ!? 何それ、信じられない! あんな、メイドたちに囲まれてイチャイチャしながら勉強してた癖に……。私の立場がないじゃないのよ!」

美波は悔しそうに地団駄を踏んだが、すぐに少しだけ安堵したような表情を見せた。

「……まあ、良かったわね。あんたが留年したら、誰が私の面倒見るのか……じゃなくて、誰が私の話し相手になるのか困るもん」

「ありがとう、美波。……よし、報告に帰ろう」

僕たちは、もはや「我が家」となったあの巨大な屋敷へと戻った。

玄関の重厚な扉を開けた瞬間、いつものように10人のメイドたちが一列に並んで僕を迎えた。

「お帰りなさいませ、ご主人様」

メイド長の結衣が、僕の顔色を読み取るように優しく微笑む。

「結衣、みんな、聞いてくれ! テスト、全部合格だったよ! しかも、ほとんど満点だ!」

僕が成績表(スマートフォンの画面)を見せると、メイドたちの間に歓喜の渦が巻き起こった。

「さすがはご主人様ですわ! 私が信じたお方です!」

「やったぁ! 健太様、すごいです! 陽葵、感動しちゃいましたぁ!」

「ふふ……私の指導に間違いはなかったということですね」

志保が誇らしげに眼鏡のブリッジを押し上げる。

「さて、ご主人様」

結衣が一歩前に出て、少しだけいたずらっぽい笑みを浮かべた。

「合格のお祝いとして……以前お約束しました通り、『最高のご褒美』を差し上げなければなりませんね」

「ご、ご褒美……」

その言葉が出た瞬間、メイドたちの目の色が変わった。

リビングの空気が、一気に熱を帯びる。

「まずは私からですっ!」

陽葵が真っ先に僕の右腕を取り、自分の胸に抱き寄せた。

「陽葵のご褒美は、『全力ムチムチ抱きまくら奉仕』です! 今夜はベッドで、陽葵がご主人様を優しく包み込んで、心ゆくまで甘えさせてあげますからぁ」

「なっ……! 陽葵さん、それは卑怯ですよ!」

莉奈が僕の左腕に飛びつく。

「莉奈は、『お耳掃除とお膝枕』担当だよ! 健太様がとろとろに溶けちゃうまで、私が耳元で好き好きって囁いてあげるんだもん!」

「……。知的な刺激も必要です。私は、健太様と一緒に映画を観ながら、一晩中マッサージをして差し上げましょう」

志保が僕の背後に回り、肩に手を置く。

「ちょっとあんたたち!!」

黙って見ていられなくなった美波が、メイドたちの輪に割り込んできた。

「健太は私の幼なじみなのよ! ご褒美なら、私が作る『特製唐揚げ弁当』で十分でしょ! 変なエロい奉仕なんて必要ないわ!」

「あら、美波様。それは『日常』であって『ご褒美』ではありませんわ」

結衣が静かに、けれど圧倒的な威圧感を持って美波を遮った。

「ご主人様。……今夜は、誰か一人を選ぶ必要はございません」

「え……?」

「今夜は特別に、**『メイド隊全員による、総がかりの至福体験』**をご用意いたしました」

「そ、総がかり……!?」

僕の脳内に、10人の美女に囲まれて揉みくちゃにされる自分の姿が浮かんだ。

それは天国か、あるいは刺激が強すぎて死んでしまうかもしれない。

「さあ、ご主人様。まずはバスルームへ。本日は、10人全員でご主人様をお流しいたしますわ」

「じゅ、10人で洗うの!? 風呂場、パニックにならないか!?」

「ふふ、あのお風呂の広さを忘れたのですか? さあ、参りましょう」

結衣の号令で、僕は抗う間もなく浴室へと連行された。

美波は「私も行くわよ!」と叫んだが、志保と莉奈に「美波さんはここで待機です」と華麗にスルーされていた。

湯気の立ち込める浴室。

そこには、薄い、本当に薄い素材の「奉仕用ウェア」に身を包んだメイドたちが待っていた。

「健太様……こちらへ」

陽葵が僕を椅子に座らせ、たっぷりの泡を立てる。

右からは陽葵の柔らかい手が、左からは莉奈の小さな手が。

背中からは結衣が、足元からは双子のメイドたちが……。

「……あ、ああ……っ」

全身を同時に、しかも異なる柔らかさや温度の手で撫で回される感覚は、もはや言葉では言い表せなかった。

脳が、溶ける。

多幸感という名の麻薬に、全身が浸かっているようだ。

「健太様、お力加減はいかがですか?」

「あーん、そんなに声を出しちゃって……可愛いですねぇ」

陽葵の囁きが耳元をくすぐる。

温かいお湯と、メイドたちの甘い香りが混ざり合い、視界が白く霞んでいく。

「……これ、夢じゃないよな?」

「夢ではございませんよ、ご主人様。これは、貴方の努力に対する、正当な報酬です」

結衣が僕の額の汗をそっと拭った。

お風呂から上がると、今度は寝室に豪華な食事が並べられていた。

そして、ベッドの上には「川」の字どころか、僕を囲むようにメイドたちが陣取っている。

「健太! お風呂から戻るの遅すぎでしょ!」

美波が寝室の隅でパイプ椅子に座って(どこから持ってきたんだ)監視していたが、彼女もこの異様な「愛の密度」に少し気圧されているようだ。

「……美波。……僕、もうダメかもしれない」

「何弱音吐いてんのよ! まだ夜は始まったばかりでしょ!」

「その通りですわ。ご主人様、次はこちらのシャンパンをどうぞ。……あ、お口で差し上げましょうか?」

結衣がグラスを手に、妖艶に微笑む。

「結衣姉さま、ずるい! 私もやる!」

「陽葵も! 陽葵もあーんしますっ!」

僕を中心にして繰り広げられる、美しきメイドたちの争奪戦。

それは、テストの疲れを癒すどころか、僕の心拍数を限界まで跳ね上げるものだった。

「……幸せすぎて、怖いよ」

僕がぽつりと呟くと、僕の手を握っていた陽葵が、真剣な瞳で僕を見つめた。

「怖くないですよ、ご主人様。これは全部、健太様のものなんですから。私たちは、健太様が満足して、もうこれ以上無理……って言うまで、ずっとずっと尽くし続けます」

「……。明日からは、また新しい一週間が始まります。そのための英気を、今夜はたっぷりと養ってください」

志保が僕の眼鏡を外し、優しく目を閉ざさせた。

「……ああ。ありがとう。みんな……大好きだよ」

僕の言葉に、メイドたちが一斉に頬を赤らめ、さらに密着を強めてくる。

美波の「ちょっと! 私も大好きって言いなさいよ!」という叫び声を遠くに聞きながら、僕は人生で最も甘く、最も熱い夜の闇へと沈んでいった。

第5話 完


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