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森の先、そして美しい世界

フーリは薄暗いテントの中で目を覚ました。自分が何故テントで寝ているのか考えて、直ぐに昨日の出来事を思いだし納得する。


身体をテント備え付けの寝袋から出すと、欠伸を一つするとテントから出る。


テントの外はまだ薄暗く、遠くの空には今から太陽が昇ろうとしている事が確認出来たフーリはテントの廻りを見渡す。

そこには自分が寝ていたテントと同じテントが4つ、そして森に近い場所には10メートル程の大きな白い虎がフーリに視線を向けていた。

フーリは夜の見張りをしてくれていた白い虎『シロ』へ軽く手を上げて朝の挨拶をすると、そのまま池の麓へ歩いて行く。


朝焼けに照らされる池は幻想的で、ここが自分達のいた世界ではない事をしっかりと認識したフーリは、手を池の水に浸けて顔を洗う。

顔を洗っている時に気が付いたが、濡れた顔を拭く物がない。


フーリが目を閉じて困っていると、『ズシャ、ズシャ』という規則正しい大きな足音が近づいてきた。薄く眼を開けて後ろを振り返ったフーリの視線の先にはシロがいた。

『グルルルッ』と猫が甘えるような声を出してフーリにすり寄ってきたシロ。

フーリはそこで昨日、ありすが言っていた事を思い出す。


【シロチンの毛皮もふもふの、艶々~♪】


…すり寄ってきたシロの前足部分に顔を近づけたフーリはそのままゴシゴシと、顔の水気をシロの艶々毛皮で拭いていく。


「ふう…、サンキュ」


水気を全部拭き終わったフーリが顔を上げると、顔を拭いた前足とは逆の脚がフーリの頭上に振り上げられていた。





「……待て。出来心なんだ…」





直ぐにその腕(前足)の意味を悟ったフーリが弁明するが、シロは許さない。

朝早い池の畔で絶叫と何かを潰したベチャ!という音が響きわたり、未だ眠っていた3人が飛び置きて来ると。そこにはフーリを踏みつぶしたシロが居たとか…。





早朝に珍事があったが、みんな夜はゆっくりと休む事が出来たのか、その顔色は良くなっている。

フーリは自分の朝食を食べながら、自分の膝の上に腰掛けている小さくなったシロへ反対の手で肉を持ち、シロの口へ運ぶ。

シロは肉をフーリの指ごと咥えこみ、甘噛みしてから口を離し、肉を租借する。

肉を運ぶフーリはそのたびに「イタッ!」と言うが次の肉を催促するシロへ溜息を吐きながらも次々と肉を口元へ運んでいく。


フーリ以外の全員が終始ニヤニヤとする朝食を終えると移動の準備に入った。

その時にはシロの機嫌も直っており、フーリの頭の上へ器用に上ると居座っている。

どうやら気に入ったようだ。


そんな1人と1匹を見た、シロの主てあるありすは「ケンちゃんずるいぃ~~!!」と言いながらしっかりとクロを両手に抱き込んでいた。

(抱き込まれたクロは『あ、主殿!くっ苦しい……!』と言っていたが、力が弱まることは無かった)





「それじゃあ、準備はいいか?」


全員の準備が終わり、と言っても野営セットをインベントリに入れるだけなので時間は掛からない。時間が掛かった理由は女性陣の身嗜みによるもので、それを見たフーリは「何で今さら…」と呟くと頭の上に居たシロがフーリの頭皮に爪を立てて来たので黙るしかなかった。


結局、女性陣の準備が終わるまでに小一時間掛かってしまい、既に太陽は上っており森を明るく照らしていた。


「よ~~し!クロチン、シロチン!!

 よろしく!!」


ありすが事前に決めていたように、クロとシロに声を掛けると2匹は元の大きさよりも少し小さいサイズまで大きくなる。十分に人が乗れるだけの大きさになった2体に乗りこむ5人だが、ここでもひと悶着あった。


フーリがクロに乗ろうとすると、シロがフーリの襟首を捕まえて乗せようとしない。

どうやら相当フーリの事を気に入ってしまったシロがフーリを自分に乗せたい様だ。

しかし、戦闘などの事を考えてクロへはフーリとコイルが乗ることになっていた、これは素早く敵を発見して対処する為であり全員納得していることだった。

どうやっても言う事を聞かないシロに折れたのはフーリ達で、結局はクロにありす、謎謎、リグリットが乗り、シロにはフーリとコイルが乗ることになった。

ありすがシロに命令すればいいだろ?思ったフーリはありすに命令するように言ったが、「そっちの方が面白い」の一言でフーリの意見を却下した。


シロはどこかご機嫌な雰囲気でフーリとコイルを乗せると嬉しそうな声を上げる。

全員が乗った事を確認したフーリがありすを見ると、ありすも確認したのかニコニコと両手で丸を作り応える。


「…じゃあ、改めて…出発!!」


フーリが大きな声で宣言して森を指さすと、シロが上体を起こして今までで一番の咆哮を挙げる。


『グォォォォオオオォォォン!!』


シロの咆哮に森に住んでいる動物達がたちどころに逃げだす。

そんなことも気にしないシロは、咆哮を納めると地面を力強く蹴りだす。

まるで爆発のような衝撃を置き去りにシロは森に向かって疾駆する。

そんなシロの背中に乗ったフーリとコイルと言えば…。


「待て!!速すぎだ!!もっとゆっくり…!?おわぁ!!!」


「ひぃぃーーーー!!!」


仲良く悲鳴を挙げていた。


そんな男性陣を見た女性陣とクロは、ありすは爆笑して、謎謎は引き攣った顔になり、リグリットは深い溜息を吐いた。





森の中を一つの集団が進んでいた。その集団はボロボロの腰巻を着けており、手にはこれもボロボロの武器を持っている。

フーリ達が最初に出会った紫色のゴブリン達が50匹以上の群れとなって森の中を進んでいたのだった。


その中で比較的に他の個体よりも体格が良いゴブリンが森の異常に気が付く。

この世界の住人がこの個体を見たならハッキリとゴブリンと違う事を理解出来る、またフーリ達にとってはゴブリンの上位個体である『ホブゴブリン』だと気が付く事が出来ただろう。

そのホブゴブリンが森の奥から聞こえてくる"音"に気が付いたのだ。


その"音"は段々と大きくなり、ゴブリンの集団に近づいている事が分かる。

今では他のゴブリン達も音に気が付き、周囲を見回している。


そして"音"一層大きくなったと思った瞬間、ホブゴブリンは目の前が真っ暗になった。

ホブゴブリンの近くにいたゴブリン達も同じで、音が聞こえたと思った瞬間には意識がなくなり、その場には大きな足跡と肉片が散らばるだけだった。


ゴブリンの群れはリーダーが死んだことに直ぐ認識する事が出来ずにその場でウロウロとすることになるが、ホブゴブリン達を屠った存在は既に彼方へと疾駆していた。





ゴブリンの一団を蹴散らした存在、シロはご機嫌で森の中を疾駆する。そんなシロの背中に乗った男2人は悲鳴を噛み殺し、シロにしがみ付くことに全神経を集中していた。


「…オイ!?オイって!!!

 今何か踏んだだろ!?もっとゆっくり走れ!!このまま人間にぶつかれば交通事故じゃ済まないぞ!!」


「フーリ…、ダメだ…腕が限界…」


そんな2人を乗せたシロは話を聞かずにどんどん森を進んでいく。


そんな2人と1体を上空から見ているのはクロ達女性陣で、彼女達はシロが蹴散らした存在も確認していた。


「あれって、昨日のゴブリンだよね?いっぱいいたよ?」


シロの情け容赦ない所業に恐怖を通り越して、呆れの境地に達した謎謎はゴブリンの凄惨な末路を見ながら呟く。


「ああ…、そうらしいな」


リグリットは謎謎の言葉に応えてはいるが、終始森の先を見たり、周辺を見渡したりと上空での警戒を強めていた。


「おぉ~~~!なんだか大きいのいたけどシロチン一撃だったね♪」


『あの程度、シロの敵ではないでしょう』


ありすと使役モンスターのクロの主従は呑気な会話を先ほどから続けており、緊張感はまるでない。

上空の3人と1体は、地を走る仲間とは違い、遠くに見える雪を被った山々や空を飛ぶ見た事のない鳥たちの群れを遊覧飛行気分で道程を楽しむことも出来た。

…偶に聞こえる絶叫が偶に傷だが…。





フーリはシロに何か言い、言う事を聞かせる事を諦め、コイルは今にも振り落とされそうな速度でしがみ付くことに集中するあまり、無言となっていた。

しかし、フーリは無言の中でもしっかりとステータス補正によって鮮明となった視力により、森の切れ目を見つける事が出来た。


シロは既にその場所目指して走っており、無駄だとは思ったが一応声を掛けようとした瞬間、シロはその速度を持って一気に森を走り抜けた。


そして、森を抜けた瞬間に見た光景をフーリは一生忘れないと心の中で思うのだった。




そこには現実世界では、もう見る事が出来ない大自然が広がっていた。

青い草が短く生えた広大な草原、所々には大小様々な岩が見てとれる。草原の先には森が小さく見えており、さらにその奥には今まで見たこともない雄大な山々の尾根が連なり、頂上付近には溶ける事がない雪と氷が覆っている。

そして少し目線を変えて見ると、山々の反対側には黄色い大地が広がっているのが見える、砂漠か荒野なのかフーリには判断できないモノだったが、今まで見てきた地球の自然映像よりもインパクトの大きなモノなのは確かだ。


フーリは自然と顔に笑みを浮かべるとボソリと呟く。

その呟きはフーリの後ろでしがみ付くコイルには届かず、獣の聴覚を持つシロと呟いた本人しか知ることが出来ない呟き。



【最高だ】



たった一言、しかし今のフーリにとっては万感の思いを乗せた一言だった。

その思いに応えるかの様にシロは草原の隅々に届くかのような咆哮を挙げると、短い草の絨毯を風になって走る。


不謹慎なのかもしれない、今の状況を受け入れはしたが、いつかは必ず自分達の世界に帰還すると決めたフーリでさえ、この世界は美しいと感じたのだった。





フーリは気付かれないように笑いを堪えたまま、シロは草原も森のようにどんどん進んでいく、森とは違い遮蔽物がない草原では廻りを見渡す余裕が出来たフーリは、草原のあちこちに小さな生物達がいる事を視界の端にとらえながら楽しむ。


この時になってフーリには初めて余裕が生まれたのかもしれない、だからなのか、その視界に映った"モノ"が気になった。


「…シロ!!止まれ!!!」


フーリの突然の命令に急停止するシロ。尋常でない速度で走っていたので、止まる為にシロは地面に爪を立てる。

ガリガリとズザザザといった音を出しながら地面を抉って止まったシロの背中で、コイルはなんとか振り落とされまいと前のめりになりながら耐える。


そして随分と地面を抉りながらも、なんとか止まったシロに安慮の溜息を吐いたコイルは、フーリに訳を聞こうとしたが、彼はお座りの状態になったシロの頭の上へ背中から飛び乗ると、遠くの方を睨む。

怪訝に思ってコイルがフーリに聞こうとした瞬間。地面に大きな影が出来る。


今度は何が起こった?と頭上を見たコイルの目線の先には、上空から降下してきたクロの巨体が視界一杯にあった。


「ケンちゃんも"あれ"が見えたの~?」


クロが地面に降り立って直ぐに、クロの背中に乗っているありすが緊張感のない声でフーリに聞く。

クロに乗っていた他の2人も"あれ"について知っているようで、表情を硬くしていた。


「ああ…、少しだけだがチラッとな…。

 上から見た感じは、どうなってんだ?」


『襲われているのでしょう、小型の飛竜の姿を数頭確認できます』


クロの返事にコイルは理解出来た。"あれ"とは、その飛竜に襲われている何者かであると。それが人間かどうかはこれだけではわからないが、なんとなく雰囲気でそうなのだろうと当りを付けたコイルは、シロの頭へ移動する。


「フーリ、僕が"見る"よ。

 どっちの方角か教えて」


「頼む、方角はあっちだ」


フーリが指差した方向、森が疎らに存在する場所へ視線を向けると、コイルは弓使いにとって生命線とも言えるスキル『望遠』を発動する。

このスキルは自分の任意で倍率の変化をおこない遠くの標的を見ることが出来るスキルで、扱いが少し難しい。このスキルに慣れていないプレイヤーだと倍率の調整に失敗してしまい、なかなか標的を見る事が出来ない。

しかし、コイルはそんな失敗はしない。もう何百回と使ったスキルで、一発で標的をとらえ、さらには大体の距離なども割り出す事が出来た。


「…見えた、確かに飛竜?が馬車の集団を襲っているよ。

 飛竜は全部で7体、襲撃を受けているのは人間で、馬車の周辺には兵士みたいな人が固まっている。

 …その周りには倒れてる人もいるよ」


「…そうか、馬車の集団の規模は?それと、その連中で飛竜は退けられそうか?」


「馬車は5台、人間は正確に数えられないけど、100人近くはいるんじゃないかな?

 見た感じだと、飛竜を相手するのは厳しいかな…」


フーリはそこまで聞いて悩む。人間に接触してこの世界の情報、もっとすれば元の世界への帰還方法について知ることが当面の目的だ。

しかし、こんな事態での遭遇と接触は少し考えモノだ。確かに情報を掴むチャンスではあるし、馬車が5台で兵士が100人はいることから、あの襲われている集団は金持ち、この世界に存在するか知れないが、貴族や国の重要人物ではないのか?


情報が少なすぎて判断が難しいが、自分達が望む情報を持つ可能性も高い。


「あっ」


そこまで考えていたフーリにコイルの抜けた声が聞こえた。


「どうした?」


「え~…、なんて言ったらいいかな、うん…。

 多分だけど、あの集団を助けた方がいいと思う」


コイルの曖昧な応えに首をひねるフーリ。


「何でだ?」


「あの集団の兵士の中に僕らがここの来た原因の"箱"と同じ歯車を出している人間が何人かいるよ。

 色は違うけどね…」


何でもない所から出たその答えに4人の表情は変わった。


フーリは素早くここから馬車の集団に近づいてから取る行動について考えると、仲間の表情を見る。ありすは楽しそうに笑い、謎謎とリグリットは緊張した真面目な顔をしてフーリを見る。

隣のコイルは「どうする?」と言って今も『望遠』のスキルを使い馬車の集団を観察しているが、その表情は緊張している事が見てとれる。


フーリはもう一度ありすへ視線を向ける。


「ありす、あの場所へ向かうがいいか?」


「私も興味があるから良いよ~」


ニコニコ顔のありすから許可も出た。

フーリはシロの頭から地面へ飛び降りると、全員に聞こえる声で言う。


「今からあの集団の所に行って、飛竜を蹴散らすぞ。

 クロには俺とリグレット、そしてコイルが一緒に乗って先行する。

 ありすと謎謎はシロに乗って来てくれ。俺達が成るべく飛竜の数を減らすが取り零しがあった場合には頼む、それと謎謎は俺とリグレットにステータス上昇のポーションをくれ。

 コイルには精神系のポーションをやってくれ」


「わかった」


それぞれが行動を始め、謎謎から先行する3人はポーションを受け取るとその場で煽る。

そしてクロにフーリとリグレット、コイルが乗る。


「クロ、最速で頼むぜ」


『はい、お任せください』


「ケンちゃん!」


クロが飛び立とうと大きな皮膜の翼を広げた所で、ありすがフーリを呼ぶ。

その表情は何時ものニコニコ顔ではなく、真面目なモノだ。


「怪我しちゃだめだぞ♪」


声は弾んでいるのに、顔は至って真面目。こいつはなんて器用な事を、と思ったフーリは苦笑をすると右手で拳を作ると軽く持ち上げる。


「おう、お前らが来た時には全部平らげてるからよ、ゆっくり来い」


そう言った瞬間、クロが大きく翼を動かすと一瞬の浮遊感が襲う。そして次の瞬間には正面からの強い衝撃が襲ってきた。

クロは上昇したと同時にトップスピードになり、シロとありす、謎謎を置き去りにして集団の場所へ向かった。


「本当に怪我しないでね…」


ありすは既に遠くへと離れるクロの背中を見ながら呟いた。





クロに乗り先行する3人は既に肉眼で飛竜と、その飛竜に襲われる集団を捉える事が出来た。


コイルはもうすぐそこに存在する"現実"を目の当たりにして、昨日話したフーリの言葉を思い返していた。


「(覚悟するのと殺す事は違う)」


そうやって言い聞かせるが、目の前に見える"人間の死体"を見て思う。

どんなに崇高な言葉で心を飾ろうとも、コイルは死体を見てこう思った。


【あんな風には成りたくない】


コイルはとにかく死にたくないと、生きたいと思った。

自分が生きるためなら、どんなに汚く卑怯な手段を使ってでも生きてやる!


だが…、どんなに汚くて卑怯な手段を使ったとして生きても、仲間の死ぬ姿は見たくないとも思う。


コイルは自分の前には座るフーリの背中を見る、そして自分の肩を掴むリグリットを意識する。

そして、もしも2人が死んだ時を想像して、やはり"嫌だ"と感じた。


自分はまだ覚悟なんて出来ない。でも自分は死にたくない、そして仲間も死んで欲しく無い。


だから、人間を殺すことに覚悟出来ないなら、"仲間を絶対に守る覚悟"をしようと決めた。

そうすれば弱く惨めなこの自分を少しは励ます事が出来るから。


コイルは自分の考えが可笑しくて、笑いを堪えるが肩が揺れてしまう。

それに気が付いたリグリットがコイルを掴む手に少し力を入れる。


「コイル、大丈夫か?」


耳元で囁かれたというより、耳元で怒鳴られたコイルは何て雰囲気の無い、と想いまた笑う。


「大丈夫だよ」


少し顔を後ろに向いたコイルの顔が笑っている事に、リグリットは怪訝な顔をするが、直ぐにそんな表情は引っ込める。

どうやら彼女の中では勝手に納得されたらしい。

そんな彼女から目を離し、前を向く。


そこには現実が牙を剥き、立ち向かう仲間がいる、コイルにとっての『戦場』だ。



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