表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生神の異世界生活  作者: 多田 貢
1/5

000 プロローグ

初めまして、多田貢です。

今作が処女作となります。

なので、感想などを頂ければ幸いです。

これからも書いていきたいと思っているので、宜しくお願いします。

(あ、まだプロローグですけどね)

 これはある男のお話である。 


 ある日、その女性にそれは突然訪れたーーー


 僕は、「普通になりたい」高校三年生の 柊 暦ひいらぎこよみ

 自分にコンプレックスがある。と言いたくない。

 でも、ある。と・く・に・顔!

 私の顔の何がいけないんだ!

 いつもみんなにいじられる。

 それが嫌だった・・・。


 まぁ、見た目は自分自身でもブサイクだと思う。

 毎日頑張っていじめから逃げています。


 何故逃げているかって?

 これからそれを説明しよう。


 私はいつものように学校に行き、部活をせずに帰るという普通の高校生活を過ごすはずだった。

 何故、部活をしていないかというと、周りの人間が怖くて逃げていたから・・・。


 しかし、運悪いとに帰りにいじめ三人衆に見つかってしまうこともある。

 こいつらは、特に悪い奴らで、いつも近づいてきては罵ったり、暴力をしてくる。


 学校での僕に対する態度は3パターンある。

 一つ目に、軽蔑し、そして近づかないことだ。

 これは、大半の人がしている態度だ。


 二つ目に、軽蔑し、罵ったりすることだ。

 これは、一部の人がしてくる態度だ。


 三つ目に、軽蔑し、罵ったり、暴力したりしてくることだ。

 これは、一部の一部がしてくることであるが、一番嫌だった。


 まぁ、そういうように男子は僕を軽蔑し、悪口を言い、使いパシリにする。

 それだけならまだ良かった。でも、さっき言ったように、実際は暴力されたりしていたため、精神的にも身体的にも辛かった。


 だが、みんなは汚物でも見るかのように僕を見てくる。


 それだけならまだいいというのも変だが、というかそれだけでもましな方だった。


 何故なら、みんなは私を邪魔者扱いし、ゴミを捨てるかのように教室から追い出そうとするからである。


 それはとても恐ろしかった。

 あれは女子、男子の皮を被った悪魔だと思った。


 そんなに嫌なら、何故いつもいつも捕まえようとしてきたのかが理解出来ない。


(そんなに嫌なら無視すればいいのにと思う。)


 でも、言ったところで意味がない。


 それは、相手が誰かをいじめたそうにしているため、すぐに気づくことだからだ。


 これがいつも続くから、私にとって災厄な日々だった。

 私にとって嫌な思い出であったのだから・・・。


 人間不信になりそうって?


(それは・・・なれるならなりたいさ・・・。)


 でも、僕にはそれが出来なかった。

 だって僕は、


(普通の『友達』が欲しいと願っているのだから・・・。)



 しかし、これから始まることは、それに終止符を打つものであったーーー


 ==================


 ある朝、僕は目が覚めた。

 いつものようにカーテンを開けて、朝日を見た。


(今日はいい天気だ。)


 と、思った。


 だが、気分がいいのは朝だけだ。

 だってそうじゃないか、これからいじめられに行くんだぜ。


 しかし、これだけで学校を休んではいけないと思い、ベッドから重い体を起こし、着替えて、名残惜しく思いながら自分の部屋から一歩を踏み出した。


 この家には母親と姉と一緒に3人で暮らしている。

 父親は五年前にガンで死んでしまったため、母親は朝早くから働いている。


 だから、家事など全般は私がしている。姉は?と聞かれたら、今僕に抱きついている。姉の名前は 柊 琴音ひいらぎことね


 姉に手伝って欲しいと言っても手伝ってくれない。

 いつも「抱きついていることがいいもん!」年に合わないことを言った後、何かブツブツ言っている。


 姉は、容姿端麗で成績優秀な怪物なので、いつも勉強などを教えてもらっている。

 苦手なものなど無いはずだが、家では大体僕をいじってくるだけなのである。何故か姉だけは普通以上に接してくれる。


 何故だろう考え込んでいると姉が、


「何か変な事考えていたでしょう!」


 と言われた。僕は、


「いや、何も考えてないよ?」


 と言った。まぁ、朝ごはんが出来たので、あとは食べて学校に行くだけであった。

 玄関から出る時、柊家恒例のハグと言っても、


(姉が一方的に僕にしているだけだけど)


 まぁ、一応ハグをして玄関を出た。


 憂鬱になりそうな学校に行けるのも、姉に癒されているからもしれないと思った。

 だが私は、それを頭から振りはらい、


(よし!今日こそは頑張るぞ!)


 と思いながら学校へ向かった。


 学校へ着くと静かに自分の席に着席して本読んだ。


 しばらく経った後、私の机の右前に来て誰かが僕に、


「おはようございます、柊さん」


 と言ったので、僕も、


「お、おはようございます・・・」


 と返事をした。最初は驚いた。私に話しかける人がいるということに。


 彼女は 緑川 詩織みどりかわしおり。優しくて清楚と学校で人気のある人なのである。


 何故かよく話しかけてくれる人であり、数少ない「普通に話せる人」なので、こちらとしてはとても有り難かった。

 僕としては、嬉しかった。

 だって、やっと普通に話せる人に会えたのだから。


(もうこれ以上望まないから、このままであって欲しい)


 と心の中で願った。


 しかし放課後、彼女と偶然会い何故か一緒に帰ることになった。


 この後に何が起きるのかということも知らずにーーー


 その後、彼女と一緒に帰ることになり、信号が青になるのを待ちながら彼女と話していると、そこにスピードを上げてこちらへ向かってくるトラックを見た。


 私は一瞬驚いた。

 トラックがこちらに迫って来ているのだから。

 だが、彼女は気付いていない。


 このままだと二人とも死ぬと思い彼女を押した。


 しかし、それでトラックが止まってくれるはずがない。


(避けられない)


 と思ったときあと、一瞬意識が飛んだ。

 そう、轢かれたのである。

 しかし、この時私は彼女が無事であることにほっとしていた。


 彼女が形相を変えて駆け寄って来て、何か叫ぶ声が聞こえたような気がした。

 しかし、感覚がだんだん無くなってきていたから、何を言っているのかは分からなかった。

 今は自分でも分かるくらいとても状態が悪いことが分かった。

 その時、ふっと頭の中に言葉がよぎった。


(僕はこのまま死ぬのかな・・・?)


 と思ったところで私の意識は闇に沈んでいったーーー

皆さん、どうでしたでしょうか?

これから、連載していこうと思っているので、指摘するところなどがあるのであれば、参考にしたいので、教えて欲しいです。

まだプロローグですが、頑張っていきたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ