~平和って大事~
パパと遊ばせてみました。
母親目線。
今日はパパのお仕事もお休み。
何でも、今日こそ娘と遊ぶぞー!と張り切ってます。
ちなみに、息子は今日も黙々と子供部屋でゲームです。
こんなに良い天気の日に!
洗濯日和の日に!!!
お布団も干したいし、パパが娘の相手をしてくれるのは正直ありがたい。
娘は家事を手伝おうとしてくれるんだけど、ドジっ子なので手間が増えるだけなのです。
もう少し大きくなったら教えようと思います。私も楽出来るので。
「・・・・・・。」
「・・・・・・?」
パパと娘が見詰め合ってます。
恐らく、パパとしてはどう扱ったらいいのかわからないんでしょうねー。
娘の方は、そんなパパを不思議そうに見ています。
スッ
パパが娘のちょっと前の床に手を出しました。
何するつもり?
シャカシャカシャカシャカ
左右に動かしてます。猫じゃあるまいし飛びつくわけ・・・
バシッ!
飛びついたよ!!!!
しかも、見事に捕まえたので、かなり満足顔です。
パパも楽しそうな顔をしちゃってまぁ。
遊び方がわかって嬉しいのはいいんだけどさー。
その娘、人間だからね?猫じゃないからね?
いや、反応はまんま猫だったけど。
シャカシャカシャカシャカ
バッ!
ヒラリ
「むっ・・・!」
「ふっふ~ん♪甘いぜ。チビ助。」
あぁ・・・あんまり挑発しちゃダメよ。
その娘、かなりの負けず嫌いだから。
シャカシャカシャカシャカシャカ
バッ!
ガシッ!
「?!」
反対に娘の手がパパに掴まりました。
「~~~~!!!!!」
「オラ、どうしたー?そんなもんかー?それじゃぁ逃げられないぜ?」
かなり悔しそうに抵抗してるけど、大人の男と幼児の女の子。
勝負にすらならない。
てか、パパ、大人気ない。
「~~~~~(ギロッ)」
娘の怒りのボルテージが半端なく上がってるわねぇ。
お兄ちゃん相手だったら、すでに泣いてるんじゃないの?
と、余りにも久しぶりな気がするほのぼのとした光景にのんびりしていたら。
ガブッ!!!!
「てぇ!コイツ、噛み付きやがった!」
「ガルルルルル」
獣です。獣がいます。うちの娘は獣だったのか。
「フフン♪なにも使えるのは手だけじゃないわよ!」って声が聞こえてきそうです。
娘はお兄ちゃんとすら取っ組み合いとかしないのに。
一体どこでそんな野蛮な事を覚えてきたの・・・?
取っ組み合いに移ろうかと思ったのかしらね。
パパが娘の両腕を掴みました。
引き離そうとしても、まぁ、無理よね。
「っ!」
「へっ!解けるもんならやってみ?」
「!!」
ガンッ!!!!
「ぐっ!頭突きだと・・・!?」
ニヤッ
どうやら、頭突きが有効だと判断したよう。
好戦的に笑ってます。
基本、無表情な娘の珍しい笑顔がコレってかなりいや。
楽しそうで何よりデスネー。
私にはしないでねー。
頭突きで力が弱まった隙に、娘は見事、パパから逃れ距離を取ってます。
・・・バックステップなんて、いつ覚えたの?
「いってぇ~~。つか、チビ助にダメージなしか。この石頭め」
余程痛かったのか、額を抑えてるパパ。
・・・そんなに痛いの?
「フフン♪またお見舞いしてやるわ。来るならきなさい?」って幻聴が聞こえてきます。
喧嘩慣れしすぎじゃないでしょーか・・・?
「大人を甘くみると痛い目あうって教えてやるよ、チビ助!」
ひょいっ
「?!」
あー。持ち上げられちゃったわねー。
そりゃ頭突きも出来ないわ。
これはパパの圧勝かなー。
まぁ、初戦にしてはかなり頑張ったんじゃないかしら?
と、勝負は決したと、親サイドは思ってたんですけども。
負けず嫌いに定評のある娘はまだだったらしいデス。
ゲシッ
「ふぐぁ!!!!」
ガクッ
スタッ
えー。パパに代わって解説します。
多分、パパはしばらく再起不能だと思うので。
頭突きを封じられた娘はですね。
えぇ。あろうことか。
思いっきり、パパに禁的蹴りをブチかましたのです。
あまりの痛さに娘を放り出し、崩れ落ちるパパ。
それを華麗に着地した娘。
女の私達にはよく理解出来ないけど、アレはかなり痛いんじゃ・・・?
娘はどうやら、男の子の弱点を充分に理解していたようです。
「それは辞めてあげてぇぇええ!」
「・・・・。」
崩れ落ちて、すでにHPは0なパパの頭に足を乗せようとした娘の暴挙を止めました!
てか、なんでそんな行動に出ようとしたのかな?!
もう充分だよね?!トドメ刺したよね?!
「フン!これに懲りたら、下らないチョッカイはかけてこないでちょうだい」
という幻聴ががが。
コレはアレか。
「地に頭を擦りつけ、私を拝め」をさせようとしたの・・・?
恐ろしい子・・・・!
禁じ手だろうが、勝てばいいんですよ。勝てば。




