第1話・純情少年、串亀君。
町から2つ山を越えたところに小さな集落がある。
その集落には一匹峠という峠があるんだが、
先日の大雨で土砂崩れがあり、
道路が余儀なく閉鎖に追い込まれた。
峠の上には串亀一家が古くから住んでいるんだが、
運悪く家に戻れなくなった高校2年生の串亀君は、
家に帰るために土砂を取り除く作業をすることになった。
この物語は、串亀君にフォーカスしてストーリーを展開させてみることにした。
串亀君とは、以下のようなキャラである。
きーんこーんかーんこーん
苦手な英語が始まった。
「おい!!串亀!!!importantっつうのはどういう意味かね?」
「はい。勃たないことです。」
教室、爆笑
「ばかもーん。そんなに勃ってたけりゃ、廊下でたってろ!!」
きーんこーんかーんこーん
ああ、保健体育が始まった。
「じゃあ、串亀。1つの部屋のなかに男と女がいる。おまえなら、どうする?」
「はい。まず胸から触ります。」
教室、爆笑
きーんこーんかーんこーん
社会科
「それでは、串亀君。オペックについて簡潔に説明したまえ。」
「はい。前戯のことです。」
教室、爆笑
「君。頭はだいじょぶかね」
つづく