表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
和田くんと田中さん♡♡  作者: しろかえで
20/29

第15話 レイヤーデビュー②

 “エナジーちゃん”と言うのは……血の悪魔が女の子に憑依した魔人で……どうやらその自由奔放な性格や発言がこのキャラの魅力の様だ。……エナジーちゃんをコスプレのテーマに選んだのがいかにも千景らしくて……オレはますます『千景フェチ』になってしまった。

 で、しっかり仕事もしましたよ!


 去年、揣摩さんの買い物に付き合って行ったユザ〇ヤにコスプレコーナーがあったのを思い出してCOSボード(熱で曲げると形が固まる造形用素材)を探しに行った。ちなみにユザ〇ヤは千景も足繫く通っていると後になって聞いたのだけど。


 何種類か買って来たCOSボードのうち、薄手の物とヘアクリップでエナジーちゃんの角を作り、厚手の大判の物でエナジーちゃんの武器である『血の斧』の刃の部分を作った。

 別にコスプレ用の矛槍(両刃と柄3本に分解できる物)をネット通販で取り寄せて、この柄の部分を斧の柄として流用した。

 こうすれば持ち運び時に短くバラせて便利だからだ。

『血の斧』は各パーツを一旦組み立てた後、白のスプレーで下塗装し、赤のスプレーで上塗りした。

 うん!なかなかの出来栄えだ!!


「キャーッすっごくいいじゃん!」とオレの造作に感激してくれた千景は……

 白のワイシャツに黒いネクタイとズボン。ふわっと羽織った青のパーカーに明るいオレンジベージュの超ロングのウィッグを無造作に垂らし、それだけで十分(さま)になっていた。


 このウィッグにオレの作った角を付けた千景は、鏡を見ながら念入りにコスプレメイクを始めた。

「初めてだから時間が掛かっちゃった!」

 こう言って振り返った千景はまさしくエナジーちゃんで……オレはスマホを立ち上げ、夢中で写真に撮った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ