表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/36

6話 異変

 いつもの天井だな。

 しかし、えらく疲れる夢だった。

 とりあえず携帯の目覚ましを……なぜ携帯が二台ある?


 こっちの黒いのは俺の携帯。

 もう一台の赤いのは?


 赤い携帯が鳴ってるな。

 画面になにかが……。

 なにかの動画か?


 こいつは……。


『やあ、みんな。昨晩はゆっくり眠れたかな』


 自称神。

 どうやらただの夢ではなかったようだな。


『みんなの手元にある見慣れない携帯は、僕からの贈り物だよ。これからの世界でとっても役に立つ道具だから大切にね。まあ、壊そうと思っても壊せないと思うけどね』


 これからの世界?

 どういうことだ?


『あ、そうそう。普通の携帯と同じようにも使えるから、アプリや電話帳なんかのデータを移しておくといいよ。壊れない、盗まれない、失くさないとセキュリティ抜群だからオススメだよ』


 そんなことはどうでもいい。

 これからの世界ってのはなんだ?


『せっかちな人が何人もいそうだから話を進めようか。でも、ここからはこの世界の人達にも聞いてほしいから、ちょっとまってね』


 この世界?

 一体何をするつもりだ?


『よし、これでいいかな』


 テレビとPCの電源が勝手に?


『おはよう、地球の皆さん。ああ、場所によっては今日はとか今晩はかな』


 自称神。

 ディスプレイだけじゃ飽きたらず窓にまで。

 ここまでやれるってことは、地球の皆さんってのもあながち嘘じゃないのか?

 使ってるのは日本語だけどな。


『ああ、心配ご無用。言語の違いなんて僕には問題にもならないから』


 ああ、そうかよ。

 流石だな自称神。


『さてさて。いきなりこんな挨拶とか、みんなビックリしてるかな? でもねこれからもっとビックリしてもらうからね』


 前置きはもういい。

 話の続きを。


『はあ、本当にせっかちな人がいるね。もう少し情緒とかを楽しめばいいのに』


 また、別の機会にな。


『はあ、まあいいや。おしゃべりしてる間に準備完了』


 地震?


『うーん、ちょっと揺れちゃったか。まあ、島一つ増やしてあれくらいなら問題ないでしょ?』


 島?


『さて、いま僕の治める世界、セラルンダの一部をこの世界に出現させたよ。領海侵犯も領空侵犯も、まあ覗き見くらいなら放っておくけど、あんまり調子にのってると許さないよ。その時は容赦なく大元から叩き潰すからね』


 さらっと物騒だな。


 しかし、島か。

 また、厄介なことを。


『厄介なのはこっちの世界の人達。それも上の方でワイワイやる人たちだけでしょ。そういうのが好きな人たちで勝手にやるといいよ。僕には関係ないことだしね』


 はあ、まあその通りか。

 勝手にやってくれって感じだな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ