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『君』は相変わらず寝る時間にスマホを見る

どうか、

どうか一章だけでも最後までお読みください!

 ☆ ⌂ ( 一一)



「『われおとろえたものよ……』」



 万年床の布団の上でストレッチをしながら、『君』は厨二臭いセリフをつぶやいた。


 話し相手がいないと、自然と独り言も多くなる。


 それも何故か聞かれたら恥ずかしいセリフばかり……。




 ⇦ ⇦ ⇦


 今日もいつも通り、ただ金のためだけに働き帰宅。


 冷蔵庫のご飯をレンジで温め、

 温泉卵を小皿にあけ、醤油とラー油をたらし、

 インスタント味噌汁にとろろ昆布を入れお湯をそそぐ。


 飲み物は濃縮還元・果汁100パーセントのジュース。


 中途半端に健康に気をつかった夕食を、

 PCでゲームの実況動画等を視聴しながらだらだらと食べる。



 食べ終わった後もしばらく動画を見続ける。


「『おれ、いったい何やってんだろ……』」


 自己嫌悪を覚えたところでようやく後片付けをしてシャワーを浴びる。

 いつも通りに。



 そして布団の上でストレッチ。


 これをやるとやらないとでは翌日の調子に差がでる…気がするからだ。


 昔と比べると硬くなったかもしれない。


「『われおとろえたものよ……』」




 ⇨ ⇨ ⇨


 ストレッチを終えたら就寝だ。


(無駄に疲れた……)


 今日はそりの合わない上司とシフトが重なったため、一日中気が休まらなかったのだ。


 高圧的な物言い……、

 緊張……、

 萎縮……、

 小さなミス……、

 嫌味……、

 マウント……



 いや、もうやめよう。


 明かりを消し布団をかぶり、静かに目を閉じる。


 ……



 ……その前にちょっとだけ。


 布団から片腕を出し、枕もとのスマホへと手を伸ばす。


 作品投稿数最大と言われる某小説サイトを開き、

『追放』のキーワードで作品を探す。


 そして、検索ヒットした作品群から日間ランキング4~10位辺りの作品の中で

 何を読むかを選ぶ。


 1~3位を選ばないのは、

 他人の成功を素直に喜べない根性のためか……。




 ~~~~~~~~~~~~~~~~


 作者:成嶋 幸児


 作品名:『魔法陣は十人十色! 品のない理由で冒険者パーティーをクビになった少年魔術師、その品性に惹かれた新しい仲間と共にのし上がる』 



(これにするか……)


 『君』の夜はまだ続く……。


 【まえがき】


 初めての方ははじめまして!


 いつも読んでくださっている方はこんにちは!


 成嶋 幸児です!


 久しぶりの新作、楽しんでいただけたら嬉しいです!


 おなじみの追放ものですが、

 実は今回の新作にはある仕掛けがあります。


 なのでぜひ、最後までお付き合いください!


 読み終えたあとは『いいね』や『コメント』、

 できれば作品の『ブックマーク』に、

 『スター』投入もよろしくお願いします!


 成嶋 幸児


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