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第5話・ひみつの準備室❤

管理人の福田さんが出張で留守になる。その間、福田さんが体育館の準備室を自由に利用していいとすすめられて中に入ってみると・・・。


なんだかんだで3分の2は進んだか。


もう、すでに体育館よりも串亀君ちのが、近いのだが、なんせこの瓦礫を処理せねば、前には進めない。

先日まで8時から5時まで作業してたが、帰り道が遠くなってきて、そんで日照時間も短くなってきたから、

6時から3時までに作業をずらした。



「クッシーお疲れさん。あっというまに3週間たってしまった。調子はどうだ?うまくいってるか?」と、福田さん。

「源治さんととっつぁんのおかげで、だいぶ作業が進んでます。感謝してます。」と串亀君。


そんでなあ、クッシー。明日から3日間、町との親睦会でな、池袋に出張なんだ。だから、明日から、わしと女房は留守にするから、よろしく頼むよ。食いものは3日間分、ハエ帳棚に入ってるから自由に食ってくれ。



 


あ、そうそう、いひひひ。前から聞こうと思ってたんだが、クッシーって好きな子はおるのか?

「・・・・・・。えへ」

はっは~ん、どうやらおるな。

「いや、片思いっす」

どんな子なんだ?え?教えろよ。ひとみには内緒にすっからさ~

「同じクラスのチアガールっす。はるみって子っす」

胸はでかいんか?え?どれくらいだ?え?こうか?こんな感じか?え?

「よしてくださいよ。福田さん」

はははは、相変わらず純情ボーイだな。   ツンツンツン  おい、なんだなんだ?クッシー勃起しとるやないか?

まいったな、おい、勃起しとるやないか?おい、おまえ、いいもんもってるなぁ~宝の持ち腐れっちゅうやつやないか?

まいったな、おい。へへへ

しょうがねえな、じゃあ、クッシーに特別にいいとこ連れてってやる。ついてこい。


体育館の渡り廊下を経て、別館の部屋に「準備室」がある。

なにを準備し、いつの本番に備えているのか、わからない部屋である。


ほら、クッシー。鍵だ。

「この鍵をどうすんすか?」

開けるんだよ。ほら、準備室のドアを。


ガラガラガラ~~、

「うわっ。すげーーーー」

ははははは、すげえだろ?この部屋の鍵は、わししか持っておらんから、準備室には誰も入れないんだ。

でもな、クッシーは特別だ。3日間、自由に使っていいぞ。

3日間、自由だ!!

3日間、自由だ!!!自由なんだ!!クッシー!!!自由なんだぞ!!!わははは。


「これ、全部福田さんのっすか?」 そうに決まってるやないか。

「うわっ!!」 全部読み放題だし、見放題だ。ただし、わしらが帰ってくるまでの3日間限定だけどな。

「うわ、すげええ。未知なる世界っす。はじめてっす。強烈っす!!!」

じゃあ、わしは明日早いから、自由にどうぞ。おやすみ~

ガラガラガラ


んで、そっこう、串亀君は全裸になり、福田さんのコレクションを片っ端から広げ始めた。

目が追いつかない!!

どっから見ていいのか分からなくなるくらいの、上質のエロコレクションに、

串亀君の頭の中は、熱い霧がたちこめ、

そして爆ぜ続けたのであった。

若さゆえ、いたしかたないが、明日の作業に影響出ちゃうんじゃないのか?



つづく


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