表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/50

試験-⑤

「最後の試験は対人戦闘です。試験の方式は伝統である決闘の方式。私が直に貴方を相手取り、実力を確認します」

「はい」

「先日までとは顔つきが違いますな」

 そりゃあ。何故行われているかがわかった上に。

 ……勝てれば。ご褒美がある。

 どちらかといえば俺は褒められて伸びるタイプである。

 執事が何故か手袋を投げ落とした。

「…この手袋を拾うことで、貴方は決闘に了承したというサインになります」

「成程」

「用意が出来たら。いつでもどうぞ」

「…剣だけですか?」

「そうですね。我が国では剣術の強さで強さを測ります」

 …まあ。仕方がない。

 やれるだけやろう。

 試合場の中心に落ちた手袋を拾う。…この手袋はどうすればいいのだろうか。

 とりあえず。ポケットにでも突っ込んでおいて。…うわっ!

「卑怯だろそんなもん!」

「拾った瞬間から開始となります!」

 頬のすぐ横あたりに突きが飛び込んできた。卑怯だろそんなもんは……防御の構えを取る。

 ひとまずは相手の様子を伺う……所作にブレるような、何かを感じる。

 動きの全てが一定速度で、攻撃するにしてもその速度は変わらない。

 ……余裕を残しているのだ。まだ。

「貴方には私とお嬢様の話を聞かせてあげましょう」

 なんで聞かなきゃいけないんだそんなもん。

「あれはお嬢様がまだ幼き頃……」

 えっ。

 あっ。

 ……気になる!

 でも試合!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ