赤青白黒つけましょう
『白黒つけるとは』
もともとは囲碁の碁石の色が由来とされています。
『赤青つけるとは』
そんな言葉はありませんが、造語として色相環の対面になっている様子からついているみたいですね。
囲碁が生まれていなく、『白黒つける』が生まれていなければ『赤青つける』という言葉が主流になっていたのかもしれないですね。
それでも色の区別がはっきりしているのは白黒の方だと思いますし、白黒つけるのほかにも、
素人 → 白人
玄人 → 黒人
というのがあったりします。やはりはっきり区別される表現には白黒が一番良いような気がしてきましたね。
お話が変わりますが、ボードゲームが由来となっている表現はかなり多くあります。
先ほどにも挙げられた囲碁からも
「布石をうつ」、「定石」、「目算する」
であったり、チェスからも
「チェックメイト」、「ステイルメイト」、「ギャンビット」なんて言葉もあります。
まあ語源を話してしまうと恐ろしいのですが、「チェックメイト」はまさにその盤面を表すようにペルシャ語で「王は死んだ」という意味があります。「ステイルメイト」は引き分けを表す言葉なのですが、「失効した」という意味を持ちます。「ギャンビット」は駒を先に削る代わりに盤面を有利にするという戦術の一つなのですが、イタリア語での「足」というのが由来となっています。
このほかにも、将棋や麻雀、トランプみたいなゲームが由来となっている言葉が多くあります。時間が空いたり、興味がある言葉などは調べてみると意外なことが由来となっている場合があります。
それでは、「詰み」にならない人生を「必死」に生きてくださいね。
私は「高飛車」に生きて「成金」になりたい人生を送りたい今日この頃でした。