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今日も魔法使いは旅をする。  作者: 白狐
【序章】プロローグ
1/5

プロローグ

初投稿作品です。

読みづらいかもしれませんが、見ていただいた方が楽しめれば幸いです。

 爽やかな風と微かに匂う草の匂いが漂う中、少年は目が覚めた。重い身体を起こし周りを見渡すと、そこは広い草原だった。

 膝までかからないくらいの草が生えていて、空は雲ひとつない青空が広がっている。

 少し陽は低くなっているが、ぽかぽかと程よく温かい陽の光が少年を包んでいた。


 14歳くらいに見える黒髪の少年の近くには、一本の黒い杖が落ちていた。


 黒杖は少年が起きたのに気づき、話しかけた。


「おぉ、起きたか」

 少し低いような、そんな男寄りの声が杖からが聞こえた。


「うん…ふぁ…よく寝たよ」

 まだ子供っぽさの抜けない、やや高い声で少年は言った。


「そうかい、まぁこんないい天気と場所じゃあ眠くもなるわな」


「長い旅になるし、こんな日があってもいいと思うよ」


「まぁそうだな…さて、再開するか?」


「うん、今日中にはこの先の街に着きたいからね。宿が取れないと野宿だ」

 少年はそう言って立ち上がり、服についた草を払った。紺色のロングコートを見に纏い、トランクケースに似た革製のカバンを持った少年は黒杖に言う。


「さて、旅を続けようか」


 そう言って、少年と黒杖は旅を再開するのだった。

お読みいただきありがとうございます。

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この小説は私の好みの旅系を目指しています。脱線やらなにやらあるかもしれませんが暖かく見守ってください。

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