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プロローグ

 「式が終わるの早かったなー」「部活動始まるの何時からだっけ?」「かえってゲームしよー」


 入学式が終わるとると即解散、部活の見学に行く者、昼飯にする者、そのままトンズラする者と多種多様。かくいう僕も図書室で本を物色してあわよくば借りてそのまま帰るつもりだ。スマホで保存していた案内マップを頼りに進んでいたが夜更かしのし過ぎか充電が切れてしまった。

 「やらかした」入学早々バカをしたと後悔しつつも足を使って探した。そんな時、ひと際賑わう部屋の前を通りかかる。


 「さあ、こちら今回の主役!今朝境港で水揚げされたものをあーだこーだしてさっき到着したばかりの国産クロマグロ100㎏ですわ!キロ1万からのスタートですわ!」

 会場中から一斉に手が上がる。「2万!」「4万!」...マグロの競りが始まった。「7万5千!」どうやら今日は新入生の歓迎会のためにクロマグロの競りのようだ。「ここって高校だよな...?」ありえない光景に驚きで固まっていた。「12万!」落札価格が2桁に桁になろうという時後ろから声をかけられる。

 「競りの参加者ですか?」

 正気に戻った僕は手を上げ伝える。

 「あのー、すみませ――「これは手やり!?1キロ50万! …ザッ50万出ました!」

 「50万!51万いませんか!?」

 「「おおーー」」

 何故か上がる歓声、慌てる僕。

「え、ちょっまーー「おりませんか?」「ではクロマグロ100kgはそこの少年に決まり!全部で5000万の落札ですわー!」


 とんとん拍子に話が進み訂正する間もなくの僕はマグロを落札したらしい。

 

 拝啓、母へ あなたの息子は5000万の負債が初っ端からやってくるようです。



*初描き故読みづらいかもです、更新もゆっくりになるかと

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