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第26話〜いつもより余計に匠をイジっております〜

さぁて今日もヒマだぜ。いやね、智則編も終わって次のネタ探すまで休んでて良いよ。って言われたんだけどやっぱヒマ…え? あ、こういう事言っちゃいけないの?


ふぅ、いよいよヒマ人だ。仕方ない、ゲームでもやるかな。


言っとくが俺のゲームの腕前はかなりの物だぜ。


格ゲーやシューティングはもちろん。脱衣麻雀で毎晩ニヤニヤしてるし、恋愛ゲームじゃ俺は〈お兄ちゃん〉だ。…いや、最後のは忘れてくれ。


最近ハマッてるのが育成だね。その名もチョメットモンスター。縮めてチョメモン。


内容は極めて簡単。自分がマスターとなりモンスター同士を戦わせ、育てていくやつだ。


敵として出てきたモンスターを捕まえれば、自分で育てる事ができる。


しかし、それも全クリしてしまった。そのため、今までずっとレベルを上げてた。全クリしたゲームの。マジつまんねぇ。


もはや俺のモンスターは最強レベルだ。


とりあえず物語が始まる最初の町へ帰ってきた。


草むらからモンスターが飛び出してくる。


LV:99の俺のモンスター。

LV:2の全キャラ中最弱モンスター。


俺はそのモンスターを捕まえると、ニックネームをつけた。


〈タクミ〉


そのモンスターを連れてラスボスへ。


『ハーハッハッ!タクミが死にやがった!マジ使えねぇ!』


でもアイテムでタクミは復活する。


『アーハッハッ!最高だよタクミ!お前の防御力であの攻撃に耐えられんの?無理だよね!粉砕だよね!でもアイテムで復活だから!お前の一生は生き地獄だから!ウヒャヒャァ☆』


ふう、飽きた。


しかしこんな事を徹夜でやってる俺ってどうよ?


お天道様も出てきて今日は良い天気だ。少し寒いけどね。


あ、そうだ。学校でも行くかな。


俺は携帯を手にして匠に電話をかける。


『匠い〜?今ヒマあ?』

「おぉ〜。かなりヒマ」

『学校行かね?』

「お、良いねぇ。じや智則でも誘うか」


なんて高校生として当たり前の会話を済まし、匠と智則が俺ん家まで迎えに来た。


『よし、行くか!』


「「おう☆」」


俺、匠、智則の三人はに学校へ向かうため駅へと向かっていた。


こうして友達同士で登校できる。ましてやこの三人でだ。一年前の俺としては考えられない事だ。


他愛もない話しだが、これが友情なんだよね。


なんか今回の俺ってカッコ良くない?


…なんて、自分に浸ってる内に学校到着。


今更だが俺達が通う高校は『かんばし駅から一駅隣高校』だ。なんとも読者に分かりやすい名前だこと。


ちなみに舞とリョータは『かんばし駅から二駅隣高校』だよ。


学校は三階建てで共学。校舎は小さいのに校庭が広いのが我が校の特徴だ。


しかも階段がかなり急ときている。男子諸君、これがどういう意味か分かるかな?


そう、スカートが短い子が前にいればパラダイスなのさ。


しかも今まさにその状況。さらにその子は可愛いときてるもんだから、オヂサン嬉しいよ。


その娘は後ろに俺達がいるなど知らず、やや小走り気味に階段を上がる。朝から何か嬉しい事でもあったのだろうか。


その度に揺れるスカートがチラリズムだぜ。


…………………チラ。



よし、紫のレース、チェック完了だ。

ごちそうさまでした。


『匠がパンツ見てるぞ!』

「バ…見てねぇよ!」


フッ、匠よ。今のお前の台詞は失敗だぜ? なぜならお前が〈匠〉という事が女の子にバレてしまったのだから。


黙っておけば誰が匠だろう? ってなったかもしれないというのに。


ほら、女の子が振り向いて匠の事を凄いガン付けてるよ。


『全く…いい加減にしてくださいよ?パンツ隊長』


「誰だよパンツ隊長って!」


『あとそれから…女の子に〈パンティいくら?〉って聞くのも辞めて下さいよ?パンツ隊長』


「言った事ねぇよ!」


はい、お約束通り、匠がビンタされました。


そして教室に到着。そういえば、もうそろそろ俺達も高三になるのか。思えばこの教室に初めて入ったのが第二話だったな。


『おはよぉ、たく○』


「そのネタ二話で使ったから!」


『てめぇ○あんま調子こいたツッコミだと○腕ひきちぎるかんな?』


「伏せ文字ズレてるよ!?グロいから!」


…と、まぁ教室に入る時は俺達はいつもこんな感じなのさ。


「ん?おぉ、久しぶりじゃないか。明、匠。それに智則の話も聞いてるぞ」


もう本当に久しぶりですね山崎先生。


「てっきりもう来ないと思ってたよ。で、今更何しにきたんだ?」


『ハッハッハッ、全く…冗談は顔だけにして下さいよ』


「ハッハッハッ、いや…冗談じゃなくて。お前ら三人は単位足りないから進級できないよ?」


「「な…なにぃー!?」」


まぁ確かに、最後に学校来たのかなり前だもんね。半年以上行かなかったら、そりゃ単位不足ですわ。


そもそも作者の更新が遅いんだよ! 今度道端でタンポポが咲いてるの見かけたら踏み潰してやる!


「先生、これでどうにか」


そう言いながら智則が札束をポンと先生に渡した。

先生はそれはもう嬉しそうに札束を数え始めたよ。


「智則は入院してたんだし仕方ないか。免除!」


あぁ…俺は今、教師の見てはいけない姿を見てしまった様だ。


「おはよおございます」

「おはケロぉ☆」


『あ、友美ちゃん!正美!大変だよ。俺達、単位が足りないから進級できないって』


「はい?私はちゃんと学校来てましたよ?中盤は出番もなかった事ですし…」


わぁい、ゴメンね。

そして今まで目立ち過ぎた自分が憎いぜ。…フッ。



「ウチも単位足りなかったけど、山崎にパンツ見せたら許してくれたケロ」


んなコト暴露すんじゃねぇよ。匠が泣いてるぞ?



「…ゴホン、どうでもいいが…二人はどうする?方法はなくもないが…?」


「何でもやります。だから何とか…!」


「ふむ、では明と匠には私の作る映画の手伝いをしてもらおう」


まだ作ってたんですね。


…と、言う訳で俺達は進級を賭け、山崎先生の手伝いをする事になりました。



ーーーーーーー。


「さて、時刻は午後四時。授業を終えた生徒は下校し、あんなに賑やかだったこの教室には私達しかいなくなったわけだ」


場面が切り替わっての状況の説明、ありがとうございます。


それにしてもいつの間にか教室にはバカでかいカメラや照明スポット、さらには音声マイクと…ってか、こいつ教師辞めろ。


とにかく大掛かりなセットをよくも揃えたもんだ。


「欲しかったんだよなぁ、この〈誰でも簡単☆映画監督セット〉。さっき智則から貰った……ゴホン、こつこつ貯めた貯金で…」


今チラッと真実が聞こえました。


ってか〈誰でも簡単☆映画監督セット〉って何だよ。


「さ、撮るぞぉ〜」


『はぁ〜い…って、俺と匠が出るの!?』


「当たり前だ。匠は学生服のまま、明の衣装はこれだ」


そう言って渡された紙袋の中には衣類の感触。


まさか俺が映画に出演できるとは…ああ、スターになったらどうしよう。




(キャー☆イケメン天才スターの明様だ!)


(本当だ!マジ格好良いんだけど!明日告白するから!)


なんて事になるだろう。ウヒョヒョ☆



って事を期待し、衣装着ました。はい、なんでセーラー服なんですか?


「女子高生を見ていたら…完結編だ!」


嘘ぉ〜ん。

忘れている読者は第七話辺りを読んでくれ。


「…ふっ、お似合いだよ。明ちゃん」


ちぎるぞ匠。


窓ガラスに映った俺の姿はまさに格好だけ女の子。

俺の髪型は、分けた前髪は毛先を口でくわえられる長さだし、襟足も肩で遊ぶ程。


全体的に長いため、女の子と偽れる。


ちゃっかりメイクまでされ、恥ずかしさのあまり赤くなった頬、スカートは短めで男なのに下着が見えていないかと心配するモジモジとした行動は、清純派女子高生…と言った所か。


ってか俺男じゃん?

萌えねぇよちくしょ。


「結構可愛くなったな。よし、じゃあまずは匠が明に告白して抱き着くシーンから…」


『待てやコラァァ!!』


匠に? むりムリ無理!

マジきもいから。


「え…良いの?……ポッ」


匠も何ちょっと照れてんだよ!


『こんなん嫌だからな!』


セーラー服を脱ごうとした俺に山崎先生がニヤリと笑う。



「留年?or退学?」

『やりゃあ良いんだろチクショーが!』


もうプライドも糞もねぇぜ。


母さん、腹を痛めてまで生んでくれた息子は今、女の子です。母さん…ゴメンな。



しかし、山崎先生指導の下、深夜に及ぶ撮影は、見事に見回りに来た警備員に見つかり、翌日の新聞の見出しはこう書かれていた。


〈真夜中の指導!男子生徒にセーラー服を着せた教師は何を…!?〉



俺は泣いた。

更新が遅いのにいつも読んでくれてありがとうございます。本当に感謝してます。 さて、実は私自身も進級できるか危ないです(笑 学生の皆さん、ちゃんと学校は行った方が良いですよ。

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