表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/11

vol.2

さあ、ここが円卓会議の場だ。

そう言われて広い部屋に案内された。文字通り円卓が部屋の中央に据えられて、周りの壁や天井が豪華な作りとなっている。

勝手に入って大丈夫なのかというのが伝わったのか、一香が答えた。

私らの仕事は、この円卓会議が無事に終わることを警護することだ。そのための下見だ。

殴り込みがあった時に体を張って止めるんだ。向こうが手を出すまでこちらから仕掛けるのはご法度だぞ。

あの時は、国家規模の紛争の火種になって大変だったんだぞ。

あ、一香がやらかしたんだな。


あそこに見えるのが、気鋭の人 中山と島田だ。情報工学でのし上がってきた連中だ。何と言っても仕事が早い。そのくせ余裕があるからそこでさらに加速してくる。

いきなり現れたかと思ったら、もう円卓会議のメンバーだ。トップの座を奪う気だろうな。古い考えを持つトップの吉越とは、馬が合わんらしい。

特に島田だ、あいつったら屋台で売っていた最後の肉まんを私より先に買って行った。だから、島田、あいつだけは許さん。

急に話の規模がみみっちくなったぞ。


あとは宗教家だったり、思想家だったりする連中が円卓会議のメンバーだ。それぞれの国、団体の代表者が集まる。

主な議題は、資源争いに関するものだ。いいか、この世界のエネルギーの主要なものは、ロストエナジーと言われる鉱物だ。そいつで全てを賄っている。

以前は、違うエネルギーだったんだが、そのエネルギーが枯渇しそうになったもんで、代替品だったロストエナジーが一躍注目、ロストエナジーのある未開の地の争奪戦が始まった。

あんまりにも揉め事が多いもんで、自然と話し合いの場が持たれたのが始まりで、今の円卓会議と呼ばれるものになった。

すごいぞ、一香。今まで一番、まともな話が聞けた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ